開場前から長蛇の列が出来上がっていましたが、閉場時間の直前になってようやく最後尾札が入口前にくるほど多くのファンたちが訪れていました。
会場内では、各メーカーが「初音ミク」のグッズ販売を行い、ミニゲームやイラスト展示などが行われ、ファンたちがあちらこちらで楽しそうに交流している姿が印象的でした。
すでに最新ゲームソフト「初音ミク -ProjectDIVA- X」の体験会レポートやライブレポートも掲載しているので、そちらも合わせてどうぞ。
グッドスマイルカンパニー、ボークス、セガなど、多数のメーカーがブースを出展して「初音ミク」関連グッズの販売や新作の展示・発表を行っていました。
とくに“その場で作れる”というコピーで出展されていたタイトーの「キャラネーム印(1本2000円/全6種)」への注目度は高く、開始直後から120分待ちという状況に。
直径1cmほどのなかにミクさんたちボカロキャラのデフォルメイラストが描かれており、購入を決めたファンたちから「カワイイ」「その発想はなかった」と絶賛されていました。今後のグッズ業界において注目株となりそうですね。
ボーカロイド「初音ミク」などを生み出したクリプトンのモバイルコンテンツチームもミニゲームを提供。
ネットで生まれた『初音ミク』をベースにしたキャラクター「シテヤンヨ」の足をターゲットにした輪投げ、同じくネットで生まれたボーカロイド『巡音ルカ』の相棒「たこルカ」をモチーフにした釣りゲームが展開されており、縁日のような雰囲気につられて通りすがった人々が足をとめていました。
奥に進んでいくとSONYが開発しているVRデバイス「Morpheus」によるミクさんのライブ体験コーナーがあり、さらにその奥ではミクさんへのメッセージを書いた付箋を貼って、ミクさんのツインテールを作ろうというウォールアートが設置されていたり、キービジュアルの展示やファンたちの間では恒例行事となっているグッズを並べて記念写真を撮る「祭壇」のスペースも用意されていました。
ちなみにと言ってはなんですが、会場周辺でも「マジカルミライ 2015」にちなんだプロモーションを行っている居酒屋があったり、近場のカフェにはミクTシャツやボカログッズを身につけた人々が大挙して、なんとも異質な空間を作り出していたことも付け加えておきますね。