『スト6』部門では、各選手が“3先”を2巡行い、総セット数で勝敗を決する形式を採用。DAY1では、ぶいすぽっ!チームが10-12と僅差で追う展開で終了しました。
迎えたDAY2では、フィギュアスケート選手・宇野昌磨さんが神成きゅぴさんと対戦し、1巡目3-2、2巡目3-0と勝利に貢献。結果的にライバルチーム側が23-15のスコアを残し、残念ながらぶいすぽっ!チーム側の敗北で幕を閉じました。
今回は、神成きゅぴさんと対戦した宇野昌磨さんにインタビューを実施。アウェイの舞台で感じた手応えや試合中の戦略、そして今後のストリーマーイベントの意気込みについて話を伺ってきました。
◆弟が藍沢エマさんの大ファンで、“大量の連絡”が来た
──今回のような大規模ストリーマーイベントへの出場はあまり経験がないと思いますが、新たな発見はありましたか。
宇野:完全なアウェイだったことです。僕は普段、大会やイベントに出る時は基本的に歓迎される立場なので、今回のように自分がやられたときに歓声が沸くというのは初めてでした。ただ、このようなアウェイの場でも大歓迎ですね。今後、機会があればいくらでも出場したいと思いました。
──たしかに、ぶいすぽっ!ファンの声援には迫力がありましたね!
宇野:僕の弟が、藍沢エマさんの大ファンなんですよ。
僕は挑戦する立場でしたけど、イベント自体の構成としても単に楽しいだけではなく、失敗が許されない「一発勝負の場」になっているのがめちゃくちゃ良いなって思いました。挑戦し続けるというのがスポーツでもあると思うので、面白い楽しいだけに留まらず、目標に向けて「できないことをできるようにする」という勝負事の醍醐味があるような場を作ってくれたことに感謝していますね。
──試合は1巡目が3-2という接戦で、そこから2巡目に3-0と巻き返しましたが、ここまで余裕をもった勝利に繋がった理由を教えてください。
宇野:対戦ゲームなのでまず1巡目で相手の苦手な部分や、自分の行動に対してどういう反応をするのか見ていました。ただ、プロのように試合中、スピーディーに選択肢を切り替えるのは難しい……。
僕は攻める側の準備をしてきましたが、相手は僕のキャラクターが特殊なので「これにはこれ」というような受ける側の対策をしてきたと思うんですよ。
僕は一歩先を考えて、「相手がこれに対してこうしてくるなら、さらにこうする」というその対となる対策を持ってきていたので、2巡目はその対策がかなり刺さって余裕を持っての勝利に繋がったんじゃないかなと思います。
──具体的にはどのような対策が機能しましたか?
宇野:神成きゅぴさんはクラシックで操作されているので、対空は出しづらいだろうというのが分かっており、飛び多めの立ち回りをしました。なかでも、めくり飛びを落とすのって難しいんですけど、かなり高精度に対処されていたので、逆に手前の飛びを入れたりしていましたね。
対空に意識を割いている分、それ以外の部分が見えづらくなると考えて、飛び以外にも色々な技を合わせて戦っていました。
──その対策が、2巡目での3-0という圧倒的な勝利に繋がったんですね。
宇野:そうですね。1巡目が終わった後にインターバルがあったので、その間に内容をなんとなく振り返って「これが有効だな」というものを整理しました。
その上で、自分がリスクを負わずにリターンを取れる行動を徹底して続けた結果が、あのスコアにつながったと思います。
──試合中に「これは勝てる」と感じたポイントはありましたか。
宇野:試合中に相手の勝てるポイントを見つけたというより、自分のキャラの強みを押し付けただけです。僕のキャラは高火力で、ジェイミーは空中攻撃への対応が弱いので、まずそこを突きました。その後、相手がそこに対応してきたのを見て、さらにそれを潰す選択肢も用意していたので、そこからは有利な読み合いが続いたという感じです。
◆試合中に“笑み”を浮かべていたのは「マジですごいな」と思ったから
──1巡目の1-1になった場面で笑みを浮かべていたのが印象的でしたが、そのときの心境を教えてください。
宇野:単純に「マジですごいな」と思っていました。僕のキャラは対策が難しいので、もっと崩れると思っていたんですが、ここまで対応してくるんだと驚きました。
2巡目は間違いなく対策のおかげだったんですが、1巡目は本当にどちらが勝ってもおかしくない内容で、正直運が良かったと思います。
──相手の対処に驚いたということは、対戦する前から勝利する自信があったんですね。
宇野:ありました。自分の方がランクも上でしたし、この1週間は色々な方に教えていただきながらかなり練習しました。配信で見せている時間は練習の5分の1もなくて、裏でずっとプレイしていました。
強い人とも多く対戦していたので、その経験が活きたと思います。ハイマスター帯にも到達していて、1650前後で上下を繰り返している状態ですが、確実に実力はついていますね。
──宇野さんは『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ(以下、スマブラ)』も非常にお上手ですが、『スト6』との違いはどう感じていますか?
宇野:『スマブラ』よりも『スト6』の方が自由度が少ない分、理論的に説明しやすくて始めたときから自分に合っていると思いました。スケートでも納得した上で練習するタイプなので、理由が明確な方がやりやすいですね。
『スマブラ』は直感的な要素が強く、トレーニングモードも少し物足りないので、何を練習すればいいか分かりづらい部分がありますし、僕には自由に楽しむくらいがちょうどいいかなって思っています(笑)。このイベントのおかげで、真剣に勝ちたいと思ったときの日々の練習がめちゃくちゃ楽しくて、より『スト6』をプレイを続けたいと思いましたね。
──モダン操作からクラシック操作に移行する予定はありますか。
宇野:しばらくはモダンでいけるところまで行きます。僕が楽しいと感じているのはモダンでコンボを簡略化してもらい、差し合いや読み合い、対策に取り組むという部分なので。
クラシックは余裕ができたら考えますが、現状はモダンで十分戦えると思っています。魅力的な新しいキャラクターが出て、クラシックでプレイしたいと思ったら検討するかもしれません。
◆「『LoL』はプレイしたら“終わり”」
──今後の目標は決まっていますか。
宇野:目標をくださいという感じです(笑)。もう一つ呼ばれていたイベントがあったんですが、どうしてもスケジュールが合わず……。
──ストリーマーイベントには、精力的に参加されたいんですね。
宇野:どんどん出たいです。0円でも出たいくらいです(笑)。
──『スト6』の前に開催されていた『LoL』や『VALORANT』の演目はご覧になりましたか?
宇野:見ました。『LoL』自体はプレイしたことはないんですが、昔『Vainglory』というゲームに鬼ハマりしていて、『スト6』のレジェンドランクのようなかなり高いレベルまでプレイしていました。
──今後、『LoL』など別タイトルへの参加の可能性はありますか。
宇野:『LoL』は…プレイしたら終わりだなと思っていて…(笑)
全員:(爆笑)
宇野:絶対に全てを捨てないと僕がプレイしたい『LoL』はできないと思っているので。一旦は『スト6』と『スマブラ』を続けたいです。
──ありがとうございました!
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<宇野昌磨さん 関連リンク>
YouTube :https://www.youtube.com/@shomauno424
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