『戦国無双4 Empires』は、『戦国無双』シリーズならではの一騎当千の爽快アクションと、“国盗り”のシミュレーション要素の両方が楽しめる「Empires」シリーズの最新作です。
本作のゲーム内容の詳細が公開されました。国盗りシミュレーション要素が楽しめる「Empires」シリーズならではの内容を中心にご紹介。また、『戦国無双4』および『戦国無双4-II』からの引継ぎ特典も明らかになっています。
◆ゲームモード
■メインメニュー
本作に収録されている各モードを選択するメインメニューです。
●争覇演武
メインモード。シナリオと勢力を選び、クリアを目指します。
●創世演武
プレイヤーがシナリオを編集し、好きな設定で楽しめます。
●武将編集
新武将を作成したり、既存の武将と入替えたりすることができます。
●宝物庫
登場人物を好きなように入替えてイベントを再生できる「将星絵巻」、BGM、「武将列伝」が鑑賞できます。
●各種設定
各種設定やデータ管理を行います。
●ダウンロード
追加コンテンツをダウンロードします。
■シナリオ選択
プレイするシナリオを選択する画面です。シナリオごとに開始年代や勢力状況が変化します。真田幸村や石田三成でプレイしたい場合は戦国後半のシナリオ「関ヶ原の戦い」を選ぶなど、プレイしたい武将や勢力によってシナリオを選べます。
シナリオは、クリアしていくことで、新たなシナリオが選択可能になります。今回は2つのシナリオをご紹介。
●桶狭間の戦い
天下統一を果たすべく上洛を開始した「東海道一の弓取り」今川義元。その前に「尾張のうつけ」織田信長が立ちはだかります。織田信長がその名を世に知らしめた「桶狭間の戦い」の頃を舞台としており、武田信玄、上杉謙信、毛利元就、長宗我部元親など、名だたる有力大名たちが並び立ち、群雄割拠していた時代です。一国から全国制覇を目指して版図を広げていく、国取りの醍醐味を味わうことができるシナリオとなっています。
●関ヶ原の戦い
天下統一を果たした豊臣秀吉の死去によって、世は再び乱れ出します。徳川家康率いる東軍と、石田三成率いる西軍による天下分け目の「関ヶ原の戦い」がまさに始まろうとする頃が舞台です。開始年が1599年と下るこのシナリオでは、真田幸村や伊達政宗など、戦国後期に活躍した武将をはじめから操作することが可能です。
■ゲーム設定
シナリオ開始前の設定画面です。新武将や姫武将の登場ON/OFF切り替えなど、おなじみの機能も搭載されています。
◆政略から合戦への流れ
■政略
●奉行任命
2人の武将を「開発」や「人事」などの部屋に配置することで「奉行」に任命。開発なら「石高」や「商業」、人事なら「忠誠」といった基本国力を、奉行が毎ターン上昇させます。2人の相性や人間関係によって、上昇値が変化するので、組み合わせもポイントとなってきそうです。
●提案
奉行に任命した武将から、さまざまな政略コマンドが提案されます。提案を選ぶことで、そのターンの内政が進みます。「軍備」に任命した武将からは合戦を有利にする提案、「交渉」に任命した武将からは同盟国の「援軍」をうけられるようになる提案、「計略」に任命した武将は敵国に損害を与える提案といった具合に、各奉行はさまざまな提案をしてくるので、ゲームが進行するにつれて取れる戦略も増えていきます。また、特定の武将のみが提案する政略コマンドもあり、武将集めも戦略に直結していきます。
【「軍備」に任命した武将からの提案の例】
・徴兵 - 武将一人の兵力を回復させる
・陣形訓練 - 合戦で「陣形・魚鱗の陣」が使用可能になる(使い捨て)
【特定の武将が提案する政略コマンド】
・楽市楽座(織田信長) - 支配地域すべての商業を発展させる
●軍団編成
奉行任命によって国力を増やし、軍備系の提案を実行することで合戦の準備が整ったら、いよいよ合戦を迎えます。内政と合戦の結びつきを強化した本作では、居城内政でしっかりと準備するほど、合戦が有利になります。
出陣武将や、持っていく兵糧を決定する際、出陣武将の兵力の最大値は「足軽頭」や「軍師」といった身分によって決定。
■合戦
合戦は、居城内政でしっかりと下準備を行う戦略面も重要ですが、拠点の取り合いや味方武将との連携、「陣形」や「戦場策」のタイミングなど、戦術面での攻略も求められます。無双アクションの爽快感に加えて、『Empires』ならではの各要素によって、自分の手によって戦場を切り開く達成感がアップしています。
