インドで、生きたまま墓に葬られた女の子の赤ちゃんが発見された。一命を取り留めてから2カ月。
両メディアよると、女の子が見つかったのは10月のこと。ウッタル・プラデーシュ州である男性が死産した娘を墓に葬ろうとして90センチほど掘ったところ、壊れた陶製のポットが。さらに赤ちゃんの泣き声が聞こえたためポットを引き上げると、布に包まれた女の子が中にいた。
女の子はすぐに病院へと運ばれた。当時の体重は1キロほど。
そして12月、女の子は体重も増え血小板の数も通常状態にまで回復。いっぽうで親の足取りがつかめないため、後日、養子に出されることになった。
「11月にも“女の子の赤ちゃんを生き埋めにしようとしていた家族に警官がたまたま遭遇し、救出した”というニュースが報じられました。インドには女性が結婚する際、莫大な持参金を花婿側に支払うという文化があります。
ネットでは《赤ちゃんが生きていたことを神に感謝する》《20年後、彼女はどう成長してるのかな。これから思いやりのある人に出会えますように!》と命が救われたことを喜ぶ声や、《言葉をなくした。赤ちゃんが生きたまま葬られたり女性が焼き殺されたり。どうして?》と嘆く声も上がっている。