2025年7月26日『アイドルマスター(アイマス)』シリーズが20周年を迎えました。その記念としてブランド越境の合同ライブが開催され大いに盛り上がりをみせました。
また各ブランドとしてもさまざまなイベント・出来事がありました。

本記事では、『アイマス』シリーズ全体を楽しんでいる筆者が、20周年という記念すべき年で印象に残った事を各ブランド毎に紹介します。

◆765プロオールスターズ
初代「アイドルマスター」で今年大きな出来事といえば、やはり8月にKアリーナ横浜にて開催された20周年記念ライブ「THE IDOLM@STER 765PRO ALLSTARS LIVE ~NEVER END IDOL!!!!!!!!!!!!!~(NEI)」です。

筆者は両日配信で参加しました。最初期から最新曲はもちろん、ニコニコ動画で流行した如月千早による「 おはよう!!朝ご飯」こと「メカごはん」や、「とかちつくちて」でお馴染みの「エージェント夜を往く」など20年の積み上げた歴史を感じさせるセットリスト。

そしてDAY2終盤には、アイドルからの“ビデオメッセージ”や、アンコールとして“ティアラ”を身に着けての「Destiny」を披露。笑いあり感動ありの素晴らしい公演でした。

また、プロデュース体験×複合現実がテーマの「PROJECT IM@S 3.0 VISION」の一環であるxRライブ「961 PRODUCTION presents 『Re:FLAME』」と「高槻 やよい ・ 水瀬 伊織 twin live “ いつまでもなかよし! ”」が開催されました。

さらに「如月千早」の単独武道館ライブ「Oath ONE」が発表され、2026年1月24日開催に向けて記者会見を実施しました。11月には「THE FIRST TAKE」に出演し、「約束」と「M@STERPIECE」を披露。12月21日には“765万回再生”を達成し、ライブへの期待が高まっています。

◆シンデレラガールズ
スマホ向けリズムゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)』が10周年を迎えましたが、7月に“更新停止”を発表。
現在遊ぶことは可能ですが、新規イベントが開催されないという状況です。残念ではありますが、リズムゲームはもちろん過去のコミュを見るなど新規でも楽しめると思います。

ライブイベントでは、『デレステ』にちなんだツアー「 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT STAGE 10th ANNIVERSARY TOUR Let's AMUSEMENT!!!」を3月~9月の期間実施。千秋楽ではすでに更新停止を発表されていましたが、そんな不安な気持ちを吹き飛ばすような盛り上がる内容でした。また、DAY1では機材トラブルにより途中“休憩”が入るも笑いが起きていました。

11月にはxRライブ「CINDERELLA GIRLS fes. Once Upon a St@rs(通称デレフェス)」と、各種企画を実施するイベント「デレフェス STARLIGHT ALLIANCE」が幕張にて実施。中でもCygamesのフラワースタンド「Utopinya(ゆーとぴにゃ)」が話題に。力を合わせてぴにゃこら太を回すその姿が、“地下労働”みたいだと注目されていました。

◆ミリオンライブ
ミリオンライブは2つの大規模なライブイベントを実施。一つは約8年振りとなる765PRO ALLSTARSとミリオンスターズによる合同ライブ「THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS HOTCHPOTCH FESTIV@L!! 2」です。“765プロ”を感じる素敵なライブでした。

もうひとつは「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 12thLIVE」。
11thライブが延期となったため、ここで“主演公演”が初お披露目となりました。公演内容について、主演となるアイドルにフォーカスしたものとなっており、『ミリシタ』で行われているような公演を思わせるようなセットリストと演出で非常に満足感のあるライブでした。

それ以外ではゲーム内の新シリーズ「BATTLE OF THEATER」が開催。アイドルたちが全6チームに分かれて順位を競うイベントで、現在も進行中です。さらに、これに合わせてマスコットの人気投票バトル「BATTLE OF MASCOT」が開催。

ミリオンライブのマスコットで真っ先に思い浮かぶのは「チュパカブラ」。アニメやグッズなど事あるごとに登場し、さらに「Do the IDOL!! ~断崖絶壁チュパカブラ~」という楽曲があるほど知名度があるため優勝候補と言われました。

しかし、まさかの1回戦敗北しコミュニティもざわつく事態に。一説には「おふろアヒルちゃん」が勝つとアイドルのお風呂シーンが増えるため、投票を集めたと囁かれていました。

◆SideM
SideMは10周年記念イベントを2024年11月から2025年7月にかけて全国5都市で実施。そして、ツアーのフィナーレを飾る集大成ライブ「THE IDOLM@STER SideM 10th ANNIVERSARY ST@GE ~P@SSION-ING!!!~」が、2025年7月にKアリーナ横浜にて開催されました。

筆者はこのライブに参加しておりませんが、ほぼ約4時間ノンストップで両日合わせて138曲が披露されて話題となったことは把握しています。
ほぼ立ちっぱなしということもあり、開演前の注意事項「休憩を設けておりません」で盛り上がる所も、DAY1を体感したプロデューサーたちがDAY2では体力温存のために控えめになっていたと聞いています。

