Web検索に欠かせないアプリ「Safari」には、シーンごとにブラウザを使い分けられる『プロファイル』や、手軽にパスワードを家族や友人と共有しあえる機能などが登場。
「Safari」がより便利になる新機能を、ぜひ活用してみてくださいね。
ライフシーンに合わせて「Safari」の『プロファイル』を変更
「Safari」に追加された新機能の中で、特に注目を集めているのが『プロファイル』機能です。
本機能は、アプリに記録される「履歴」や「お気に入り」などのWebサイト情報を、『プロファイル』ごとに分けて管理できるところが特徴。
仕事や勉強、プライベートのようにシーン別の『プロファイル』を複数作成しておけば、その時々でよりマッチしたWeb検索が行えるようになりそうですよ。

『プロファイル』を初めて作成する時は、設定アプリの「Safari」項目からセッティング。

次に、『新規プロファイル』へと進みましょう。

新規プロファイルの作成ページでは、名前とアイコンを設定してください。

設定の項目では「お気に入り」の保存場所や、新規タブの開くページを指定することも可能。

「Safari」で機能拡張を利用している方は、その設定もここで行えます。
プロファイルを削除したい時は、下部にある『プロファイルを削除』ボタンをタップすればOK。これで設定操作は完了ですよ。

早速、「Safari」で『プロファイル』を切り替えてみましょう。
右下タブマークを押して、次に中央のアイコンをタップ。

現在開いてるタブグループの情報が表示されたら、最下段にある『プロファイル』を選択してください。
ここで使いたい『プロファイル』を選んでみて。
Cookieやタググループ、Web サイトデータも『プロファイル』ごとに区別されるため、ライフシーンに適した閲覧環境へと整えてみてはいかがでしょうか?
親しい人とパスワードを共有できるって便利

親しい人とパスワードの共有が可能になる、便利な機能も仲間入り。例えば、動画配信サービスのアカウントパスワードを、手軽に家族で共有し合うことができるんです。
共有作業は、設定アプリの『パスコード』からスタート。初回利用時は『パスワードとパスキーを共有』の欄にある、『開始』ボタンを押してください。

共有グループの作成画面で、パスワードをシェアする相手を選択。名前やメールアドレス、電話番号を入力すればOKですよ。

メンバーの追加が終わったら、パスワードを共有したいアプリやサイトなどを選んでみて。

共有相手には、パスワードの共有グループに追加したことをメッセージでお知らせしてあげると、スムーズにやり取りが進みそうですよね。
『プライベートブラウズ』の検索エンジンをカスタマイズ

検索履歴を残さない『プライベートブラウズ』は、プライバシーをしっかり保護するのに適したモード。
iOS 17ではこのモードに検索エンジンをカスタマイズできる機能が追加されました。
検索エンジンを変更してみたい時は、設定アプリの「Safari」から『プライベート検索エンジン』を選択。

デフォルトの他に、5つの検索エンジン候補が表示されます。
個人情報のトラッキングを防ぎたいなら、プライバシー重視のブラウザとして知られている「DuckDuckGo」をセレクトしてみると良いかもしれません。

その他にも、メールに届いた認証コードを自動入力したり、よりスピーディーで関連性の高い検索結果を表示してくれたりなど、魅力的にアップデート。かつてないほど機能的で軽快になった「Safari」を、ぜひ体験してみてくださいね。