コーエーテクモゲームス ガスト長野開発部は、PS Vitaソフト『シャリーのアトリエ Plus ~黄昏の海の錬金術士~』の新キャラクターや物語の一部などを公開しました。

『黄昏』シリーズの3作目となる『シャリーのアトリエ』をベースに、魅力溢れる多彩な追加要素を搭載する『シャリーのアトリエ Plus ~黄昏の海の錬金術士~』では、黄昏” の核心に迫る新たなストーリーが展開。
さらに過去の『黄昏』シリーズの主人公が勢ぞろいし、時にシャリーたちを導く存在となって物語を彩ります。

物語面を中心に多彩な新要素が用意されている本作ですが、今回は各要素のおさらいを兼ねて様々なポイントをご紹介します。また新たに、登場が明らかとなったキャラクターたちの情報も到着しているので、そちらも合わせてチェックし、再来週に迫った発売日に備えておきましょう。

◆集う「黄昏の錬金術士」たち、その裏に見え隠れする「中央の意図」とは
【“黄昏”の真実に挑む「黄昏の錬金術士」】

ステラードに集ったのは、“黄昏”に深い関係を持った錬金術士たち。想いや思惑は違えど、“黄昏”の真実に向け、共に歩むことになります。そんな彼らのことをエスカはこう呼びました。「黄昏の錬金術士」と。

集まったのは、名を馳せた一流の錬金術士ばかり。シャリーたちは、気おくれしながらも頼もしさを感じます。また自分の大切な人のため、“黄昏”に対峙する決意を固めるミルカも、立派な「黄昏の錬金術士」です。

【「黄昏の錬金術士」が集まることでそろう、2種類の錬金術】
「黄昏の錬金術士」たちが用いる錬金術には、2つのタイプがあります。釜を使って材料を組み合わせる古来からの手法、古式錬金術。
そして中央によって学問として体系化された最新の手法、新式錬金術。2つの錬金術がそろうことで、“黄昏”のカギとなる謎が明らかになっていきます。

■感覚が重要な、古式錬金術

伝承や民間療法をベースとした土着型の「古式錬金術」。シャリーたちやアーシャ、エスカが用いる手法で、優れた感覚の持ち主にしか扱えません。

■中央で体系化された、新式錬金術

ロジーやミルカ、キースグリフの用いる「新式錬金術」は、多くの人が使用できるよう、中央で体系化された錬金術です。

■2つの錬金術が解き明かしてゆく謎

アーシャの持つ古式錬金術の知識と、キースグリフの持つ新式錬金術の知識を用いて、物語のカギとなる、フラメウの種の正体に迫ります。

■新旧錬金術が拓く、新しい道

以前中央で新式錬金術を学んでいたミルカは、「黄昏の錬金術士」たちと出会い、自分の目指す道を見つけます。それは古式でも新式でもない、新たな錬金術の道になるかもしれません。

【新式錬金術の拠点、中央とは】
中央は錬金術研究の拠点であり、各地で“黄昏”を調査し、解決策を模索している機関でもあります。エスカ、ソール、そしてロジーをステラードに派遣したのも中央でした。はたして、中央とはいったいどのような存在なのでしょうか。

■最新の錬金術の研究、そして“黄昏”の解決を目指す中央

中央には最新の錬金術の技術があり、様々な夢を叶えるための選択肢がそろっています。
ロジーもかつて、中央で自分の夢を追っていましたまた中央は、各地で起こる“黄昏”の現象にも目を光らせており、必要とあれば優秀な役人を派遣し、解決の糸口を探っているのです。

一見すると、錬金術を研究し、“黄昏”を解決しようとしてるように見える中央。しかしソールをはじめ一部の人たちは、その裏に隠された、中央の真意の存在を感じ始めます。

【浮かび上がる疑問、見え隠れする中央の意図】
“黄昏”の真実を追い求めるなかで、ところどころで現れる中央の存在。そして浮かび上がる、いくつかの疑問。彼らは純粋に“黄昏”の解決を目指しているのでしょうか、それとも・・・。

■疑問1:性急すぎる派遣

“水涸れ”に高い関心があるとはいえ、まだ地盤も固まっていないステラード支部に、立て続けにエスカとロジーを派遣した中央。その意図はどこにあるのでしょうか。

■疑問2:中央の求める古式錬金術の技術

“黄昏”の解決と共に、ソールが中央から求められたのは、古式錬金術についての情報。中央の目的は“黄昏”の解決だけではないのか。謎は深まるばかりです。

■疑問3:ミルカの考え

中央への留学の経験もあるミルカが、「中央は、古代の錬金術知識を一手に集めて、かつてのやり方をただなぞろうとしているようにしか思えない」と言い放ちます。
ミルカが口にした、かつてのやり方とは一体。そして中央の目的は、本当に“黄昏”の解決だけなのでしょうか。

