「私も2回、見に行きました。1回目は『映画になるとこんな感じなんだ』と思うくらいだったのですが、後で映像や音楽をもっと詳しく見てみたくなったんです。

そうしたらまた新しい発見があって、2回目も楽しめましたね」

そう語るのは、西野亮廣(40)の実母だ。

西野の手がけた絵本を映画化した『えんとつ町のプペル』が、昨年末の公開から1カ月で早くも100万人を動員した。

ファンたちは“プペ”という単位で、観賞回数をカウント。Twitter上では《10プペした》といった声が上がるなど、熱心なリピーターも出ている。

そんななか、西野は1月27日のTwitterで《吉本興業の対応がナメ腐っていたので、会社ごとガン詰めしました》と投稿。映画宣伝を巡る吉本の対応に、不満を爆発させていた。

そして3日後の30日には《お騒がせしてすみません。吉本興業を卒業しました》として、“電撃退社”を発表したのだ。

ファン同様“2プペ”するほど西野を応援していた実母。だが突然の退社に関して、事前に連絡はなかったという。

「息子からは本当に何も聞いていませんでした。退社した後もまったく報告はなかったです。

でも私のような外部の者が何か言えるわけでもありませんからね……」

そうつぶやく母。ただ退社自体は突然だったものの、以前から兆候は感じていたようだ。

「8~9年ほど前から、息子の仕事内容は徐々に変わってきました。お笑いではない、絵本や映画のお仕事が増えてきたんです。息子は『何年もかかる』と言っていましたし、これまでとは勝手もかなり違ってきたみたいです」

だからこそ母は、今回の息子の決断を尊重したいと記者に明かしていた。

「女性自身」2021年2月23日号 掲載

編集部おすすめ