「嫁が週刊誌の僕の浮気写真を、いまだに額に入れて壁に飾ってるんですよ。それで喧嘩になると、嫁が『これ!』って、その額を指差すんです。
テレビでドッキリを仕掛けられたときに見せる、いつもの苦虫をかみ潰したような顔でそう話すのは、お笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘(42)だ。
「水曜日のダウンタウン」(TBS系)が調べた「2018年ドッキリにかけられた芸能人ランキング」で2位に輝いたように、近年はドッキリ芸人としてもおなじみの尾形だが、以前は週刊誌などでたびたび浮気を暴露されるなど、“浮気芸人”として知られていた。しかし、’17年3月9日(「サンキュー!」の日)に長年付き合ってきた“あいちゃん”と結婚。昨年の3月3日には第1子となる女の子が誕生した。
「今は浮気はやめました。家族のことしか考えていません!」
尾形のインスタグラムは、いまや娘のさくらちゃんと、愛犬である柴犬のミクの写真で埋めつくされている。すっかり更生したようだ。
「結婚して、頭金なしの35年ローンで家を買ったんですよ。月17万円を75歳まで払わないといけない。だから、吉本坂46はお金のためにやっているところはあります(笑)」
今、力を入れているのが、秋元康さんがプロデュースするアイドルグループ「吉本坂46」の活動だ。5月8日に発売されたセカンドシングル曲「今夜はええやん」では選抜メンバーも務めている。
「今年の2月に東京ビッグサイトで握手会があったんですが、マネージャーに指定された待ち合わせ場所が、ビッグサイトの正面の門でした。
当然、スタッフからは、「握手会前に握手するなんて……」と苦笑いされたそう。
「『どこで待ち合わせしてんだ』って話ですよ(笑)。普通タレントは会場の裏から入るじゃないですか。それをド正面で待ち合わせって。僕の扱いが荒すぎるでしょ!」
「『今夜はええやん』が売れたら、家のローンにあてたい!」と願う尾形だが、これもすべて愛する家族のため。
「嫁は、こんなバカな僕のことを分かってくれて……。このままでいいって、愛してくれたから、俺は結婚を決めたんです。いい嫁です。幸せにしたいんです!」