「BIOHAZARD THE STAGE」の時間軸は『バイオハザード5』と『バイオハザード6』の間で、舞台オリジナルストーリーが展開。
本稿では、本公演前に実施されたゲネプロの第一部をレポートします。
◆ピアーズとクリスとレベッカが舞台に
多くのオリジナルキャラクターが登場する「BIOHAZARD THE STAGE」では、西オーストラリアの大学(多くのオリジナルキャラクターはこの大学の生徒)を舞台に展開。レベッカはこの大学の臨時教師として勤務しており、まずは学生達の日常が描かれます。そんな中、例のごとくバイオテロが発生。そこに登場するのが対バイオテロ部隊BSAAのピアーズとクリス、そしてオリジナルキャラクターのタイラー・ハワードです。
彼らがどのように出会い、どのように協力し、どのように敵対するのか。その内容をお話しすることはできませんが、ただ単純に「興奮した」ということだけお伝えします。
◆至る所から登場するゾンビたち
「BIOHAZARD THE STAGE」の公式サイトに「映像と闇による、新たな舞台空間を体験せよ!」と書かれているとおり、本舞台は“映像と闇”を使った演出が非常に面白い作品です。まず映像ですが、無理やりゲームの画面を持ってくるのではなく、監視カメラの録画映像やゾンビが徘徊するシーンなどを映像として投影しつつ、半透明スクリーンを使い、より視覚的な演出が行われています。そして闇ですが、この闇にはゾンビや暗闇といった複数の意味が込められており、公演中は会場の至る所から本物のゾンビが登場。
◆ゲームそのままのアクション
既に画像でお気づきかもしれませんが、「BIOHAZARD THE STAGE」のアクションはかなりかっこいいです。銃を扱う持つ1つの1つの動きもそうですが、特に近接戦が熱く、予想以上に激しいアクションを楽しむことができます。
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毎度「え!○○が舞台化って大丈夫!?」と反応してしまうアニメ・ゲームの舞台化。ですが、その都度「あぁ、なるほどね!ぜんぜんアリだよ」と納得してしまい、いわゆる2.5次元の舞台はどれも素晴らしい内容ですが、「BIOHAZARD THE STAGE」でもそれは同様。『バイオハザード』の良さやらしさを舞台に確りと落とし込んでおり、ゲームや映画、USJで開催された「バイオハザード・ザ・リアル」ともまた違った『バイオハザード』を楽しむことができます。
公演は11月1日までですので、興味のある方は実際に足を運んでみてはいかがでしょうか。