緊急事態のトラブルに見舞われ続け、本来なら22時には終了する予定だった本大会は、ゲームの順番を入れ替えるなど多くの対応に追われましたが、それでも参加者・リスナー・運営スタッフが力を合わせることで笑顔が溢れる大会に。
◆今年は花鳥風月の4チームが激突!
「ホロ新春ゲーム祭」が開催されたのは2025年1月13日(月)に続いて2年目。以前は2021年より『マリオカート』の大会を「ホロお正月CUP」として4回実施してきましたが、近年はタレントたちの活動が過密になり、練習時間を含むスケジュール調整が困難になったことから「新春ゲーム祭」に企画内容を変更し継続してきました。
主催は「ホロお正月CUP」から引き続き常闇トワさん。「新春ゲーム祭」になった頃から「ホロライブインドネシア」や「ホロライブEnglish」の海外タレントと“一緒に遊ぶ機会”が減っていたり、同じ国内タレントの間でも日々の活動に追われて交流が固定化したりしていたことから、グループ内の交流活性化を主目的にトワさんが単独で企画・主催したものです。
【実施ゲーム一覧】
・『太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル』
・『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』
・『Plate Up!』
・ホロライブ楽曲以心伝心ゲーム
・『マリオカート ワールド』
・『WASD:トリの冒険』(シークレット枠)
・『Golf It!』
【参加者一覧】
■チーム「花」
さくらみこ、星街すいせい、白銀ノエル、角巻わため、桃鈴ねね、クレイジー・オリー、アーニャ・メルフィッサ、オーロ・クロニー、フワワ・アビスガード&モココ・アビスガード(姉妹で1枠)、セシリア・イマーグリーン、一条莉々華、響咲リオナ
■チーム「鳥」
ときのそら、アキ・ローゼンタール、大空スバル、宝鐘マリン、雪花ラミィ、アユンダ・リス、パヴォリア・レイネ、小鳥遊キアラ、シオリ・ノヴェラ、ラオーラ・パンテーラ、水宮枢
■チーム「風」
常闇トワ、AZKi、猫又おかゆ、兎田ぺこら、尾丸ポルカ、風真いろは、ベスティア・ゼータ、森カリオペ、ハコス・ベールズ、古石ビジュー、ジジ・ムリン、綺々羅々ヴィヴィ
■チーム「月」
ロボ子さん、白上フブキ、大神ミオ、不知火フレア、獅白ぼたん、博衣こより、アイラニ・イオフィフティーン、こぼ・かなえる、一 伊那尓栖、IRyS、ネリッサ・レイヴンクロフト、音乃瀬奏
今年は「花」「鳥」「風」「月」の4チームに各12名(「鳥」は11名)が所属してさまざまなゲームをプレイし、獲得したポイントで優勝を争いました。主目的はあくまでも“楽しむ”こと。真剣に取り組む姿勢に変わりはありませんが、どのような結果になっても「楽しめれば良し!」の精神で挑む。ここがもっとも大事なポイントです。
主催者視点に加え、各参加者が個人チャンネルで配信枠を取っていたため見どころは無数にありますが、どのチームも和気あいあいと雑談したり、所属チームに声援を送ったり、参加したゲームに没頭するあまり無言になったりして、ここ最近グループ全体を覆っていた重い空気が嘘のようにはしゃいでいました。
◆「#ホロ新春ゲーム祭2026」のみならず、「ラミィちゃん1位」もXのトレンドに
今回の企画で目立っていたのは、兎田ぺこらさんが別チームの助っ人として奮闘した『Plate Up!』や、予想された阿鼻叫喚を上回るカオスが巻き起こった『マリオカート ワールド』です。
もともとチーム「鳥」は12名を予定していましたが、都合により11名での参加に。
練習配信の段階ではラグの影響もあり「スパイか!?」とネタにされていたぺこらさん。しかし本番ではメンバーの呼吸がうまく合ってチーム「鳥」は同率1位へ。黙々とハンバーガーを焼くリスさん、効率的に皿洗いをしたキアラさん、ぺこらさんとともにフロアで接客を頑張った水宮さんの、チームとしての努力の結晶です。
その点について水宮枢さんは同配信内にて、「みんないい人だった!」「本当にいいチームだったんだ」と涙声にも聞こえるようすでリスナーに報告。水宮さんはスケジュールの都合で深夜しか練習配信ができませんでしたが、それでも先輩たちに声をかけると、リスさんも、キアラさんも、ぺこらさんも快く練習に参加してくれたそうです。
チーム「鳥」は助っ人として全力を尽くしてくれたぺこらさんに「ありがとう」を告げていましたし、送りだしたチーム「風」も戻って来たぺこらさんに「お疲れさま」と声をかけるなど、チームの垣根を越えた温かな場面が見られました。
もっとも熱戦が予想されていた『マリオカート ワールド』は、一瞬の油断が1位から最下位に転落する超接戦だったこともあり数々のドラマが生まれました。
