「日本の介護は世界一!」学びに来る外国人技能実習生たち

「’06年、20歳のときに留学生として来日しまして、大学、大学院で経営情報を学びました」

大学院修了後、単さんは偶然、同法人の施設を見学する機会を得て、感銘を受けたという。

「日本の高齢者は、なんて幸せなんだろうと思いました。介助者がきちんと全部、利用者に聞きますよね。『いまからトイレ、行きましょうね』とか。中国では介助する人の都合、効率優先でパパパパッとやってしまう。だから日本の介護のあまりに丁寧なやり方を見て感動して、ここで働きたいと。それで6年前、本当に現場の、利用者の介助から働き始めました」

家族は猛反対。でも彼女には日本の介護理念や技術は将来、中国や故郷・内モンゴルでも絶対、必要とされるものだとの確信があった。

最初はショックな出来事や苦労の連続だった。フロアに点々と落ちていた認知症利用者の便を、誰にも相談できず、たった1人で片づけた。しばらく食事が喉を通らなかったという。

日本語は普通に操れたが、介護の専門用語はまったくわからなかった。スマホをそばにおいて、検索しながら会議に臨んだ。当時、同法人に外国人は1人だけ。彼女のために専門用語を解説するなどの配慮はなかった。

そういった経験が、法人の運営を任される立場になったいま、生きている。

「いま、技能実習生のために、研修資料は中国語版や英語版を用意しています。また、文字だけだとわかりにくいので、イラストや写真も添えるようにしています」


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