《“これでいいや”と思ってしまったら、それ以上の成長はないだろうし、年のせいにして諦めるのは癪ですからね(笑)》(『家庭画報』7月号)
最近のインタビューで、60代半ばになっても衰えぬバイタリティを見せていた郷ひろみ(64)。
「今はニューシングルの発売を控えていることもあり音楽番組の収録に臨むなど、コロナ禍でストップしていた仕事が徐々に動き始めています。
プライベートでは、’12年に24歳年下の元タレントの女性と3度目の結婚。’14年には双子の息子が生まれている。
「この6月で6歳になります。来年は小学校入学の年ですね。郷さんにとって待望の男の子でしたから、わんぱく盛りもかわいいでしょうね」(スポーツ紙記者)
6月中旬の昼下がり、本誌はそんな郷の“若々しいパパぶり”を目撃した。
梅雨の中休みで、30度を超える暑さのなか、強い日差しが東京都内に照りつけたある日。道の向こうから和気あいあいに連れ立って歩いてきた、家族の姿があった。一行の中で一人、日傘をさしているのが郷だった。日傘の下も、長袖のグレーのウインドブレーカー、手の甲もアームカバーでガードする徹底した日焼け対策だ。
双子の男の子たちは、絵本を手に先回りして、一段高い緑地に上って元気な様子で遊んでいる。息子たちの様子に目を細める郷。そんな夫の姿を、妻が前に回って、楽しそうにスマートフォンのカメラに収めていた。
カメラに向けて郷も爽やかなポーズを決める。仲むつまじい夫婦の様子が見て取れた。前出の音楽関係者が語る。
「奥さんが撮っていた写真は郷さんのインスタグラム用ではないでしょうか。コロナ禍で制限が多い状況のなか、ファンのためにと、5月に新しくアカウントを開設したばかりなんです。仕事の裏側や、ラフな私服姿が見られると、好評ですよ」
冒頭のインタビューは、次のように続く。
《人生は、勢いで何とかなった若い頃よりも、後半が大事。これからも自分を叱咤激励しながら、やっていこうと思っています》
64歳でのインスタデビュー。“家族の支え”を受けながら、ストイックな“永遠のアイドル”は走り続ける――。
「女性自身」2020年7月7日号 掲載