流行語「村神様」だけじゃない　ちいかわ、きんに君、ひろゆきの「名言」も

「2022 ユーキャン新語・流行語大賞」では、プロ野球・東京ヤクルトスワローズの村上宗隆内野手の活躍を称えた「村神様」が大賞に選出された。ただ、この結果に「はやったの？」と疑問を持つ人もいるようだ。「流行語」として発表されたものは、ユーキャンだけではない。他社・団体が選んだ中には、「村神様」より頻繁に聞いた言葉があるかも！？※記事の最後で、読者の皆さんが選ぶ「流行語大賞」の投票を募っています。紅白歌合戦にも「出演」するキャライラストコミュニケーションサービス「pixiv」を運営するピクシブと、動画や生放送の配信サービス「ニコニコ」を運営するドワンゴの企画「ネット流行語100」年間大賞。今年の表彰式が2022年12月12日に行われた。年間大賞にはアニメ映画「ONE PIECE FILM RED」のキャラクター「ウタ」が選ばれた。「ONE PIECE FILM RED」は、人気漫画「ONE PIECE」の劇場版として8月に公開された。ウタは「世界の歌姫」で主人公・ルフィの幼なじみ、そして4人の大海賊「四皇」のひとり「赤髪のシャンクス」の娘。ウタの歌唱キャストは、歌手のAdoが担当している。今年の「第73回紅白歌合戦」にも、アニメのキャラクターとして初の出場が決まっている。インターネットセキュリティーサービスを提供するイー・ガーディアンは、2022年にツイッター上で頻繁に使用されたフレーズを調査。最もつぶやかれたフレーズを「SNS流行語大賞2022」に選んだ。大賞は「〇〇ってコト！？」。これは、人気漫画「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ」のキャラクター・ハチワレの口癖で、「ちいかわ構文」として親しまれた。2022年1月から、累計270万回以上つぶやかれたという。同社リリースによると、「〇〇ってコト！？」は2020年ごろからSNS上で「ちいかわ構文」のひとつとして親しまれていたという。今年は「ちいかわ」のテレビアニメ化や企業とのコラボが相次ぎ、SNS以外でも広まったとみられる。会話で利用しやすいフレーズである点を、流行した理由と分析している。「ヤー」と叫び牛乳を注ぐキーボードアプリ「Simeji」は、Z世代を対象に調査した「Simeji presents Z世代トレンドアワード2022」を11月30日に発表した。年間トレンド大賞には、お笑い芸人・なかやまきんに君のギャグ「ヤー！パワー！」が輝いた。この言葉は「2022 ユーキャン新語・流行語大賞」でも、ノミネート30語に選ばれていた。「Simeji」を提供する「バイドゥ」のリリースによると、投票者のコメントには「前向きな気持ちになれるし、元気が出る！」など、好意的な理由が多くあった。今年10月、きんに君はフェルメールの名画「牛乳を注ぐ女」をモチーフにしたテレビCMに出演。大声で「ヤーーー！」と叫びながら牛乳を注ぐ姿は、大きな注目と笑いを集めた。ベネッセが通信教育講座「進研ゼミ小学講座」の会員を対象に実施した意識調査では、小学生の流行語として、「それってあなたの感想ですよね？」が1位になった。ネット掲示板「2ちゃんねる」（現「5ちゃんねる」）開設者のひろゆき（西村博之）さんが過去に発したとされる言葉だ。発表資料によると、ひろゆきさんのまねをしながら言い合うのが小学生のブームになっているという。この結果に、ひろゆきさん本人がツイッターで反応。「先生やりづらそう。。。」「テレビ朝日『TVタックル』で一回だけ言いました。Youtubeで言ったことはないですし、『殺し文句』でもありません」と説明していた。＜J-CASTトレンド＞