また、SideMはXRライブを積極的に実施。10月・11月には“バトル”をテーマにした「315 Production presents F@NTASTIC BATTLE FES ~Who goes first~(通称、バトルフェス)」が開催されました。筆者は「MOIW2025」へ向けての予習のため、SNSや知り合いがオススメしていた大阪DAY2夜公演をアーカイブ配信で観ました。

セットリストは「MOON NIGHTのせいにして」といった有名曲やユニットの代表曲、盛り上がる曲が集まっていて非常に楽しめました。また、アイドルらしいMCや客席との自然なやりとりなど見どころ満載でした。冒頭無料配信もあるのでぜひともご覧ください。

◆シャニマス
シャニマスは特にライブイベントが多い1年でした。1月はシーズとコメティックによるXRライブ「283 Production LIVE Performance [liminal;marginal;eternal]」が開催。これがとにかく尖った演出で話題になりました。

1時間ほどのループ動画からライブ告知が行われたことや、DAY2[odd;2]にて、ライブ中に突如、アイドル「緋田 美琴」が(イベントの演出による体調不良で)で出演が見送られたことです。

野暮ではありますが、この出演見送りがXRライブとしての演出ということは理解できます。
中にはその後、ユニットの相方である「七草にちか」のパフォーマンスに感動したという意見もありました。

しかし、さまざまな都合でその公演しか現地参加できない人にとっては存分に楽しめなかったことや、プロデューサーとして無理はさせないという意見など賛否両論となるイベントでした。筆者は“シャニマスらしい”尖った演出が好きですが、せめて通し券は用意しておいた方がいいのではと思いました。

キャストのライブでは、アニメを踏襲した「Over the prism」が3月、独特の世界観のユニットライブツアー「円環 -Halo around-」そして「 螺旋 -Halo around- “The origin on the axes” 」を6月~10月にかけて実施しました。

そして、「螺旋」で新ユニットプロジェクト「PJ: REFRAC7IONS(プロジェクト:リフラクションズ)」を発表。アイドル28人が、これまでとは異なる7組の新ユニットを結成するというものです。

その第1弾「I'm a Cutie Finder(通称、アイキュー)」が11月に登場。楽曲「カウントダウンラブ」や、カップリング曲「KAWAII(ハート)めたもる交響曲」のネットミームだらけ2DMVが話題に。コミュニティ内でも園田智代子の歌唱パート「そろりそろりと参ります!」がシャニマス流行語大賞となるなど盛り上がりをみせました。

◆学園アイドルマスター
リリースから約1年が経った『学マス』。ライブイベントでは1stライブ「学園アイドルマスター The 1st Period Spotlight Star / Harmony Star」が開催され、執筆現在(12月)まで実装されていないユニット曲の披露など、大ボリュームの内容となりました。さらに、新たな親愛度シナリオ「STEP3」実装を発表。
紫雲清夏を皮切りに続々と実装されています。

また、9月には「学園アイドルマスター クラス対抗初星大運動会」が開催。解説としてアニメ「アイドルマスター」プロデューサー役の赤羽根健治さんも登場し、バラエティありライブありの賑やかなイベントでした。最後にはサプライズとして「雨夜 燕」役の天音 ゆかりさんがソロ曲を披露し、実装が発表されました。

◆vα-liv(ヴイアライヴ)
配信活動(ライバー)を中心とする「vα-liv(以下、ヴイアラ) 」は、初の現地ワンマンライブ「PROJECT IM@S vα-liv 1stLIVE -HERE WE ARE!!!-」を3月22日に実施。そして「MOIW2025」前夜祭、本編ではゲストとして出演しました。

気が向いたときに動画・配信を視聴する程度の筆者も、アイマスの一員として大規模ライブでパフォーマンスを披露し、楽曲「ヴヴヴ」のコールで盛り上がったことは嬉しいシーンでした。

さらに、ユニットと個人それぞれに2nd~5thまでのシングル含む十数の新曲を配信しています。そのなかで筆者がオススメしたい楽曲は「CQ」。爽やかな疾走感のある曲調でありながら、ライバー活動をするヴイアラらしいどこか切ない歌詞が印象に残ります。

また個人的に振り返りたいのが、「KPF(北九州ポップカルチャーフェスティバル)」のイベント1枠として灯里愛夏が出演したこと。福岡出身の愛夏にとって凱旋となるイベントかつ、比較的近場ということもあり現地で見届けました。
ソロ曲をすべて披露、地元での凱旋イベントということで想いのこもった内容でした。

◆まとめ
筆者が印象に残った『アイマス』2025年の出来事を紹介してきましたが、ほかにもいろいろとありました。2026年も各ブランドでイベントが目白押し。そして20周年イヤーフィナーレ公演として7月24日~26日京王アリーナ TOKYOにて、ブランド越境XRライブ「MORE RE@LITY LIVE IDOL WORLD SUPER FESTIVAL 2026」開催が決定しています。

すべてを追うのは時間的にも金銭的にも厳しいですが、20周年記念曲「アイ NEED YOU」の歌詞にもあるように疲れたら休みながら無理せず楽しみたいと思います!
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