「ずっと見る側だった月9に出演させていただけて光栄です」
1月31日、こうコメントしたのは俳優の赤楚衛二(26)。彼は今月8日に放送されるドラマ「監察医 朝顔」(フジテレビ系)の第13話に出演することが決まった。
17年、「仮面ライダービルド」(テレビ朝日系)に出演し一躍脚光を浴びることとなった赤楚。そして昨年、「科捜研の女」(同局)や「映像研には手を出すな!」(TBS系)、「美食探偵 明智五郎」(日本テレビ系)といった話題のドラマに出演したのち、10月期の“チェリまほ”こと「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(テレビ東京系)でブレイクを果たした。
「昨年11月に発売された写真集『A』は発売前に予約が殺到し、これまで2度も重版しています。また『チェリまほ』効果もあり、Instagramのフォロワー数は現在47万人。国内のみならず、海外にもファンが多数います。さらに『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)への出演も決まっており21年、さらなる活躍が期待されています」(芸能関係者)
そんな赤楚だが、これまでの俳優生活は決して平坦なものではなかったようだ。
「赤楚さんは高校生のころ、モデルの仕事をしました。そのことをご両親が喜んでくれたため、芸能界を目指すように。次第に俳優を志すようになりました。
進学したものの、のちに大学を中退。そして、愛知県から上京しました。
出演作を重ねるにつれ、いよいよ軌道に乗り始めた赤楚。そうして「チェリまほ」の町田啓太(30)や映画「思い、思われ、ふり、ふられ」の北村匠海(23)といった共演俳優たちから刺激も受けたようだ。
「話を聞くのが好きな赤楚さんは、共演者から演技に関する様々なことを吸収しているそうです。町田さんは世界情勢について詳しく、多面的に世界を見ている。それが“演技に活かされているのでは”と赤楚さんは考えたといい、勉強になったそうです。
また北村さんの自然体な演技に感銘を受け、“どうすればそう演技できるか”を考えたとも。北村さんは博識でもあり、赤楚さんは年下の彼を尊敬しているそうです」(前出・スポーツ紙記者)
■謙虚さと愛されキャラでオファー続々
そんな赤楚は18年7月、舞台「民衆の敵」への出演が決まった際、「自分は未熟者で畏れ多い」と「スポーツ報知」の取材でコメント。
さらに昨年12月、Webサイト「ぴあ」にアップされたインタビューでは「作品選びなんて役者としておこがましいと思っているので、基本的にはどんな作品も受けさせてくださいという気持ちです」とも語っている。赤楚衛二とは謙虚な俳優のようだ。
「彼の魅力はそれだけではありません。いつも穏やかで気配りも上手。
「朝顔」の出演について、《大好きなドラマ『朝顔』に赤楚くんが出演だなんて、嬉しすぎます!!》《赤楚くん朝顔に出るんだ! いいドラマだし楽しみだなー》《赤楚君出るの? 見逃せない》とネットで期待の声が上がっている赤楚。はたして、どんな演技を見せてくれるだろうか?