地下へ追われた人類が、少女型ヒューマノイド「ニケ」を率いて地上の奪還を目指す『勝利の女神:NIKKE』。過酷な世界観はストーリーにも深く関わっており、重厚な展開が続くことも珍しくありません。


しかし、毎年4月1日に合わせて行われるエイプリルフール企画では、この時限りのユーモアたっぷりのイベントや驚きの施策が行われ、プレイヤーである指揮官たちを楽しませています。

2026年も予想外の展開で指揮官たちを驚かせましたが、これまでの催しも印象深いものばかり。今年の催しだけでなく、過去の展開も改めて注目してみましょう。

■オペレーターがまさかのプレイアブル化!?
『勝利の女神:NIKKE』初のエイプリルフールは、2023年4月1日に訪れました。この時の主役は、オペレーターの「シフティー」。普段は通信越しに接する機会しかない彼女が、なんとニケ用の武器を手にして、地上に姿を現しました。

敵であるラプチャーは非常に強力なため、対人用の武器では役に立ちません。そのため、高火力の武器を扱えるニケが唯一の対抗手段となるはず……なのですが、この時のシフティーはなんとニケ用の銃器を手に、ラプチャーと渡り合います。

シフティーの登場はイベントシナリオだけに限らず、限定的なプレイアブルキャラとして実装されました。普通の人間には扱えないはずの銃器を軽々と操作し、なんとバーストスキルまで発動します。

それまでハンドガンで戦っていたシフティーは、スキルカットシーンではガトリング的な重火器に持ち替え、しかし制御しきれず乱射する暴走ぶりを見せます。しかし、その攻撃は非常に有効で、ラプチャーの群れを次々と撃破していきました。


小柄な少女にしか見えないシフティーが、ひとりで人類の敵をなぎ倒す様は、エイプリルフールだからこその圧倒的な光景でした。普段接する機会がないだけに、if的なイベントであっても嬉しい交流と言えます。

■驚きに始まり、セクシーショットで締めくくられるエイプリルフール
2023年のイベントの主役はシフティーですが、指揮官が率いるカウンターズも、エイプリルフールを楽しんでいました。

火力を好むネオンは「火力なんて無駄です! そんなもの、世の中に存在してはいけないんです!」と、まったく本心ではない台詞を口にします。指揮官であれば誰ひとり引っかからない、他愛のない嘘と一目で分かります。

ラピの「指揮官に、指揮官をやめてもらいたいです」という嘘も、同じくらい見え透いています。しかし言葉だけを見ると、かなりきつめの発言なので、心が抉られかねません。嘘の扱いが不器用なあたり、当時のラピらしさが伺えるとも言えるでしょう。

ちなみにアニスは、「私、実は昔アイドルだったの!」と口にしており、当時は嘘なのかと流していましたが、今改めて見ると「嘘」という体が嘘だったのではと……と、色々考えさせられます。

シフティーの大暴れやカウンターズの嘘に付き合い、忙しない一日がようやく終わると思いきや、なぜか自室には半裸のアンダーソンが。待っている間にシャワー室を借りたとのことですが、自室に半裸の男性がいたらどんな気持ちになるのか、アンダーソンには察していただきたいところです。

ただしよく見ると、腹部に機器との接続部が埋め込まれているのが分かります。
その謎は後に明かされますが、まさかエイプリルフールイベントで垣間見せていたとは思わず、周到な伏線に唸らされます。

色々な意味で驚きに満ちたイベントを締めくくったのは、カウンターズの3人組。指揮官が寝ているベッドに忍び込み、何も知らずに起きた指揮官を驚かせようと画策します。

3人ともルームウェアや寝巻など、普段はまったく見る機会のないプライベートな装いなので、実に眼福なサプライズとなりました。

ちなみに、シフティーのプレイアブル化やイベントだけでなく、戦闘時のニケが3Dで戦うというエイプリルフールネタもありました。

■2回目のエイプリルフールは、まさかの「シュエン」が大活躍!?
初のエイプリルフールから気合の入った展開でしたが、2回目となる2024年も負けてはいません。今回はシフティーではなく、ミシリスのCEO「シュエン」が限定的なプレイアブルキャラとなり、バトルにイベントにと活躍しました。

この時のイベントでは、指揮官もエイプリルフールを満喫しようと、様々なニケに嘘をついて回ります。特に影響が(主に悪い意味で)大きかったのは、「私と熱い時間を過ごしてくれる人は、ホテルの704号室に来てくれ」という嘘のメッセージでした。

指揮官に好意以上の気持ちを寄せるニケも多いため、このメッセージを見た彼女たちがホテルに殺到。ブランやノワール、ルピーにロザンナ、プリパティなどが大慌てで駆けつけ、嘘の一言では収まりそうにない事態に発展してしまいます。

そんな乱痴気騒ぎとは別に、シュエンと指揮官が地上へと向かうことに。
しかし、乗ってきたエレベーターが故障し、唯一の銃器は生体認証を済ませたシュエンしか使えないというトラブルに見舞われます。

