“OLDIES GOODIES”をコンセプトに掲げる同ホテルは、1955年頃のアメリカの世界観をモチーフにしたおしゃれなデザインが特徴。
東京ディズニーリゾートまでバスで約30分というアクセスの良さから、テーマパークへ遊びに行く際に便利なホテルなんです!
isutaエディターが、気になる中の様子を徹底レポしていきます。
新浦安に「星野リゾート 1955 東京ベイ」がオープン!
(通常時は車の展示はありません)
JR京葉線「新浦安駅」からバスで約10分、東京ディズニーリゾートから無料シャトルバスで約30分。多くのホテルが並ぶエリアに新しくオープンしたのが、「星野リゾート 1955 東京ベイ(以下、1955 東京ベイ)」です。
星野リゾートといえば、高級ホテル「星のや」や旅館「界」、気軽に泊まれる「OMO(おも)」など、さまざまなブランドを展開している会社。
今回開業する「1955 東京ベイ」は、既存のブランドには当てはまらない、“そのほかの個性的な宿泊施設”という分類に含まれるといいます。

同ホテルのコンセプトは、「古き良き」を意味する“OLDIES GOODIES”。
館内のデザインは、世界初のディズニーランドが誕生した、1955年頃のアメリカの世界観をモチーフにしているそうです。
お部屋のカードキーにもデザインされている3つのカラフルなイラストは、時間帯によって移り変わるホテルの様子を描いているのだとか。
宿泊した際は、おしゃれなパネルの前でぜひ記念撮影をしておきたいですね!

ロビーのデスクは、当時の銀行をイメージしたもの。クラシックな雰囲気が漂っていて、まるでテーマパークの中にいるような気分を味わえます。

東京ディズニーリゾートからの無料シャトルバスは、予約なしで利用可能。11台用意されており、20:00~21:00台は最短5分間隔で運行されるそうです。
一見なんてことない普通のバスのように思えますが…ナンバープレートをよく見ると、なんと数字が「1955」!こんな細部にまでこだわりが詰まっていますよ。
チェックインがスムーズ!荷物預かりも可能だよ

テーマパークで遊び疲れて、ホテルに到着したらチェックインで時間がかかり、さらに疲れてしまった…。そんな経験はありませんか?
特にディズニーリゾート近くのホテルは、チェックイン作業で混雑することも。
そんな煩わしさを解消するため、「1955 東京ベイ」ではセルフチェックイン用のタブレットが15台用意されています。

カードキーは、こちらの3種類から選ぶことが可能。
さらに、館内にはチェックイン前もチェックアウト後も無料で使えるロッカーがあり、荷物を預けて身軽にお出かけできちゃうんです。
遠方から訪れたときは、荷物も大きくなりがち。チェックインの前後でこういったサービスが使えるのは、助かりますね。

歯ブラシやボディタオル、カミソリといったアメニティ類は、セルフでお部屋に持っていく方式。必要な分だけ取って、お部屋に向かいましょう。

ちなみに、チェックアウトの際は追加の精算がない場合、返却用のポストに入れるだけでOK。
朝は何かとバタバタしがちだから、チェックアウトの作業が楽ちんなのもうれしいポイントです!
自由に過ごせる◎ 居心地が良すぎる「2nd Room」

ホテルに宿泊するとなれば、お部屋はもちろん、レストランやショップの充実度などが気になりますよね。
しかし、「1955 東京ベイ」で特に注目したいのは「2nd Room(セカンドルーム)」というパブリックスペース。宿泊者ならいつでも自由に過ごせる超おしゃれ空間で、使い方も自由自在なんです!