■武将ドラマ
内政や合戦を通して武将同士の人間ドラマが進行し、イベントやミッションが発生する場合があります。同じ奉行に任命したり、合戦で救援したり、さらに協力奥義を発動することなどで友好度が上昇。人間ドラマには、「親友」や「夫婦」のほかにも、「師弟」や「宿敵」といったさまざまな種類があるようなので、戦国時代に広がる武将ドラマを堪能しましょう。
●顔見知り
戦闘や内政で一緒になった武将同士に発生するイベントです。
●親友
親友となった武将同士が合戦前に士気を高めるイベントです。
●四天王
武将4人が四天王に任命された際のイベントです。「四天王」の要素は『戦国無双2 Empires』からの復活となります。
■居城
合戦によって支配地域が増えると、さらに大規模な居城が建築できるようになります。居城進化によって新たな部屋が増え、奉行に任命できる人数や提案のバリエーションが拡張。
また、居城の進化には分岐があります。「開発」の部屋が増える開発型居城や、「軍備」の部屋が多い軍事型居城など、選択した居城によってプレイスタイルも変化します。
◆Empires・歴史シミュレーションらしい要素
■特産
支配した城の「特産」によって、特殊な提案が実行可能になります。どの武将を仲間にするかだけでなく、どの城から攻めていくかによっても、攻略の幅が広がります。
【特産一覧】
●金山
「金山発掘」が実行できるようになります。金山の数で収入量が変動します。
●銀山
「銀山発掘」が実行できるようになります。銀山の数で収入量が変動します。
●馬産地
「軍馬購入」が実行できるようになります。馬産地の数で購入金額が変動するほか「騎馬隊突撃」系の戦場策が獲得できるようになります。
●忍びの里
「暗殺」コマンドが実行できるようになります。
●鉄砲鍛冶
「鉄砲隊急襲」系の戦場策が獲得できるようになります。また、戦場策「矢弾強化」が獲得できるようになります。
●刀鍛冶
「武器強化」が実行できるようになります。刀鍛冶の数で強化量が変動するほか「鍛工強化」が実行できるようになります。刀鍛冶の数で強化量が変動します。
●交易港
「交易」が実行できるようになります。交易港の数で収入量が変動します。
●朝廷
「官位奏請」が実行できるようになります。「陰陽師加勢」系の戦場策が獲得できるようになります。
●小京都
「朝廷献上」が実行できるようになります。小京都の数で献上金額が変動するほか、「赤心勧誘」も実行できるようになります。
●陶芸
「褒美・茶器」が実行できるようになります。陶芸の数で忠誠上昇人数が変動します。
●温泉
「傷兵回復」が実行できるようになります。温泉の数で回復兵力数が変動します。
■旗
特定の武将の撃破など、条件を満たすことで新たな「旗」を手に入れられます。旗は居城に置くことができ、居城全体の見た目をカスタマイズできるだけでなく、旗ごとに収入増などのさまざまな効果を持っています。
【戦国無双4/4-IIからの引継ぎ特典】
『戦国無双4』もしくは『戦国無双4-II』のセーブデータがあると、引継ぎ特典として、それぞれのタイトルでのメインキャラクターである真田兄弟と、井伊直政にまつわる旗が獲得できます。効果も特別なものとなっています。
●『戦国無双4』引継ぎ特典 - 金錦真田軍旗
●『戦国無双4-II』引継ぎ特典 - 金錦井伊軍旗
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PS4版『戦国無双4 Empires』は、2015年9月3日発売予定。価格は、パッケージ版が6,800円(税抜)、ダウンロード版が6,000円(税抜)、「プレミアムBOX」が10,800円(税抜)です。
PS3版『戦国無双4 Empires』は、2015年9月3日発売予定。価格は、パッケージ版が6,800円(税抜)、ダウンロード版が6,000円(税抜)、「プレミアムBOX」が10,800円(税抜)です。
PS Vita版『戦国無双4 Empires』は、2015年9月3日発売予定。価格は、パッケージ版が5,800円(税抜)、ダウンロード版が5,143円(税抜)、「プレミアムBOX」が9,800円(税抜)です。
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