今年8月、23歳で自ら命を絶ったデイジー・コールマンさん。彼女は14歳のときに米ミズーリ州で、元下院議員の孫にレイプされ心身共に大きな傷を負った。
デイジーさんは、性暴力の防止を目的とする非営利団体SafeBAEを設立し、同じような被害者が出ないよう戦っていたが、自死を選んでしまった。当時、彼女の母親メリンダさんはFacebookで「娘のキャサリン・デイジー・コールマンが自殺しました。一番の親友であり、最高の娘でした。娘は、あの少年たちにされたことから立ち直れてはいなかった。本当に不公平だと思います。私のかわいい娘はもういない」と訃報を伝えていたが、今月7日、今度はSafeBAEがメリンダさんの死去を公表する事態となってしまった。
「今日、メリンダ・コールマンが自殺しました。夫とトリスタン、そしてデイジーを失った筆舌に尽くしがたい悲しみは、彼女が向き合うには重すぎました。メリンダは才能ある獣医であると同時に献身的な母であり、妻であり、才能に恵まれたボディビルダーでもありました。そして子どもたちを愛し、信じていました。
メリンダさんは、子どもたちがまだ小さい頃、夫のマイケルさんを交通事故で亡くし、2018年には息子のトリスタンさんも交通事故で帰らぬ人となっている。そして、娘のデイジーさんもこの世を去った。ローガンさんとチャーリーさんはデイジーさんの兄弟にあたる。