◆『シャリーのアトリエ Plus』の新要素をおさらい
【新要素1:「黄昏」シリーズ主人公、アーシャ、ロジー登場】

■アーシャ

『アーシャのアトリエ Plus』で主人公として登場し、今や伝説の錬金術士と呼ばれるアーシャ。今回は戦闘スタイルに焦点を当ててご紹介。

アーシャは広範囲にわたる技を得意としており、攻撃技はもちろん、味方全体に効果のある強力な回復技も使用できます。やっぱり、伝説の錬金術士はスケールが違います。

味方の能力を強化し、さらに体力が継続して回復する効果を与えるスキル「エタニティオーラ」など、強敵と戦うときに使いたいスキルも持っています。

■ロジー

『エスカ&ロジーのアトリエ Plus』にて、エスカと共に主人公として登場したロジー。強力な攻撃と、素早さを活かす戦闘スタイルにご注目。

ロジーは攻撃力の高さと、素早さの高さがウリ。絶え間ない連続攻撃で敵を追い詰めましょう。

またロジーはアシスト時にも、その身軽さが発揮されます。
アシスト後、次のアシスト行動ができるようになるまでの時間が短いため、どんどんアシストが可能です。

【新要素2:“黄昏”の真実へつながる、新しい物語】
『シャリーのアトリエ Plus』で語られる、新たな物語。それは、「黄昏」シリーズすべてを通して語られてきた、“黄昏”の真実を目指す物語。シリーズ完結編にふさわしい結末を、その目でご覧ください。

■語られる、それぞれの“黄昏”との物語

アーシャが語るのは、かつて妹を連れ去った存在のこと。アーシャが錬金術を学ぶきっかけにもつながるその存在について、彼女は何を語るのでしょうか。コルセイトで出会った管理素体の少女、フラメウについて話すエスカ。フラメウとの出会いが、エスカやロジーにどんな影響を与えたのかを、知ることができます。

■託されたカギ、「フラメウの種」

フラメウがエスカたちに託したのは、錬金術の技術が詰まった種。エスカは、「大地を再生させる」というフラメウの想いを信じます。しかし、過去錬金術の強大な力で引き起こされた悲劇を知るキースグリフは、フラメウの種に警鐘を鳴らします。

■シャリーたちの答えとは

錬金術の過去、そしてフラメウの種。
“黄昏”の真実に向かうなかで、シャリーたちは様々なことを知ります。そのひとつが、“黄昏”の真実を追う中で何度も目にする、人間の業。その奥にあるという真実は、いったいどのようなものなのでしょうか。

また、錬金術士として一人前となった彼女たちに提示される“黄昏”の真実が、明るいものだとは限りません。それでも、彼女たちは、周りの人たちや先達の錬金術士たちの声を聞き、自分たちの答えを導き出します。

【新要素3:再会によって始まる、新しい物語】
新たに加わるアーシャ、ロジーが、それぞれゆかりのあるキャラクターたちと再会にすることで生まれる、新たな物語。それは『シャリーのアトリエ Plus』の醍醐味のひとつです。今回はその中でも、特に気になるであろう2つの新たなエピソードを紹介します。

■コルセイトの名コンビ、感動の再会……?

ロジーとの久々の再会に、大喜びだったエスカ。しかしロジーは、ミルカのアトリエに入り浸り・・・。半ばやけになっているエスカ。

ロジーのことで、ひっそり相談を受けていたウィルベル。
うっかりそのことをロジーに話してしまいますが、ロジーには意味がさっぱり。はたして、2人の仲が進展する日は来るのでしょうか。

■伝説の錬金術士と師匠の再会

「わたし、キースさんとずっと真理を追求していきたいんですから!」と、ドキッとしてしまうようなセリフを言うアーシャ。師匠の健康を気遣った弟子の一言なのか、それとも・・・?

そんなアーシャを想うかのように、「思えば、俺などの心配をするなど、彼女が初めてだろう。全く、変わった娘だ・・・」と言葉をもらすキースグリフ。麗しき師弟愛・・・かと思いきや、シャルロッテはこのときキースグリフに何か別の空気を感じたようです。

【新要素4:より詳しく語られる、シャリーたちのエピソード】
そしてもちろん、シャリーたちも様々なエピソードがボリュームアップ。特に2人のケンカのエピソードは必見。彼女たちの揺れ動く心の内がより詳しく語られます。

■すれ違う、2人のシャリー

“黄昏”の真実を追う中で、見つからない水涸れの解決策や倒れたシャルロッテの母のことなどで、焦りや自分の無力さを感じるシャリーたち。些細な出来事からすれ違いはじめ、ある出来事がきっかけとなって、2人は一緒にいることをやめてしまいます。

■お互いの知らなかった一面

別々に行動するようになったシャリーたちですが、その中で彼女たちは、お互いの知らない一面を目にします。

■再び出会うシャリーたち

シャリステラのアトリエを訪れるシャルロッテ。ぎこちなく話し始めますが、お互い伝えたい言葉がうまく出てきません。再び出会った2人は、どんな想いを伝えあうのか。そして、また仲良しな2人に戻れるのでしょうか。

【新要素5:独創的!? オリジナルコスチュームも充実!】

「Plus」シリーズといえば、オリジナルコスチューム! 今回も様々なコスチュームを収録しています。好みのコスチュームを身につけて、『シャリーのアトリエ Plus』を一層楽しみましょう。もちろん、豊富な種類のアクセサリも登場します。

