日本酒「八海山」で知られる八海醸造グループ(新潟県南魚沼市)は、米大リーグのロサンゼルス・ドジャースと2年間のパートナーシップ契約を締結したことを発表した。
2025年6月25日に東京都内で、ドジャース関連プロモーション&限定商品発表会を行った。
発表会では、4月に八海醸造の代表取締役社⾧に就任した南雲真仁氏が挨拶した。
南雲社長は、日本酒を世界に広げていくためには、世界中の人々が酒に親しむ機会を増やすことがとても重要であり、そのためにドジャースとの2年間のパートナーシップ契約が大きな一歩になって欲しいと話した。
そのパートナーシップについて、八海山コミュニケーション戦略部部長・鈴木智子さんが説明に立った。契約期間中は日本酒「八海山」がドジャースの「公式日本酒」として採用され、球団の本拠地ドジャー・スタジアムで販売される。ドジャースのロゴが描かれたオリジナルグラスに注がれるという。
7月8日には、日本国内の百貨店やスーパーで限定デザインの日本酒「特別本醸造八海山ブルーボトル」を発売する。チームカラーの「ドジャーブルー」をイメージした限定デザインボトルで、720ミリでの販売。価格は1540円(税込)。
鈴木さんによると現在、「八海山」の輸出のうち、半分が北米向けとのこと。ドジャースのパートナーシップが、北米への輸出を後押ししてくれるような取り組みになってほしいと考えているそうだ。
夏季には海の家とコラボも7月1日~9月7日には、神奈川県・江ノ島西浜にある鵠沼海岸にオープンする海の家「beach bright」とコラボレーションする。
海の家では、特別本醸造八海山ブルーボトルを展示し、Hakkaisan百年の歩み年表などが設置される。