塩野義製薬グループで、医薬品などを手がけるシオノギヘルスケア(大阪市)は、オープンイヤー型イヤホン「kikippa(ききっぱ) イヤホン」を、2025年5月8日に直販サイト「シオノギヘルスケアONLINE」などで発売した。

イヤホンでは世界初「ガンマ波サウンド」搭載

イヤホンでは世界初だという「ガンマ波サウンド」を搭載。

人間の脳波の1つで、記憶や集中力に関係するガンマ波(40Hz前後)は加齢により弱まるとされる。本機は音声をガンマ波と同じ周期で変調し、通勤や家事、運動中などに同サウンドを取り入れることで、「ながら時間」に脳を鍛えられるという。

変調度合いが強く、効果が高い「標準」、変調度合いが低く、聴き心地の良い「弱」の2モードを実装。「ガンマ波サウンド」モードをオフにすれば、通常のイヤホンとしても利用可能だ。

耳をふさがないオープンイヤータイプで、装着したまま環境音や会話も自然に聞こえる。独自の「フレックスイヤーサポート」を採用し、安定した装着感と快適性を両立した。

16ミリ径ドライバーに異素材を組み合わせたハイブリッド構造の振動板を採用。量感のある低域から伸びやかな高域まで鮮明に再現し、臨場感のあるサウンドを実現している。

専用アプリでは、脳体力トレーナー「CogEvo」の認知機能チェックツールで脳の状態が確認できる。ガンマ波サウンドの強度変更や聴取時間の確認なども行える。

Bluetooth 5.3に準拠し、SBCコーデック、A2DP/HFP/HSP/AVRCP/GAVDP/SPPの各プロファイルをサポートする。リチウムイオンバッテリーを内蔵し、約2.5時間の充電で最大約8時間の連続再生が可能だ。

価格は2万9700円(税込)。<J-CASTトレンド>

編集部おすすめ