8月25日・26日に放送される『24時間テレビ41~愛は地球は救う~』(日本テレビ系)で番組史上初のトライアスロンに挑戦するANZEN漫才みやぞん(33)。
「実はスタッフたちが心配しているのは『果たして無事に完走できるのか?』ということではなく、『運動能力が高すぎて、早くゴールしすぎてしまうのではないか』『苦しげな表情もあまり見せないのであまり盛り上がらないのではないか』ということなのです」(テレビ局関係者)
そんな彼を14年も前から、応援し続けている女性たちがいる。
「彼の出身地でもある足立区をベースに活動していた『常笑気流歌劇団』には、小学生ぐらいの子供から年配の方まで、幅広い年齢の人々が所属していました。演技だけではなく、歌ったり踊ったりと、ミュージカル要素も重視していた劇団です。劇団の仲間は、親しみをこめて彼のことを“大ちゃん”と呼んでいました」
田口さんは歌唱指導、そして鷹觜さんは歌唱と演技の指導を担当していた。恩師たちから見て、“俳優・DAI”はどんな存在だったのだろうか? 鷹觜さんが続ける。
「大ちゃんは演技力という意味ではあんまり……(笑)。まぁ若いですからね、ただ最初は、大丈夫かな?というレベルなのに、教えると意外に器用なのか、いつのまにかそつなくこなすようになるんです。それは立派だと思っていました。それに彼の場合は“将来はお笑い芸人になりたい”という意思を明確に持っていました。だから演出担当者もその気持ちを汲んで、毎舞台、彼のための見せ場を用意していたんです。
演技力はイマイチだったというが、子供たちからの人気は絶大だったという。
鷹觜さんは「大ちゃんが入団したばかりのころは、“ずいぶん若いパパだなぁ”と勘違いしたことがありました」と懐かしそうに語った。田口さんもこう言って微笑む。
「子連れの女性劇団員がいたのですけれど、大ちゃんが彼女の子供をずっと面倒みていたので、私もほかのみんなもてっきり親子だと思っていました。ごく自然な感じで接していたし、子供もすごく大ちゃんになついていたんです。表裏のないキャラクターはとても貴重で、子供たちにもそれがわかるのでしょうね。彼には天性の“人を和ませる才能”がありました。あの笑顔で周りがみんな助けたくなってしまうんです。高いハードルがあっても、『え~』とは言っても『嫌だ』とは言わない。気がつくと何でも乗り越えているんです。だから今回の24時間トライアスロンも、何だかんだ笑顔で完走する気がしています」
昔から“愛され力”はピカイチだったみやぞん。