東京, 2025年12月24日 - (JCN Newswire) -三菱重工グループの三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社(MHIEC、社長:野口 能弘、本社:横浜市西区)は、台湾・台中市による「台中文山ごみ焼却発電施設」のBOT事業に主要機器を納入します。

台中文山ごみ焼却発電施設は、台湾中部に位置する台中市で1995年から稼働。

老朽化に伴い、台中市は、BOT事業による新たな施設の建設・運営などを予定しています。MHIECは、台中市政府環境保護局から同BOT事業を受注したSPC(特別目的会社)と12月19日に主要機器の供給契約を締結しました。焼却炉本体設備などの主要機器を供給して、施設の安定運転に貢献します。

同SPCは、台湾最大手の廃棄物処理マネジメント会社である達和環保服務股份有限公司(Onyx Ta-Ho Environmental Services Co., Ltd.)と、同社の主要親会社で台湾最大手のセメント会社である臺灣⽔泥股份有限公司(TCC Group Holdings Co., Ltd.)の子会社の臺泥化學工業股份有限公司(TCC Chemical Corporation)の共同出資で設立されました。BOT事業の期間は30年間の予定です。

今回、MHIECは、最新鋭の独自燃焼技術を採用したV型ストーカ式廃棄物焼却炉(以下、V型ストーカ炉(注))を納入し、高い環境性能を発揮するとともに、台湾のごみ焼却発電施設の中でも最高効率の発電性能を達成します。

MHIECは、台湾に7件のごみ焼却発電設備の納入実績があります。今後もV型ストーカ炉の拡販およびアフターサービスの展開に一層力を注ぐことで、台湾における廃棄物処理の安定化とカーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。

URL https://www.mhi.com/jp/news/25122401.html

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