※【注意】本記事は『カースウォリアー』のシステムについての説明が記載されています。本編のネタバレを含むため、未プレイの方はご注意ください。


話題の新作ダンジョンクローラーRPG、『カースウォリアー』。皆さんはもうプレイされたでしょうか。

よく耳にするのが「難易度が高い」という声。一瞬のミスで丹精込めて育てたキャラが消え去る「ロスト」のシステムに、足踏みしている方も多いはず。

しかし本作は、決して理不尽なゲームではありません。進め方のコツと「呪い」の利用法さえ掴めば、その緊張感は最高の中毒性に変わります。本記事では、迷宮の入り口で迷っている初心者から、中盤の壁にぶつかっている中級者まで、攻略のポイントを紹介します。

本作をより楽しむため、そして先に進めるようになるための情報をまとめていきましょう。

■この記事の目的
高難易度と聞いて尻込みしている人に、本作ならではの魅力を分かりやすく説明したい
筆者が実際にプレイして感じた面白さを伝えたい
序盤~中盤で知っていると有り難いと感じたことを共有したい

◆そんなに難しいの?
『カースウォリアー』は、高難度ではありますが、理不尽に難しいというわけではありません。いわば「徹底した自己責任」です。運の要素が強いというようなことはありません。

「避けられる戦闘に挑んでしまわなかったか?」「消耗品を出し惜しみしなかったか?」といった、探索中の些細な選択ミスが積み重なった終着点としてロストがあるだけです。
逆に言えば、適切な知識と準備さえあれば生存率を高めることが可能ですし、それがゲームをより楽しむことにも繋がっていきます。

◆本作最大の個性「呪い」――怖いけど、だからこそ面白い
本作を語る上で避けて通れないのが「呪い」の存在です。呪いとは、一言で言うと「永続的なパラメータ変化が付与された状態」と言うことができるでしょう。

呪いは1キャラクターに最大6種類付与され、赤・青・緑の3カテゴリがあります。6種類付与されている状態で新しい呪いを受けたときは、一番上の呪いが消失します。

1種類の呪いはさらにABCDEの5つに分かれており、呪いAはパラメータアップやカウンターといったスキルなど、プレイヤーにとって有利な効果が発生します。呪いB~Eはデバフや戦闘中の異常行動など不利な効果が発生します。

そのため、基本戦略は「B~E(不利な呪い)を解呪し、A(有利な呪い)のみを残す。不要なものはAも消す」ことになります。

しかし、呪いのレベルを上げられる「呪結」というシステムがあるため、闇雲に解呪すれば良いというわけでないところがこの呪いシステムの面白いところです。呪いは避けるものではなく、選別し、育てるものなのです。

■呪結とは
「呪結」についても説明していきましょう。


まずは「同色呪結」です。これは「呪結値が最大値になった呪いが、同じ色同士で結合してレベルの高い呪いに変化する」ことです。例えば呪結値が溜まっている赤い呪いを2つ持っているとき、戦闘中にこの呪いが新しい呪いに変化することがあります。レベル4の赤い呪いが、レベル1の赤い呪いと呪結して、レベル5の赤い呪いに変化するという具合です。

次に「三色呪結」。レベル4以上の赤青緑の三色の呪いが呪結して新しい呪いに変化します。これは終盤にストーリーを進める上で必要になりますが、序盤は気にしなくて大丈夫です。

また、呪いの一部を解呪してしまうと、呪結値の溜まる速度が極端に遅くなり、呪結も発生しにくくなってしまうようです。そのため呪結を狙うときは、A~Eいずれの呪いも解呪しない方が良いでしょう。

呪結の最大のメリットは、なんといっても「高レベルの呪いが持つ、強力なバフ効果を得られること」です。基礎パラメータを大きく増大させたり、発動率の高いカウンターなど、キャラクターをより強化する可能性を秘めているのが、この呪結というシステムです。

