2026年2月5日にリリースされた『ドラゴンクエストVII Reimagined』(以下、ドラクエ7R)は、初代PS向けに登場した『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』をベースに再構成したリメイク作です。

オリジナル版から数えて四半世紀の時を超えて、この令和に誕生した『ドラクエ7R』を、現代のユーザーはどのように受け止めたのか。
本作をプレイした人たちを対象としたアンケートの集計結果を発表します。

■「正直物足りなかった」:24.7%
今回のアンケートでは、『ドラクエ7R』の評価を3段階に分けて回答を募集したところ、543票の意見が集まりました。ご協力、誠にありがとうございます!

その中で最少数だったのは、「正直物足りなかった」という回答でした。3段階の中では最も低い評価の声が、一番少ないという結果になっています。ただし、この回答を選んだ人の投票率は24.7%なので、圧倒的に少ないというほどではありません。

どんな名作ゲームでも、あらゆるプレイヤーを完全に満足させるのは不可能なため、物足りないと感じる人がいるのは当然の話でしょう。また、オリジナル版に思い入れがあると、リメイク作を見る目も厳しくなるもの。そうした視点も、24.7%という数字を後押ししたのかもしれません。

■「期待以上の面白さでした」:36.8%
3段階の評価でちょうど真ん中に位置する「期待以上の面白さでした」が、アンケートでも2番目に着地。割合も全体の36.8%と、大きく伸びています。

往年ファンから完全新規のプレイヤーまで、『ドラクエ7R』をプレイしたユーザー層は幅広く、期待する点もそれぞれで異なることでしょう。それでも、36.8%の人たちが期待したラインを超えてきた『ドラクエ7R』の実力は、相当のレベルと言ってよさそうです。


■「間違いなく名作! 最高です」:38.5%
このアンケートで最も票を集めたのは、最上級の評価となる「間違いなく名作! 最高です」でした。2番目に多かった「期待以上の面白さでした」との接戦でしたが、票率で1.7%上回り、38.5%の支持を集めて第1位に着地しています。

人形やジオラマを連想させる「ドールルック」と呼ばれるデザインに一新し、職業の兼職やゲームバランスの細やかな設定、シナリオの再構築など、全般的に手を入れるリメイク作となった『ドラクエ7R』。その挑戦を多くのユーザーが受け入れ、高評価を下した模様です。

2番目に多かった「期待以上の面白さでした」と合算すると、全体の75.3%の回答者が『ドラクエ7R』に好意的な反応を示す結果となりました。

■不満から充実感まで、回答者からの生の声をお届け
回答の集計結果は以上となりますが、様々なコメントも併せて届きました。満足した声はもちろんのこと、具体的な不満点も寄せられており、多角的な視点によって『ドラクエ7R』が切り分けられています。

不満点で目立っていたのは、オリジナル版にあった要素の削除についてでした。改善された点を認めつつも、削除によって失われた部分を不満に感じる意見や、物足りなく感じた部分を指摘する人もいました。

一方で、使いやすくなったUI、戦闘時における重要情報の視覚化、ストーリーの追加要素、ドールルックのデザインなど、本作独自の要素を高く評価するコメントも相次いでいます。

『ドラクエ7R』が名作か、物足りないか。その結論は人によって異なりますが、傾向としてはかなり上々の評価と言えそうです。


【回答者のコメント】(一部抜粋)
・カジノと移民の町なし、ストーリーが一部削除と手抜き感が否めない。会話イベント中のカメラワークが悪すぎてキャラの表情が見えないから、感情移入できない。フルボイスでもない。
・カジノや移民の町は社会問題ともリンクするから外されたという説もあるから理解できるけど、オリジナル版で指摘されていたテンポの悪さは戦闘や移動面で十分に改善されたんだから、わざわざクレージュ・リートルード・プロビナのシナリオを削る必要は全くなかった(本当にDLCで遊べるようにしてほしい)
・熟練度システムはもう一考ほしい。掛け持ちやポータブル転職は面白くて便利だったけど。
・前作をプレイしているので物足りなさはありますが、キーファが帰ってきたことには感動しました。ありがとうございました。
・7は初プレイで途中ですが、道具が一つの袋で共有できたりと従来の個人ごとの割り当てではないのでこまめな整理をしなくていいです。また敵の弱点や耐性なども視覚的にわかりやすくやりやすさを重視していると思いました。また一部のストーリーに選択が出来て例の村が救われたのが救いです。
・現代ナイズされて初めて『ドラクエ7』に触る人でも取っつきやすく、シリーズから見ても他に類を見ないドール的なモデリングとフィールドデザインも大変良い。
編集部おすすめ