もはやシュエンが戦うほかなく、彼女が単身でラプチャーに立ち向かうものの、戦闘経験はなさそうで、構えるどころか正面を向くことすらできず、やみくもに撃つばかりです。

この危機的な状況をシュエンも肌で感じたのか、バーストスキルでは通信機でメティス部隊に攻撃を要請します。普段は傲慢で生意気なシュエンが、人目もはばからず救援を求めるビジュアルは、苦渋をなめさせられた経験を持つ指揮官にとって少なからず胸がすく光景です。

このバーストスキルもかなり強力で、ラプチャーをものともしませんが……メティス部隊の3人は、アメコミ調だったりDORO風だったりと、今回も全力でネタに振り切っています。

さらには昨年のシフティーもバトルに合流し、オペレーター&CEOがラプチャーを殲滅するという、エイプリルフールでなければ世界観を揺るがしかねない珍事が繰り広げられました。

(半分は自業自得もあるとはいえ)2度目のエイプリルフールで疲れ切った指揮官を癒してくれるのは、やはりカウンターズの3人組。今回はなんとアンダーウェア姿で、寝ている指揮官の周りを取り囲みます。前回よりもセクシー度が上がった装いを見ることができ、終わりよければすべてよしです。

■誰も予想していなかった……「メカシフティー」緊急参戦!
2023年、2024年と、人気キャラのプレイアブル展開が続きましたが、2025年のエイプリルフールは一味違います。なんと、完全なる新キャラ「メカシフティー」が、電撃的に限定実装されました。

メカシフティー(自ら提案した略称はメッシ)は、字面からも分かる通り、シフティーをモチーフにしたロボットです。
なんと、ニケの代わりとなる次世代兵器を目標として開発されたものでした。

ちなみにシフティーがモチーフになった理由は、彼女自身が「私が強いから!」「銃を撃つのが、上手いから!」と述べています。確かに過去のエイプリルフールで圧倒的な制圧力を見せたのは確かですが、納得するかどうかは指揮官によって意見が分かれるかもしれません。

このメカシフティーは、人間を劣等種扱いしたり、自分の性能を誇示したりと、性格に少々難があります。また、「公権力にはこうべを垂れるのが世を渡るコツ」と、妙に世間ズレした一面も持ち合わせており、一般的なロボット像とはかけ離れているようです。さすが次世代兵器……と理解していいのかは悩みますが。

しかし、その存在感は侮れず、バトルでは両手のガトリングでラプチャーを撃ち抜くほか、バーストスキルのカットシーンではロボットモノの定番である「合体シーン」を披露するなど、ツボを押さえた演出も披露してくれます。

ただし合体後の姿は、元々のメカシフティーそのままなので、パーツごとに一度分離した後、改めて合体しているように見えます。つまり、合体自体には何の意味もないような……?

合体シーン自体には疑問の余地こそありますが、殲滅力はかなりもの。大型爆弾を投下したような大爆発を巻き起こし、ほとんど文字通りの意味でラプチャーを一掃します。

エイプリルフールネタにツッコミを入れるのは野暮ですが、メカシフティーを量産すれば、地上奪還も容易に思えるほどでした。

■年を重ねるごとに加速&暴走する『勝利の女神:NIKKE』のエイプリルフール
しかし、例えエイプリルフールでも、物事はそううまくは進みません。
メカシフティーは、小型から巨大なものまで多数作られており、そのほとんどが暴走してしまいます。

イベント中に同行したメカシフティーや、モチーフ元のシフティーと協力し、暴走集団に立ち向かいますが、このバトルはタワーディフェンス形式のミニゲームで描かれます。

『勝利の女神:NIKKE』のタワーディフェンスといえば、「FOR THE KING」を思い出す人も多いでしょう。基本的なゲースシステムはほぼ同様ですが、敵味方のグラフィックをはじめ、ステージ構成は今回用に作られた新たなバージョンになっています。エイプリルフールネタに、どこまで本気なのでしょうか……!

メカシフティーが、巨大体の「メガメカシフティー」を打ち砕き、一連の騒動は無事に決着。指揮官室にメカシフティーが乱入するといった珍事は起きましたが、2025年のエイプリルフールイベントも無事(?)に幕を閉じました。

ちなみに、その締めくくりを飾ったのはカウンターズの3人……ではなく、なんとシフティーが大抜擢。無防備な足の裏を指揮官に晒し、もみほぐしてもらうというサプライズが発生しました。

直接的なセクシーさではないものの、普段は誰にも見せない足の裏というプライベートな部分に、胸が高鳴った人も少なくないはず。いつもとは少し角度の違う演出により、忘れられないエイプリルフールとなりました。

ちなみに2025年のエイプリルフールでは、劇場版「FINAL BATTLE」の先行上映動画や、新シューティングゲーム「DEAD SPICY」の最新映像を公開。いずれも力の入った映像で、昨年のエイプリルフールを大いに盛り上げてくれます。
また、「ニケ2のプロトタイプ(嘘)」も解禁され、話題となりました。

年を重ねるごとに、尋常ではないほど力が入っていく『勝利の女神:NIKKE』のエイプリルフール。2026年も、さぞかし指揮官たちを驚かせることでしょう。気になる人は、公式Xや『勝利の女神:NIKKE』を直接チェックしましょう。
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