■呪いの避け方
また、呪いが付与されるタイミングは決まっているので、呪いを受けたくないときは以下に気をつけて行動するようにしましょう。


呪いゲージが100になったときと200になったとき
一部の敵から攻撃を受けたとき
宝箱などのオブジェクトに罠として仕掛けられていたとき

唯一の例外として、「即死する呪い」があります。これは「呪いゲージが300」になると発動し、キャラクターは有無を言わさずロストしてしまいます。

◆筆者はこう遊んだ!パーティ構成と考え方
次は攻略用パーティの選択です。結論としては好きなキャラクターを選べば良く、編成を考えるのもこのゲームの楽しみのひとつです。

試行錯誤して、筆者は以下のコンセプトでパーティを選択しました。

「攻撃を被弾する=呪いゲージが上昇する」というシステムなので、効率よく敵を倒したい。そのため、ダメージを与えるスキルを優先
回復を持ち込みアイテムで賄おうとするのは現実的ではないため、回復スキルを持つキャラクターは必ず入れる
ボス戦を視野に入れ、安定性を高める目的で回復可能なキャラクターは2人編成

■前衛1・タンク兼回復:プリースト
スキルは攻撃しつつ自分に防御バフをかける「守勢の一撃」と、味方単体を大きく回復させる「聖なる祈り」を持たせています。最前線で攻撃をしながら、必要に応じて単体回復も担当します。

■前衛2・メインアタッカー:バーバリアン
防御が下がりますが大ダメージを出せる「捨て身斬り」が強いです。装備を攻撃に特化させれば、終盤まで多くの雑魚をワンパンできる威力を誇ります。もう一つのスキルは自由ですが、なるべく大きなダメージを与えられるスキルを選択したいところです。

■後衛1・補助+全体回復:ソーサラー
全職業の中で唯一、全体回復スキルを習得します。
回復量重視なら「広域治癒魔法」、やや回復力は落ちますがバフを兼ねる「聖域魔法」でも良いでしょう。もう一つのスキルは防御デバフを与えつつダメージを出せる「軟化魔法」にして、ダメージソースと補助を両立させます。

■後衛2・後衛アタッカー:ウィザード
攻撃力を重視して、「多段魔術」と「貫通魔術」を持たせました。前者は複数回攻撃が強力で、防御力の低い敵だと特に威力を発揮します。後者はソーサラーと共に防御デバフ要員として活躍します。また、気絶付与スキルを持つことも可能なため、そちらの方向性も良いと思います。

また、解呪には1探索ぶんの時間が必要なため、交代要員として同じパーティを2セットで運用するのがおすすめです。

その他の職業もそれぞれ有用なのですが、今回は以下の理由からパーティには入れませんでした。

ファイター……バーバリアンに「捨て身斬り」があるため、そちらを優先しました。
パラディン……「挑発」は便利ですが、攻撃を一手に引き受けると呪いゲージが溜まりやすくなり、管理が難しくなるため今回の編成からは外しました。
アーチャー……命中率が高く全体攻撃スキルなど便利なスキルを持つのですが、大きなダメージを出しにくいため外しました。
レンジャー……全体デバフが便利なのですが、本作はデバフの効果がそれほど大きくないと感じたのと、デバフの効果時間が短いため外しました。


もちろんですが、これはあくまで筆者の私見です。有益な組み合わせを探すことも本作の楽しみのひとつですので、ぜひ色々と試してみてください。

◆序盤から知っておきたいこと
チュートリアルに書いてあることも含めて、知っておくと便利なTIPSをまとめます。

・とにかくレベルを上げること
レベルキャップは6なので、まずはそこまで育てきることをおすすめします。むしろ、レベルキャップを迎えてからがある意味本番です。

・スキルは必中
雇用したばかりのキャラクターでも命中力を80%ぐらい持っていますが、意外とよく外します。ラストの一撃やボス戦では、通常攻撃ではなくスキルでの攻撃で戦術を組み立てていきたいところです。

・通常防御でスキルが回復することがある
地味ですが大事です。すべてのスキルは初期状態で2~4回しか使えないため、割とすぐに枯渇します。弱い敵を1匹残して全員防御でスキルを回復することで、探索全体の安定度を上げられます。