例えばこのまま行けばトップでゴール!かと思われていた星街すいせいさんでしたが、歓喜の瞬間は一転して地獄の底に。白上フブキさんが投げた甲羅が直撃し、動きを止めたところで後続車に次々と追い抜かれるという悲劇が繰り広げられました。この悲劇に星街さんは普段の配信でも見ないほど猛烈に台をバンバンと叩いて悔しがります。
狙いすまして甲羅を放ったフブキさんが「すいちゃんカチ切れてた? ざまぁねーな星街! へっ!!」と煽ると、星街さんは「お前、次いっしょにご飯行くとき、覚悟してろよ(笑)」と圧を多めに返して仲の良さを見せつけます。またチーム「鳥」の雪花ラミィさんが1位をもぎ取ると、Xの“日本のトレンド”に「ラミィちゃん1位」でランクインするなど、リスナーも一緒になって企画を盛り上げていました。
◆「優しい言葉をかけてもらって涙涙です」(常闇トワ)
大型のコラボ企画といえばスタジオに集うものもありますが、大人数かつ海外メンバーも集うとなるとそうもいかず、基本的に各配信部屋からのオンライン対戦となります。しかしオンライン対戦はタレントそれぞれの通信環境が複雑にからみあうため、時にはなかなかログインできなくなることも……。
本大会も第1ゲーム『太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル』の段階からすでに、音乃瀬奏さんが不具合に見舞われる不穏な事態に。続く『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では回線の致命的な不具合が発生し、約15分の臨時インターバルを挟んで調整することになってしまいました。しかしそれでも安定せず、ゲームの準備が整うまで、結局30分程度を費やすこととなってしまいます。
これらアクシデントは以降も様々な形で発生し、『Plate Up!』ではゲームの途中でクレイジー・オリーさんが落ちてしまったばかりかオリーさんの配信自体もオフラインに。最終ゲームの『Golf It!』では、全参加者が一斉にゲームに参加したのが良くなかったのか、ゲーム本体がクラッシュして中止せざるを得なくなってしまいました。
そんな時に試されるのが各タレント・リスナー・運営スタッフの行動です。トラブルもエンタメ化する強さ、それを許容し、紛れ込んだ「愉快犯」をスルーするスキルが求められます。
例えば『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』でMCを務めることになっていた「さくらみこ」さんと一条莉々華さんは、緊急事態になっても雑談でその場をつなぎトワさんの負担軽減に努めました。
また『Plate Up!』では、チーム「花」のクレイジー・オリーさんのPCが落ちるアクシデントがあり、オリーさんが落ち込んでしまう一幕が。この事態に、みこさんをはじめチームメイトが「元気出して、本番ではこういうことがつきものなんだよ」と励まします。またコメント欄でもリスナーから「しゃーなし」「謝らないでねオリー」など“ねぎらい”の声が多数到着しました。参加チームの中ではとくに試練だらけではあったものの、チームメイトの星街すいせいさんが心配して様子を見に来てくれたりするなど、いい“チームワーク”を見せてくれました。
そのほか面白かったのは、コメント欄に唐突に現れた「t」の文字です。こちらは「ホロライブ大運動会2023」にてアーニャさんが操作ミスをしてしまった出来事がミーム化したものですが、リスナーが熱くなりすぎたり、それに便乗した「愉快犯」が現れだしたりすると、「t」の文字を大量送信したり、トワさんや運営スタッフへの“ねぎらい”のコメントを打ったりして、みんなで不穏なコメントを押し流しました。まさにリスナー側のファインプレーです。
2020年に開催された第1回の「ホロライブ大運動会」でも、サーバーの負荷によるラグで競技進行に影響を及ぼすトラブルが発生したことがありました。あの時も同じように場の空気を損なうことなく立ち回り、タレントも、リスナーも、運営スタッフも一丸となって思い出に残るイベントにしたことを今でも思い出します。今回の企画はまさにその時と似た部分が多く、ホロライブの変わらぬ空気感を感じさせてくれました。
これら不測の事態に対し、トワさんは主催者としての責任を感じて「力不足だった」とエンディングで振り返っていました。しかし“わちゃわちゃ”と楽しい時間を届けてくれてトワさんに、タレントもリスナーも大満足だったはず。
今回は主催者視点だけでなく、各タレントの配信でもそれぞれ違った絡みが見られたり、準備中のようすが見られたりして枠の数だけドラマがあった「ホロ新春ゲーム祭2026」。声をかけあい、困っているタレントには手を貸すという支えあう姿が印象的でした。
ぜひ来年も国境を越えた“わちゃわちゃ”が見たいですね。
なにはともあれ、トワさん、お疲れさまでした。


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