2026年も4月に入り、早くも1/4が過ぎました。ゲーム業界も新年度に突入し、今月も様々な話題作の登場が控えています。


今回も目移り必至のラインナップなので、どの作品に触れるか迷ってしまう人も多いはず。そこで本記事では、4月に発売されるタイトルから注目作を独断でピックアップし、その魅力や特徴をお届けします。今後のプレイ予定の参考にどうぞ。

■『トモダチコレクション わくわく生活』:2026年4月16日発売
NSW

王道的な作品から個性派まで、任天堂は様々なゲームを手がけてきました。その中でも特にユニークなシリーズのひとつが、プレイヤーが作成したMii(アバター)たちが自由に生活する様子を見守る『トモダチコレクション』です。

本シリーズはニンテンドーDSと3DSに展開されましたが、2作目の『トモダチコレクション 新生活』以降、しばらく展開が止まっていました。しかし、2作目の発売から数えて約13年ぶりに、最新作となる『トモダチコレクション わくわく生活』が2026年4月16日に登場します。

時に世話を焼きながら、Miiたちの暮らしを観察するという基本的な遊びはそのままに、生活や交流の幅は大きくパワーアップ。恋に落ちる出会いや、落ち込むMiiを励ますやりとり、仲を深める交流、勇気を振り絞る告白など、Miiたちが見せる人間模様が広がっています。

また、住民となるMiiのキャラクターメイクもきめ細かく、容姿や髪型、体形に性別はもちろんのこと、恋愛対象の性別(複数設定も可能)も任意で決められます。

プレイヤーが決められる範囲もある一方で、Miiたちが織りなすドラマは千差万別。予想外の展開を辿ることも少なくありません。
この世界の日常は、覗くたびに刺激に満ちたひとときを提供してくれることでしょう。

ファンが長年待ち続けた待望の最新作『トモダチコレクション わくわく生活』で、友達や憧れの人にそっくりのMiiを作るもよし、0から創作して楽しむもよし。自由な発想で膨らむ日常観察を、マイペースに楽しめる1作です。

■『バニーガーデン2』:2026年4月16日発売
NSW/Steam

“お紳士様向け”な作品で知られるqureateの名を一躍広く知らしめたのが、2024年に発売された『バニーガーデン』です。本作は、タイトルと同名の憩いの場を舞台に、そこで働くキャストと交流しながら関係を深める恋愛ADVで、ターゲット層である“お紳士”を中心に好評を博しました。

明るく健気な「花奈」、インドア系オタクなギャル「凜」、鋭い毒舌がクセになる「美羽香」の3人に魅了され、足しげくバニーガーデンに通う=本作のプレイに熱中した人も少なくないでしょう。

そしていよいよ、この『バニーガーデン』の続編にあたる『バニーガーデン2』が、2026年4月16日に発売されます。ヒロイン3人の続投はもちろん、妄想癖のあるツンデレ「英梨紗」、ミステリアスな「黒音」、小悪魔系の「瑠那」といった新たなキャストが3人加わり、紳士の社交場を大いに盛り上げます。

お酒を交えた交流では、心のガードも緩くなりがち。親しくなるほどに、意外な一面を見せてくれます。ただし、話した内容を忘れているようでは、キャストたちのハートは掴めません。ささいな会話も心に留め置き、彼女たちの心をくすぐりましょう。


甘く囁かれるVIPルームに嬉し恥ずかしのコスプレイベント、ふたりきりの時間を過ごせる店外デートなど、キャストとの交流はさらに広がりました。前作経験者だけでなく、未経験のユーザーも、『バニーガーデン2』で味わえる刺激的な体験をお見逃しなく。

■『プラグマタ』:2026年4月17日発売(スイッチ2版のみ4月24日発売)
NSW2/PS5/Xbox Series X|S/Steam

『プラグマタ』は、近未来の月面都市を舞台とする、完全新規のSFアクションADVです。2020年に初めて発表された本作が、6年近い月日を経てついに待望の発売を迎えます。

