2023年12月の発売以来アップデートが続いている対戦アクションゲーム『グランブルーファンタジー ヴァーサス -ライジング-(以下、GBVSR』)』。

そのシーズン2第5弾のDLCキャラクターとして配信される「イルザ」を先行体験する機会が得られましたので、本稿でその技演出や掛け合いの一部、使用感などを紹介していきたいと思います。


なお今回は試遊バージョンでのプレイとなるため、製品版とは内容や技性能が異なる場合があります。その点だけご注意いただければ幸いです。

◆鬼教官……でありながらも慕われるギャップが魅力なエルーンの女性
イルザは“組織”に属するキャラクターのひとり。ということで、同じく組織に所属するゼタ、バザラガ、ユーステス、ベアトリクスとは同僚という立ち位置になります。特にユーステスは同期ということで、彼の勝利演出の通信相手でもありました。また、前作『GBVS』からベアトリクスと共にストーリー中にも音声のみで登場していました。

組織に関するイベントは人気が高く、原作『グランブルーファンタジー』の周年イベントにも1度選ばれていたほど。

特にカシウスが登場した「Second_Advent」「Spaghetti_Syndrome」「STAY_MOON」あたりは今も印象に残っている方も多いことでしょう。

彼らが属する組織とは、『グラブル』に登場する星晶獣と呼ばれる存在を狩る集団のこと。ゼタなら“アルベスの槍”、バザラガなら“大鎌グロウノス”といった具合に、中でも優秀な人物は封印武器と呼ばれる星晶獣と戦うための強力な武器を所持しています。

今回実装されるイルザも“調停の銃ニバス”を所持しており、『GBVSR』ではこの二丁拳銃を用いた戦闘スタイルで原作通り華麗に戦う姿を見せてくれます。

加えてイルザといえば、その強烈すぎるキャラクター性も特徴。
映画『フルメタル・ジャケット』に登場するハートマン軍曹をイメージしてもらうとわかりやすいのですが、鬼教官っぷりが凄まじいのです。

とはいえ、アメリカ海兵隊の男性ではなく空の世界のエルーン族の女性ということで、口汚く罵られようともご褒美に感じる方もいるはず。しかも、常に怒っているのかと思いきや、粗暴な言動は部下たちに星晶獣狩りという危険な仕事から、なるべく生きて帰ってほしいからという想いからのもの。

ネタバレになるので詳細は避けますが、原作における火属性水着バージョンのフェイトエピソードなどでは、普段の鬼教官っぷりとはまた違った魅力を見せてくれたり、光属性版のフェイトエピソードでは教官になった理由が掘り下げられたりと、知れば知るほど初見の強烈なイメージとのギャップを感じてしまうはず。

そんなイルザは、『GBVSR』でもゼタ、バザラガ、ユーステス、ベアトリクスといった“組織”勢との掛け合いは必見。荒っぽい言動で嫌われてしまっているのかと思いきや、しっかりと部下から慕われているであろうことが見えてくるので、イルザファンは胸が熱くなることでしょう。

(※もちろん、グラン&ジータをはじめとする他のキャラクターたちとの絡みも見逃せません)

ここからは、そんなギャップが魅力な鬼教官・イルザの『GBVSR』における使用感を紹介していきます。

◆意外や意外……ノーゲージ無敵技が無いこと以外はむしろ触りやすい!?
性能に関しては、相手に向かってビームを放つ「セイクリッド・ヘル」、相手に向かってジャンプしながら接近しつつ攻撃を仕掛ける「ヒム」、連続技に便利な「ティニタス」とそこからの派生技といった具合に、立ち回りで便利な技がほとんど揃っている扱いやすいキャラクターという印象でした。

唯一、ノーゲージで使える無敵技がないことが気になるかもしれません。

また、一部のアビリティには ボタンをホールドした時としてない時とで アビリティの性能が変化するといった要素があり、これをその時その時の状況に応じて使い分けねばなりません。

そのため格闘ゲームの基礎的な要素を学べるグラン&ジータ、カタリナあたりよりは操作難度は高めなのですが、使用感自体は思った以上に優しく、初心者からさらに1歩ステップアップしたいという方におススメしたくなるような感覚を覚えました。

加えて、Uボタン(特殊アビリティ)の「ノインバレット」を用いることで、奥義ゲージ下部のバレットの残弾が補充できます。
バレットを使ってアビリティを強化するのは原作と同様であり、これが巧みに格ゲーに落としこまれている点は『グラブル』をプレイしている騎空士の方も嬉しい要素ではないでしょうか。

他にも、水着バージョンが持っているアビリティの「ヘルファイア」で発動できる三式飛翔機雷を扱えるなど、『グラブル』を知っている方だとニヤリとできる小ネタがアビリティの中にも多数存在しています。

この三式飛翔機雷はいわゆる設置アビリティ的な扱いになっており、起き上がりに重ねたり、H版なら呼び出して一緒に攻め込むなんて立ち回りができそうでした。

筆者が特に気になったのは解放奥義の「ラムジェット・オブリタレーター」。少なくとも、筆者は見覚えのないもののように思いました。もしかしたら、最終上限解放が実装された暁にはこの奥義が『グラブル』のほうでも見られる……かも!? と期待してしまいます。

連続技に関しても、トレーニングモードで練習できるものなら、今回の体験中にいくつかマニュアル操作で安定させることができました。対空アビリティ始動の連続アビリティはもう少し運びや威力を研究次第でも延ばせそうな印象もあります。

もちろん格闘ゲームに慣れていない方は、昨年末に実装されたスマート操作やスーパーアルティメット操作で試してみましょう。スーパーアルティメット操作はオンライン対戦では使用できないのですが、シングルモードやVSモードでちょっとキャラクターを動かしてみたいという時は練習なしで扱えるのでピッタリです。

また、スマート操作はオンライン対戦でも使用可能で、何か攻撃がヒットしたらボタン連打で連続アビリティを続けてくれるという優れモノ。公平性の観点から対戦時はキャラクターのHPや攻撃力が低下するなどデメリットもありますが、マニュアル操作へのステップアップにも役立つといった印象を受けました。


以上、“エルーンの女鬼教官”という強烈なキャラクター性とは裏腹に、触ってみると思ったよりも使いやすいイルザのプレイレポートをお届けしました。

2月10日(火)のDLC配信開始までいましばし、PV映像などで聴ける叱責や罵倒を楽しみつつ期待しておきましょう!
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