迷宮を旅して、強敵と対峙し、貴重なアイテムを持ち帰る……そんな体験に心が踊るのなら、是非ダンジョンクロール系のタイトルを遊んでください。きっと、止め時が分からないまま、気づくと朝を迎えていると思います。迷宮で何度も全滅しながら強くなる――それがダンジョンクローラーの醍醐味です。
そういうわけで、今回はあと1回だけのつもりが朝を迎えている、そんな中毒体験をしたい人にこそおすすめの5作品を紹介します。
◆『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』(ニンテンドースイッチ/Steam/iOS/Android)
ローグライクの金字塔「風来のシレン」シリーズが14年ぶりに完全新作として登場しました。「1,000回遊べるダンジョンRPG」は今作も健在です。未体験の人も、久しぶりに遊びたい人も、この強烈な中毒性をぜひ今味わってください。
とある不思議な夢を見た、旅の風来人「シレン」と語りイタチの「コッパ」。二人は夢に導かれて小さな島「とぐろ島」を訪れます。そこには海賊の財宝が隠されていたり、とびっきりのお宝が眠っているらしいのですが……というのが今回の冒険の始まりです。
本作は、ランダムに生成されるダンジョンを装備を整えつつ攻略し、なるべくアイテムを獲得して帰還することが目的です。ダンジョンによっては持ち込みアイテムの制限があったり、ボスが出現したりと、冒険は一筋縄にはいきません。
そして一番の恐怖は、ダンジョン内で倒れるとすべてのアイテムが消失すること。たった一歩のミスが命取りです。全財産を失う絶望と、それを乗り越えて踏破した時の震えるような達成感は、本作でしか味わえません。
ローグライクというジャンルを世に広めた「不思議のダンジョン」シリーズ。未体験の人はもちろん、久しぶりに楽しんでみたいという人にも、この中毒性の高さを味わって欲しいタイトルです。
◆『ウィザードリィ外伝 五つの試練』(ニンテンドースイッチ/Steam)
「ウィザードリィ」シリーズといえば、ゲーマーなら誰しもタイトルぐらいは聞いたことがあるかもしれません。古典にして王道のダンジョンRPGが最新ハードで遊べます。
ゲームの目的は「6人パーティを編成してダンジョンに挑み、強敵との戦闘や多数の罠を乗り越え、ダンジョンの最深部へ到達する」ことです。自分だけの精鋭パーティを組み、死と隣り合わせの暗闇を一歩ずつ切り拓く静かな熱狂がここにあります。とはいえ道中は厳しく、かつキャラクターが倒れてしまうと確実に回復できる手段はないため、いかに生き残るかが本作の重要なポイントです。
ウィザードリィといえば欠かせないのが、豊富な職業と多数の種族から選べるキャラクターメイキングです。全8種類の職業から選ぶか、ランダムで与えられるボーナスポイントを割り振って職業を決めるか、どちらでも可能です。
また、本作では追加ダウンロードで冒険者に外見アートを設定することができるため、感情移入度も大幅アップ。絶対に生きて帰りたいと思えるはずです。
タイトルに「五つの試練」とあるように、1本のゲームで複数のシナリオが選べるというのも嬉しいポイント。懐かしさを覚えながらプレイするのも良いですが、これからダンジョンクローラー系を遊びたいという人にもおすすめできる作品です。
◆『HADES II』(ニンテンドースイッチ/Steam)
『HADES II』は大人気タイトルの続編です。ギリシャ神話をベースに、スタイリッシュでダークな世界観と毎回変わるステージというローグライクな性質を併せ持つ、見下ろし型のアクションゲームです。
本作では冥界の不死身の王女「メリノエ」を主人公として操作し、時の神「クロノス」へと挑む物語を体験することができます。個性豊かな神々をはじめとしたキャラクターたちの会話は健在で、シリーズおなじみのキャラクターから今作の新キャラクターまで、展開に応じて様々な形で親交を深めることができます。
基本的な流れは前作と同じで、報酬を見て進む扉を選択し、敵を掃討して報酬を受け取る。報酬で自らを強化して次の扉に進み、エリアの最後に待ち受けるボスを討伐。ただし、途中で倒れてしまったら最初からやり直し。
