健康を害する「座りっぱなし」のリスク

1時間毎に立ちあがり、動く前に手軽なセルフケアを

リスクを回避する方法はただ一つ。それは「座る時間を減らす」ことです。このことついては、さまざまな研究結果が出ています。現代人のライフワークを見てみると、座っている時間が非常に長いため、「1日30分程の歩行運動で十分」という説は、もう机上の空論となってしまっているようです。また、特にデスクワーク中心の人は1時間に1回は5分程歩くのが必要とされる結果も出されています。

私が提案したいのは、下記の2つのことです。

■1時間毎に立ち上がる
そもそも、人間は長時間、座り続けるようにはデザインされていません。

■動く前に手軽なセルフケアを
長時間、座っている=臀部や大腿部後面は自分の体重+重力によって圧迫され続けているので、筋肉の癒着などが起こり、筋肉本来の滑走(伸縮性)を発揮できないままに運動してしまうのも考え物です。

なぜなら、臀部、大腿後面が使いにくい状態で動くということは、他の関節や筋肉に余分な負担をかけた状態で動く習慣をつけてしまうことになるからです。

まず、臀部、大腿後面、長時間の座位で固まってしまった股関節ぐらいはストレッチで伸ばしましょう。このことは、座りっぱなしのリスクの回避だけでなく、カラダの歪みを作らないことにもつながります。

(伊藤 勇矢/柔道整復師)

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2015年11月14日の経済記事

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