絡が途絶えた月施設の調査に向かったヒュー・ウィリアムズは、とある事故で怪我を負いますが、少女の姿をしたアンドロイド「ディアナ」に救われ、ふたりで協力しながら地球への帰還を目指します。

そんなふたりの行く手には、「ボット」と呼ばれるロボットたちが立ちはだかります。ヒューの攻撃だけでは、残念ながらボットに満足なダメージを与えられません。一方ディアナも、アンドロイドとしてもまだ未熟です。

しかし、ディアナはハッキングに長けているため、ボットの強固な防御能力に干渉することができます。そして露出した弱点をヒューが攻撃すれば、強固なボットさえ打ち倒せるようになります。

バトルからギミックの攻略まで、ヒューとディアナが二人三脚で挑む『プラグマタ』は、ユニークなバトルシステムの妙と、ふたりが紡ぐ物語がプレイ意欲を加速させる注目作です。体験版が配信中なので、気になる人は発売日が来る前にプレイしておきましょう。


■『ぼくらのキングダム 時食む果実といにしえの魔物』:2026年4月23日
NSW2/NSW/PS5/Xbox Series X|S/Steam

インティ・クリエイツは、『ロックマンゼロ』シリーズや『蒼き雷霆 ガンヴォルト』といったアクションゲームをはじめ、多彩なタイトルを手がけてきました。そんな同社が放つ最新作が、崩壊した王国の復興を目指すアクションRPG『ぼくらのキングダム 時食む果実といにしえの魔物』です。

本作は、王国の復興に欠かせない素材を集めるサイドビュー形式の2Dアクションと、城や建物を建設していくシミュレーションパートで構成されています。復興を進めるとキャラクターが強化され、より素材が集めやすくなり……といった相互作用が心地よいプレイサイクルを生み出します。

ただし、両方のパートをバランスよく攻略するのも手ですが、片方のパートを極めることでもゲームクリアを目指せるとのこと。プレイ傾向が縛られない自由度の高い攻略性により、プレイヤーは「自分だけの冒険感」を楽しめることでしょう。

大作系のゲームと比べると小さくまとまってはいますが、その分価格も控えめになっており、通常版のパッケージは3,850円(税込)。ダウンロード版はさらに安く、1,980円(税込)で購入できます。気になった人が手を出しやすい価格というのも、魅力的なポイントです。

■『シニガミ姫と異書館ノ怪物』:2026年4月30日発売
NSW2/NSW/PS5

『嘘つき姫と盲目王子』から始まった「絵本」シリーズは、立場も種族も異なる「ヒト」と「異形」が関わっていく中で、時に絶望や後悔が入り混じるも、自分たちが辿り着くべき答えを模索する物語を描き続けてきました。

そして本シリーズの第3弾となる『シニガミ姫と異書館ノ怪物』が、2026年4月30日に発売されます。2作目の『 わるい王様とりっぱな勇者』から約5年ぶりの登場となる本作に、シリーズファンから熱い視線が集まっています。


本作の世界には、生き物が怪物と化す“シニガミ病”が広がっており、主人公の少女「モノ」の姉もこの病にかかってしまいます。そして、姉が収容された施設で怪物「メェル」と出会うことで、彼女の運命が大きく変わっていきました。

唯一優しくしてくれた姉を救いたいモノと、かつての力を取り戻して人間に復讐したいメェル。そんなふたりが巡るのは、“シニガミ病”の過程で絵本になってしまった少女たちの世界。具現化されたトラウマを目の当たりにしたモノとメェルが、どのように変わっていくのか。関係性の変化にも注目です。

ちなみに「絵本」シリーズは、共通したテーマを持ちつつも、各作品は登場人物からゲームシステムまで独立しているため、過去作に触れていなくとも問題なく楽しめます。シリーズ未経験の方も、安心してお楽しみいただけます。

今回取り上げた5本だけでなく、この4月も多彩な作品が登場します。時間の都合でプレイを諦めるのは仕方ありませんが、知らずに見過ごしてしまうのはもったいないばかり。今後のプレイ予定を抜かりなく立てるため、注目作は特にしっかりとチェックしておきましょう。
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