「これからも私なりにできる限りのことをしてまいりたく存じます。理想の家庭像でございますが、いつも自然体で、和やかな家庭を築いていきたいと思います」

’17年9月3日、眞子さまとツーショットで臨んだ婚約内定会見で、小室圭さんはそう語っていた。

しかし、結婚延期の原因となった金銭トラブルもいまだに解決しないまま、婚約内定から3年を迎えてしまった。

「皇室では、国民以上に徹底して外出自粛をなさっています。眞子さまも博物館への出勤を控え、リモートワークをされています。もう半年近く、ご家族と宮内庁職員以外とはお会いになっていないのではないでしょうか。

外部との接触がほとんどなくなった眞子さまですが、小室さんとはテレビ電話で頻繁に連絡を取られているようです。眞子さまと小室さんの絆がますます強まっていくばかりという状況に、紀子さまは不安を抱かれているのです」(皇室担当記者)

来年の夏には、小室さんは3年間の留学を終えてニューヨークから帰国する予定になっている。

「秋篠宮さまも紀子さまも、眞子さまにご結婚を考え直してほしいという思いは強いのです。しかし、ご本人の気持ちを無視して破談にすることはできません。すなわち、眞子さまの小室さんへのお気持ちが冷めない限り、いつかは結婚を認めるしかなくなってしまいます。そこで紀子さまは、眞子さまの気持ちを変化させるために、密かに“ある計画”を練られているようなのです」(宮内庁関係者)

秋篠宮家に近い関係者が、紀子さまの現在のお考えについて語ってくれた。

「紀子さまは、小室さんとの結婚を諦めるようにと眞子さまを説得されるようなことは、お考えになっていないようです。ただ、眞子さまには国民の声、周囲の意見に耳を傾け、ご自身で小室さんとの結婚を考え直してもらいたいと願っていらっしゃるのです。

おそらく眞子さまは、来年の夏まで小室さんと直接お会いになることはないはずです。その間に、眞子さまにはほかの男性にも目を向けてほしい――。紀子さまは強くそう願われているのです」

前出の宮内庁関係者によれば紀子さまは、小室さん以外は見えない眞子さまの“視野”を広げるために、自らが新たな「出会いの場」をお作りになろうとしているという。

「高円宮家の次女・典子さん、三女の絢子さんの結婚相手を紹介されたのは、母親の久子さまです。紀子さまが眞子さまに男性を紹介されるのも、ごく自然なことです。秋篠宮さまはいくつもの学会に出席されており、紀子さまの父も弟も研究者です。学究肌の眞子さまと合う方がいるかもしれません。

それ以外にも、秋篠宮ご夫妻はさまざまな業界に豊富な人脈をお持ちです。お相手選びに苦労されることはないでしょう。もう小室さん以外なら誰でも――。そんな思いさえ、紀子さまの脳裏に浮かんでいるのかもしれません」

皇族方の出会いの場は決して少なくはないと、前出の皇室担当記者は語る。

「海外の名家の方々が来日したときには、宮家が歓迎パーティを開くこともあると聞きます。

来賓が若い方だと、外交関係者の子息など、近い年齢の方々を集めて和気あいあいとした雰囲気になります。天皇皇后両陛下も、雅子さまがスペインのエレナ王女の歓迎パーティに招かれたことで、お二人は初めて出会われたのです。来年、東京五輪が無事開催されることになれば、眞子さまにもそういった出会いの機会が増えるのは間違いありません」

小室さんが帰国する予定の来年夏までに、眞子さまに「新たな出会い」はあるのだろうか――。

「女性自身」2020年9月22日号 掲載

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