イートイン脱税叩きの違和感…「制度批判すべき」との批判も

イートイン脱税叩きの違和感…「制度批判すべき」との批判も

10月1日の消費増税に伴って軽減税率が導入されてから、1カ月が経過した。様々なトラブルが予想されていたが、現在、なかでも話題になっているのが、ファストフードやカフェなどでの“イートイン脱税”だ。これらの店の店内で飲食をする際、本来は税率が10%となる。そのためレジで「テイクアウト」と伝え、8%の税率で購入する手口をそう呼ぶ。

“イートイン脱税”はネットニュースなどで波紋を呼び、テレビの報道番組では店舗側の対策が続々と報じられている。コンビニ業界は店内放送でイートインの“申告”を促す対策に乗り出した。また大手チェーンのドトールコーヒーでは店内飲食の場合、紙コップに「EAT IN」と書かれたシールを貼ることで客への注意を促している。

一方で、SNSでは“イートイン脱税”だけでなく、そもそもの軽減税率という制度への不満が相次いでいる。なかには“イートイン脱税”を指摘する人々を「正義マン」と揶揄する声もある。

《イートイン脱税って言い方、辞めてください。イートイン“増税“です。制度を批判して!!!》
《友達がパン屋で働いてるんだけど「軽減税率面倒くさいよ~テイクアウト・イートインも面倒だけど何が面倒って『あの人テイクアウトで買ったのに食べてますけど?』とか言い出す謎の正義マンが現れそうなところが面倒くさいよ~!」と言ってて「うわ~絶対現れる~! 控えめに言って地獄~!」ってなった》

「正義マン」の出現を予測したこのツイートは、4万8千回以上リツイートされた。

軽減税率への不満としては、こんな声もある。『マチネの終わりに』などを上梓した作家・平野啓一郎は11月2日にTwitterで苦言を呈した。

《「脱税」なんて悪者扱いすることかね? 税金のために、人のいる場所でご飯食べられなくなれば、社会的孤立が益々進む。あったかいままでも食べられないし。最悪》

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