1955年頃のアメリカで流行していた、ミッドセンチュリーデザインのテーブルや椅子が並ぶスペースは、まるでウェス・アンダーソンの映画のような世界観。
ここでおしゃべりするのはもちろん、食事をしたり横になって休んだりもできる、多様な使い方ができるスペースになっています。

こちらは、カーテンがついた個室のような場所。

お茶を飲みながらまったり過ごすもよし、旅の計画を練るのもよし。
足を延ばして休んだり、荷物をまとめたり、身支度を整えるのに便利そうです。

靴を脱いで、ごろんとリラックスできるスペースも。全身を預けられるクッションが用意されているから、遠くから運転してきてちょっと仮眠を取りたい…なんてときにも使えますね。

大人数でのグループ旅行なら、飲み物や食事を持ち寄って、半個室スペースでおしゃべりするのも楽しそう!
こちらの「2nd Room」は、プリチェックイン(5:00~)後からチェックアウト後15:00まで利用できますよ。

近くには24時間使える「フード & ドリンクステーション」があり、飲み物や食べ物が購入可能。

ジュースやアルコール、パンやスープ、お菓子など、豊富なラインナップが揃っているので、ちょっと小腹が空いたときにも便利ですね。

同じ階にある「Cafeteria(カフェテリア)」は、夜23:00まで開いているのがうれしいポイント。
アメリカ映画でおなじみの“ダイナー”のような雰囲気が漂う、おしゃれな空間にも注目ですよ。

メニューは機械を使って注文。
ここでは、お腹の空き具合に合わせて選べる、一品料理とホットデリ・コールドデリを提供しています。

一品料理は、「鮭の彩り茶漬け」や「鶏醤油ラーメン」など、ほっと一息つけてさらっと食べられる全4種。
選べるホットデリ・コールドデリは、「フライドチキン ハニーマスタード」や「ローストビーフとキノコマリネ」など全8種がラインナップしています。
一品料理は税込1000円~、デリは税込500円~。予約不要で、気軽に利用可能です。

朝食会場の「Restaurant(レストラン)」は、朝の6:00から営業スタート。翌日の早い時間からテーマパークで遊びたい人も、ビュッフェでパワーチャージできちゃいます。

特におすすめなのが、アメリカの定番料理「ルーベンサンド」。パストラミビーフとキャベツソテー、チェダーチーズを挟んだサンドウィッチにバターをしみこませ、鉄板で焼き上げたメニューです。
目の前で仕上げてくれるから、アツアツの出来立てを食べられるのがうれしい!

ほかにも、種類豊富な和洋ビュッフェメニューが用意されています。海を見ながら美味しいご飯を食べれば、素敵なひとときになること間違いなし。
ほとんどのお部屋がオーシャンビュー!

お部屋は全部で638室、23タイプ。
ホテル自体が海の近くに位置しているため、ほとんどのお部屋がオーシャンビューを楽しめます!

『スーペリアファミリー』は、最大4名で宿泊できるファミリーにおすすめの客室タイプ。
通常のベッドがあるスペースと2段ベッドがあり、その間にソファスペースが用意されています。

明るいカラーのグリーンやイエローがアクセントとなって、ポップな雰囲気。

全室にバスタブがついており、湯船に浸かって旅行の疲れを癒せますよ。

「OSAJI(オサジ)」のアメニティが準備されているのも、高ポイント!

一部の客室タイプには、大きな鏡のドレッサーが用意されているため、朝もゆったりと身支度できそうですね。

こちらは、『ゴロゴロ寝台付 スーペリア』タイプのお部屋。
2台のベッドの奥の窓際に「ゴロゴロ寝台」があり、ソファとして使ったり、就寝時にはベッドとして使用したりすることも可能です。

角部屋の『ゴロゴロ寝台付 デラックスコーナー』は、2面採光で開放感も抜群。
最大6名で宿泊でき、部屋の中央に2段ベッド、その両端に1人用のベッドが用意されています。

洗面台は使いやすい2口タイプ。大人数の宿泊でも、混雑することなく使用できそうです。
これで1泊1名あたり9000円~はお得すぎない?

ディズニーリゾートに近いこともあり、ディズニー旅行の際に利用するのがメインとなりそうなこのホテル。
とはいえ、セカンドルームやカフェテリア、そして映画の中に入り込んだようなそのハイクオリティなデザインを満喫するなら、1日丸ごとホテルで過ごすのも十分アリかもしれません。
宿泊料金は、1泊税込9000円~(2名1室利用時1名あたり、食事なし)。早割などを利用すれば、タイミングによっては6000円前後で泊まることもできますよ。
写真映え要素もたっぷりだから、友達との撮影大会も盛り上がりそう。ぜひチェックしてくださいね!
星野リゾート 1955 東京ベイ
住所:千葉県浦安市日の出7丁目2-3
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/