◆「魔女会」のメンバーがいよいよ参戦!
ニコは、アリスやバーベロスたちが所属する「魔女会」の一員です。
正体は人間ではなく、「天の使い(仙霊)」の中でも十全に近い力を保持している希少な存在です。声を出すことができず、テレパシーを使って会話するのが特徴。超越然とした設定ですが、お喋り好きで好きなことを語る時は口が止まらなくなるなど、穏やかな人柄の持ち主。所持する神の目は「炎元素」です。
立ち絵とあわせて公開されたキャラクターエピソードでは、ニコとアリスの出会いらしき内容も語られています。
■「ニコ」のキャラクターエピソード
ニコが構想する物語の多くは、「昔々…」という一文から始まる。
もしかすると、一部の作者にとって、それは追及を逃れるための言い訳に過ぎないのかもしれない――なにせ、物語は「昔々」のこと。すでに関係した人も物事も、すべてが煙のように消え去っており、どうあがいても過去を辿ることなどできないのだ。
しかし、ニコの中から、そうした物語が消え去ることはなかった。
昔々、諸国の灯は金糸のように大地を彩っていた。
時は留まることなく、月日は絶えず流れていく。楽園の火種は絶望の輪廻の中で生命と共に滅び去り、主に忠実だった従者は主によって創造されし生命のために主に背いた。漆黒の龍王は星々の間より帰還し、銀月の色を纏う車は琉璃の如く砕け散った…
物語は終わることなく続いていた。しかし、かつての読者も聴衆も、すでに去ってしまった。喜びに満ちた物語を書くことを渇望していた天の使いは、かつて彼女を笑顔にしてくれた一切を失い、笑い声さえも失って、一言も発することができなくなった。
ニコの心の中にあった物語は、もう二度と正式に幕を開くことなどないようだった。彼女は数多の「昔々」を胸に抱きながら、大地をさまよい歩き、すべてのものが移ろいゆく光景をただただ眺めていた。
そんなある日、彼女は大きな帽子をかぶった小さな魔女に出会った。誇らしげなつばは天にも届きそうなほど反り返っていた――もちろん今の帽子より、二回りも三回りも小さかったが。
小さな魔女はニコのそばにちょこんと座って、真剣にニコの語る物語に耳を傾けた。
「じゃあ、あなたってほんとうに天の使いなの?じゃあ、今の物語も全部ほんとう?」
「ちょうどよかった。私は魔女で、あなたは天の使い。ぴったりね。」
小さな魔女は楽しそうに手を伸ばして、「昔々」から歩んできたという天の使いに誘いかけた。
「私の魔女会に入らない?今思いついた名前なんだけど、いい響きでしょ。」
「ねっ?絶対にテイワットで一番おもしろくて、一番すごくて、一番たのしい会になるから!」
「……」
天の使いが声を出すのも待たず――元より声は出せないのだが――小さな魔女は彼女の手をしかと掴み、最後の一粒の飴を握らせた。
「これで、契約成立ね?」
その時のニコにはまだ参加するつもりはなく、「魔女会」が将来どんなものになるのか想像もできなかった。
ただ、少なくとも…
そこは、とても楽しそうな場所のように感じられた。
『原神』はPC/PS5/スマホ/Xbox Series X|S向けに基本プレイ無料のアイテム課金制で配信中。公式Xで紹介されたキャラクターは、近いアップデートで実装されるのが恒例です。ニコもLuna VIIでの実装が期待されます。


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