・ゴールド稼ぎは低難度、かつ狭いマップのクエストで
4つのダンジョンを解放して探索レベルを最大まで上げると、ダンジョンの難易度による報酬の変化はほぼなくなるため、ゴールド稼ぎは低難度・狭いマップで行うのが鉄則です。

最大報酬額は、一律2500ゴールド。
高難度ではドロップアイテムなどの報酬は良くなりますが、ゴールドの実入りは変わりません。

また、マップが広いとマナを回復する「女神のマナポーション」を持ち込む数が増えて出費が増えるため、サイズ「小」のマップだと持ち出しゴールドが減らせます。

そして、高難度のダンジョンはレベルの高い呪いを受けやすく、解呪コストで利益が消えがちになります。ゴールドは第4ダンジョンに入れるようになると相当量が必要となってしまうため、なるべく溜めておきましょう。

・バリオン神殿の機能拡張は、全般的に伸ばして損なし
5つのカテゴリを機能拡張できるバリオン神殿ですが、基本的に不要なものはありません。使用メンバーが固定化されると冒険者を雇用する機会が減るため、ウルフムーン亭に関わる機能を使わなくなるぐらいです。優先順位としては、キャラクター全員を強化する「冒険者」「訓練所」カテゴリを伸ばしていくと進めやすいです。

・宝石は貴重。ご利用は計画的に
バリオン神殿の機能拡張はもちろん、装備の強化などに「エメラルド」「ルビー」「ターコイズ」の3種類の宝石を求められることがあります。ストーリーでたまに報酬として手に入れることができるほか、敵がまれに落とすことがありますがドロップ率は低いため、成長の速度が停滞することもあります。

後半は特定の種類が枯渇することがあるため、無駄にしないように気をつけましょう。

・後半はボス撃破で手に入る装備「カード」を揃える
第1~第4ダンジョンにはそれぞれボス敵が存在し、ストーリーで撃破した後も稀に登場します。最強装備の「カード」を必ず落とすのですが、倒したボスによって「命中」「攻撃」「防御」「呪い防御」それぞれに特化した装備が確定でドロップします。キャラクターの運用方法に合わせたカードを揃えて、8人全員に装備させましょう。

ちなみにボスはパーティ全員がレベル6でやっと勝てる強さです。ランダムで出現するため序盤からも出てくることがありますが、間違えて挑まないように気をつけましょう。筆者は2パーティぐらい全滅させてしまいました。

◆まとめ:呪いは怖くない。むしろこのゲームの一番楽しいところ!
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。『カースウォリアー』の高難度の理由と、楽しさが伝わったでしょうか。

「呪い」と「ロスト」への恐怖を捨て、戦略的に向き合い始めたとき、本作は真の姿を見せます。呪いというリスクを、キャラクター強化の「リソース」として管理する快感。 仕組みさえ理解すれば、呪いはむしろ、キャラクターを強化するための一要素であると捉えることもできます。正しく怖がる必要はありますが、必要以上に恐れることはありません。

気になっている方は是非、迷宮に足を踏み入れてみてください。そして、あなただけの最強の呪われし勇者たちを育て上げましょう!

今回は、話題の高難度ダンジョンクローラーRPG『カースウォリアー』についてまとめてみました。

実は筆者は、体験版を初めて遊んだときはもう少し軽めのボリュームをイメージしていました。最初は正直、製品版の価格がやや高いのではないかと感じていたほどです。ところが、そんなことはありませんでした。

本腰を入れて遊び始めると、思っていた以上に深い沼であることが分かってきました。何度潜っても飽きないダンジョン、小さな一喜一憂、いつロストするか分からないという緊張感。そして計画通りにいかない呪い。気を抜く暇なく、じっくりと遊べています。

もしこの記事を読んで『カースウォリアー』に興味を持ってもらえたら、筆者としても非常に嬉しく思います。

それでは、良いゲームライフをお楽しみください。
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