■大海賊のドレス

■紅蓮の警備隊

■レディヴィラン

■コバルトセイバー

【新要素6:新たなるボスの登場、 PlayStation 3版追加コンテンツも収録】
新要素の6つめは、『シャリーのアトリエ Plus』オリジナルボス。既に公開されている「獣王の覇者」のほかにも、強力なボスが立ちはだかります。さらにPS3版の追加コンテンツも多数収録されており、大満足のボリュームが待ち受けています。

■立ちはだかる、新たな強敵たち

『シャリーのアトリエ Plus』で新登場となる「獣王の覇者」。そして、ほかにも新たなボスの姿が。さらなる死闘の幕開けにご期待ください。

■大ボリュームのPS3版追加コンテンツ

水着コスチュームを収録。シャリーたちパーティメンバーの他にも、カトラやリンカの水着コスチュームもあります。また、PS3版で追加配信された採取地「深淵」も登場。高難度のマップですが、手に入る材料も強力です。万全の準備で挑みましょう。

◆初回封入特典やプレミアムボックス限定のコスチューム
■初回封入特典コスチューム

初回封入特典のアーシャ専用コスチューム、その名も「管理者の兵装」。青く神秘的な衣装に身を包んだアーシャの姿は、一見の価値有りです。

■プレミアムボックス限定のコラボレーションコスチューム

ソフトと同時発売されるプレミアムボックスでは、『シャリーのアトリエ Plus』の豪華グッズが勢揃い。なかでも『ソフィーのアトリエ』とコラボした限定コスチューム「ソフィースタイル」「プラフタスタイル」は見逃せません。

◆キャラクター紹介
■まだ見ぬ秘宝を追い求める、風変わりな冒険家「ハリー・オルソン」(CV:真殿光昭)
年齢:46/職業:自称凄腕の冒険家/血液型:O型/身長:175センチ
「ボクは世界をあまねく駆け巡る知の探求者、ハリー・オルソンさ!」

謎の自称冒険家。珍しい物好きで、様々な場所に出没する変わり者。相棒のレイファーと共に、学術的研究のために世界各地を巡っていて、今は黄昏の海を中心に活動している。交易投資家としても成功しており、最近はステラードとフィルツベルクを結ぶ交易ルートの設置にも注力しているらしい。

■ハリーと共にお宝を探す、腕利きのトレジャーハンター「レイファー・ラックベリー」(CV:増谷康紀)
年齢:38/職業:トレジャーハンター/血液型:AB型/身長:178センチ
「俺っちはレイファー。自分で言うのも何だが、凄腕のトレジャーハンターだぜ」

宝を追い求めて黄昏の世界をさすらうトレジャーハンター。ハリーと共に、大海賊の財宝を求めてこの地方にやってきた。かつて、コルセイトでロジーやエスカと共に各地を冒険していたことがあり、その頃にハリーとも出会っている。すでに一財を成している成功者でもあるが、ロマンを求めて旅を続けている。

■謎に包まれた、放浪する妖しい回収屋「ローゼミア」(CV:原由実)
年齢:不詳/職業:黄昏の海の回収屋/血液型:O型/身長:170センチ
「あら、生きているうちにまた会えましたわね」

個人の船で黄昏の海を放浪し、さまざまなものを回収して生計を立てている土着の民。死んだ者は埋葬して、埋葬料の代わりに所持品の一部をもらい、生きているものは街や船に送り届けている。神出鬼没で気配がなく、浮世離れした雰囲気の謎の美女。何を考えているのかよく分からないが、この地方の歴史に詳しい。

【彼らのイベントをご紹介】
お宝を求めて各地をさすらう、自称冒険家とトレジャーハンター。そしてミステリアスな雰囲気漂う、謎の女性。『シャリーのアトリエ Plus』の中でも、特に異色な彼らのイベントにご注目ください。

■夢とロマンを追い続ける男たち!

自称冒険家ハリーと、トレジャーハンターのレイファー。彼らが求めるのは夢とロマン。今日もお宝を求めて、各地を飛び回ります。

■人生の成功者は語る・・・?

実は、フィルツベルクにある商会の会長であるハリー。成功者として得意げに人生を語るハリーでしたが、旧知の仲であるウィルベルにその奔放すぎる経営をダメ出しされタジタジ。

■経験に裏打ちされた交渉術!

歴戦のトレジャーハンターであるレイファーにとって、値段交渉などお手の物。今日もカトラに容赦ない値切り交渉を仕掛けます。

■独特の雰囲気をもつ謎多き女性

回収屋を営むローゼミアは、あいさつ代わりにぎょっとするようなことを口にします。それは、多くの死に触れてきた彼女ならではの感覚なのでしょうか。

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『シャリーのアトリエ Plus ~黄昏の海の錬金術士~』』は2016年3月3日発売予定。価格は、通常版が5,800円(税抜)、ダウンロード版が5,143円(税抜)、プレミアムボックスが8,800円(税抜)です。

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