本作で追加されたアクションに「魔陣」があります。魔陣に足を踏み入れた敵は移動速度が低下。そこをリーチの長い攻撃で掃討する、という攻撃が可能になりました。さらに魔陣を神々から授かる「功徳」で強化すれば、プレイヤーは走り回って逃げるているだけで敵が倒れていく……というビルドも可能です。
ファンタジックな美しい世界観と、爽快感を併せ持つアクションゲーム。ローグライク好きには特に魅力を感じられるタイトルでしょう。
◆『世界樹の迷宮I・II・III HD REMASTER』(ニンテンドースイッチ/Steam)
ダンジョンに潜り、手書きマッピングを行うというシステムが受け入れられ大ヒット作品となった「世界樹の迷宮」シリーズ。ファンも多いこのタイトルが、「難易度選択」や「オートマッピング機能」などの新機能を加えて、HDリマスターによって蘇ります。
本作はキャラクターを作成してダンジョンに潜り、手に入れた素材で新しい武器を生成してパーティを強化していく、ダンジョンRPGです。キャラクターの外見、職業などを決めていきますが、選べる種類が多いため豊富で楽しい選択肢が魅力です。また、過去作では職業によって選べるキャラクターイラストが固定だったのですが、その制限がなくなったことが大きな魅力です。
最大5人のパーティを組んだらいざ冒険へ出発です。職業は偏らせず、役割が噛み合うように編成すると良いでしょう。
強敵に勝つために必要な強化は、主に「レベルアップ」と「武器防具の更新」があります。レベルアップは経験値を貯めることで上昇しますが、武器防具はダンジョンの宝箱から入手したり、素材を持ち帰って新たな武器を作成してもらう必要があります。
本作はファンの多いタイトルで、「世界樹の迷宮」シリーズでダンジョンRPGにハマったなんて人も少なくないはず。最新の技術で新たに蘇った本作、触れてみるのはいかがでしょうか。
◆『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』(ニンテンドースイッチ/PS4/PS VITA)
舞台は怪しげな都「ルフラン市」。そこには忘れられた前人未到の「地下迷宮」があります。プレイヤーは魔女「ドロニア」が所有する、呪われた伝説の書「妖路歴程」となり、最大40体の人形兵「カヴン」を率いて伝説の地下迷宮の攻略へと乗り出します。
プレイヤーは魔法で作られたカヴンと呼ばれる人形兵を率いて探索を行います。なんと最大40名という大規模な部隊を編成しますが、操作はそれほど複雑ではありません。奥深い戦略性を素直に楽しむことができます。
プレイヤーは、8体で構成されたカヴンを5ユニット編成してパーティを構成します。各カヴンは「結魂書」と呼ばれるアイテムが必要で、所属できる人形兵の数や配置場所が示されており、それによってカヴンの性格が決められます。うまく編成できればボーナスを得られる場合もありますので、上手に人形兵を配置しましょう。
プレイヤーたちが目指すところは、前人未到・人跡未踏と謳われる伝説の地下迷宮。もちろんただの迷宮であるはずがなく、それぞれの「区域」へと分かれており、別世界のような空間が広がっています。
謎めいた地下迷宮の探索を、心ゆくまで楽しめる本作。最大40名のパーティという独自要素には慣れが必要かもしれませんが、発売からしばらく経ったいまでも人気のあるタイトルです。
今回はダンジョンクローラー系のタイトルを5本、紹介しました。
こう並べて見ると、ダンジョンがランダムであるかないか、キャラクターメイキングがあるかないかなど、一言にダンジョンクローラーといってもそれぞれの個性がキラリと光るタイトルばかりとなりました。気になるタイトルはありましたでしょうか?
もしこの記事を読んで興味を持ってもらえたら、筆者としても非常に嬉しく思います。
それでは、良いゲームライフをお楽しみください。


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