東亜道路工業(東京都港区)は、大阪・関西万博の「舞洲P&R駐車場」と「障がい者用駐車場」に、太陽光発電舗装システム「Wattway」を設置した。

同社では、「Wattway」を活用した暑さ対策商品の開発・導入を積極的に進めているという。

路面に設置して再生可能エネルギー創出

「Wattway」のパネルの表面はすべり止めが施され、車両や歩行者の通行を妨げずに道路空間を活用して再生可能エネルギーを創出できる。パネルを路面に設置することで、周囲の景観を損なわずに発電設備を設けられる。

発電されたグリーンエネルギーは、コトブキ(東京都港区)の冷却機能付き次世代ベンチ「eX エフライン Cozy*」の稼働電源として活用している。

このベンチは、座面の一部に冷水を循環させるコンプレッサユニットの冷却機能採用。一定温度を超えると、自動的に冷却機能が作動する仕組みだ。

座ったときに熱がこもりがちな膝裏や背中がひんやりと感じられ、真夏の都市空間でも、心地よくベンチを利用できる。

万博駐車場では、Wattwayパネル6枚と冷却機能付きベンチ1基が1セットで、合計3セット設置している。<J-CASTトレンド>

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