それから2年の時を経た2026年7月9日に、追加要素を備えた『グランブルーファンタジー リリンク:エンドレスラグナロク』(以下、『エンドレスラグナロク』)が発売されます。次はどんな冒険を見せてくれるのか、発売日を待ち遠しく感じている人も多いはず。
本作の全容はまだ明らかになっていませんが、発売に先駆けてクローズドβテスト(CBT)が実施され、一部の内容を体験する機会が設けられました。
体験できる範囲はチュートリアルおよび3種のクエストのみに限られていましたが、今回のテストの目玉といえば、新実装の「ベアトリクス」が使用可能だった点でしょう。彼女がどのような戦いを見せるのか、CBTテストのプレイ体験をもとに、その手触りをお伝えします。
■基本的なシステムを継承し、快適なプレイ感も健在
『エンドレスラグナロク』は、『グランブルーファンタジー リリンク』を進化させたパワーアップ版とも言うべきタイトルです。そのため、基本的なバトルシステムなどを受け継いでおり、『グランブルーファンタジー リリンク』経験者なら操作面で戸惑うことはないでしょう。
実際、『グランブルーファンタジー リリンク』をプレイ済みの筆者がCBTに参加したところ、クエスト受注に戦闘時の操作など、一連の流れをスムーズにこなすことができました。
ここ最近は『グランブルーファンタジー リリンク』に触れていなかったため、カンが戻らず攻撃や回避でミスをすることはあっても、操作そのものは馴染んだ通りの手応えで、CBTテストの範囲では違和感などはありません。
今回はPS5でテストに参加しましたが、マルチプレイに参加しても目立ったもたつきもなく、戦闘中も特にラグや遅延などは感じません。ただし、回線や時間帯に左右される要素もあるため、あくまでひとつの例としてお考えください。
■まさしく猪突猛進!パワフルな「ベアトリクス」の軽快なフットワーク
肝心の「ベアトリクス」についてですが、作中では「猪突猛進な女戦士」と説明されており、実際の立ち回りもまさしくその通りの近接型アタッカーでした。
特に象徴的なのが、高速で接近して斬りつけるアビリティ「ライディングフリー」です。フェクトをまといながら間合いを詰め、下段から大きく打ち上げるそのアクションは、軌跡の迫力も相まって手応え十分。ベアトリクスらしいパワフルさがあります。
距離を詰めるもうひとつのアビリティ「サンダーバード」は、一度空中に飛び上がってから、相手に向かって飛び蹴りを放つというもの。スタン値が高いという特徴に加え、ロックオンした敵が多少動いても自動的に向きを変えてくれます。そのため、見た目以上に当てやすいアビリティでした。
ただし、飛び蹴りそのものは一定距離に限られているため、敵が突進などをして離れてしまうと、届かない場合もあります。
ベアトリクスの得手は接近戦ですが、遠くに退いた敵に対しても有効なアビリティを所持しています。剣を振りかぶって斬撃を飛ばす「スターチェイサー」を使えば、距離のある相手にも効果的な攻撃を加えることが可能です。
また、空を飛ぶ敵に対しても、ロックオンからの「スターチェイサー」で対処できるなど、猪突猛進ながら対応力の高さが侮れません。
『グランブルーファンタジー リリンク』と同様、今回も戦闘全般のテンポが速く、雑魚からボスまで、戦闘時の距離は流動的に変化します。
雑魚は群れて襲いかかる場合もあれば、散開して広がることもあるため、距離感の見極めが肝心です。また、ボスクラスの敵は高速で移動する場合も多く、間合いを詰め過ぎて突進に巻き込まれたり、攻撃のチャンスなのに距離が遠くてロスが生じることもあります。
そんな本作において、ベアトリクスのアビリティは雑魚・ボスともに立ち回りを助けてくれたように感じました。向かってくる敵に「スターチェイサー」で先手を打ったり、距離が空いたら「ライディングフリー」や「サンダーバード」で詰め寄ってから近接攻撃に切り替えたりと、軽快なフットワークが心地いいばかりです。
また攻撃だけでなく、敵の攻撃を回避する「アンチェイン」や、周囲の敵に「スロウ」効果を付与する「エターナルクエスト」といったアビリティも所持しています。しかも「アンチェイン」は、タイミングが良ければ回避直後にコンボフィニッシュを繰り出せるため、回避からの手痛い反撃に繋げることができます。
多彩な手段で戦況を制するベアトリクスは、パワフルな手ごたえを味わいたい人にとって目の離せない新キャラとなりそうです。
■緩急自在の立ち回り!「クロック・オー・デルタ」で自ら生み出す戦闘のリズム
まずはベアトリクスのアビリティに触れましたが、彼女の戦い方には大きな特徴がひとつあります。それは、「クロック・オー・デルタ」の針を操作することで、「攻撃」「防御」「回復」にそれぞれ特化したスタイルで戦えるという点です。
この説明だけだと、なにやら難しそうに感じるかもしれませんが、ベアトリクスの猪突猛進ぶりはシステム的に馴染んでおり、直感的に分かりやすいものになっています。
まず「攻撃」と「防御」のスタイルは、それぞれ攻撃力アップ、または防御力アップという恩恵を受けられます。それぞれを強化するバフがかかると考えて問題ありません。
そして「回復」も分かりやすく、こちらのスタイルは徐々にHPが回復する恩恵を受けられます。一度の回復量はそれほど多くはないものの、戦いながら自動的に回復してくれるため、連続して攻撃を食らうような状況でなければサポート的な回復手段として助かりました。
またベアトリクスは、コンボフィニッシュをヒットさせることで「エムブラスクゲージ」が上昇し、最大まで溜めたゲージを消費すると「因果喰い」状態になり、攻撃速度上昇やコンボ性能の強化といった効果を得られます。この3種の特化スタイルとエムブラスクゲージの組み合わせが、ベアトリクスの持ち味と言えます。
例えば、「防御」でスーパーアーマーを発揮させながら手早くゲージを溜め、「攻撃」に切り替えてから「因果喰い」状態になってコンボを叩き込む。手痛いダメージを受けたら一度下がり、「回復」で態勢を整えつつ慎重にゲージを溜め直す──そうした立ち回りも悪くありません。
「攻撃」「防御」「回復」の切り替えは、△ボタンの長押しだけ。切り替えのタイミングに慣れれば、使い分けは非常にシンプルです。そして、特化させたスタイルに合わせてアビリティを使いこなし、ゲージが溜まれば「因果喰い」状態で一気呵成。この反撃からの猛攻は、ベアトリクスを操作する上で最もテンションが上がる瞬間でした。
あくまでCBTの話なので、彼女の特徴やアビリティの性能が修正される可能性もありますが、ベアトリクスのプレイ感を一言でまとめると、「戦いのリズムをプレイヤーのペースで作り出せるアタッカー」といったところでしょうか。
攻撃も防御もパワフルな女戦士は、製品版『エンドレスラグナロク』でも猛威を振るうことでしょう。CBTテストの体験を通して、発売日が早くも楽しみになりました。


](https://m.media-amazon.com/images/I/51pHWdWD1sL._SL500_.jpg)






