「老後資金も不安だし、今年こそパートに出よう」と思ってはや幾年……。専業主婦にとって、社会復帰は怖いものだ。
「最近カルチャーセンターでは講座を開いても、平日の昼間だと50~60代の方が集まらないのだそう。その理由は、パートを始めた人が多いからなんです」
こう語るのはファイナンシャルプランナーの寺門美和子さん。アラフィフ女性の相談者や友人、知人からも「パートに出たい」という声を聞くようになったという。だが、いざ働こうと思っても、「何年も働いていないのに、ちゃんとできるかな」と、最初の一歩を踏み出せない人も多いそう。
「昭和の時代は、学校や職場で、完璧じゃないものを見せると怒られました。そのため、50代女性は世代的に完璧主義の傾向が強い。そして、その“完璧でなければ”という思い込みから、パートへの応募を躊躇しがちなのです」
だが、過度に不安に思う必要はないという。
「今の社会、特に若い世代は、最初から完璧を目指さず、トライ&エラーを繰り返し、修正しながら完璧を目指していきます。わからないことがあれば聞けばいいし、失敗したら学べばいいんです。働いてみて自分に合わなければ、すぐに辞められるのがパートのいいところでもあります。重く考えず“とりあえずやってみよう”という軽い気持ちでまずは飛び込んでみてほしいです」
先輩パート主婦たちの声にも耳を傾け、一歩踏み出してみよう。
■「平均年齢高めの職場なら50代もちゃんと新人♪」ゴルフ場スタッフBさん(55)/ブランク:15年
「15年前に2年ほど、テストの採点をするパートをしていましたが、その仕事が業者に委託となり自然消滅。
だが、母親が介護施設に入所し一段落。コロナ禍によって見舞いに行く機会も減り、働きに出る決意ができた。
「そんなときに知人からゴルフ場の売店のお仕事があると聞いたんです。年上の女性が多く、私でも堂々と“新人”でいられることにも勇気づけられました」
8畳ほどの売店スペースで飲み物などを販売するのが主な業務。
「店舗を一人で任されるのですが、研修はたった3日間! この年でやっていけるのか心配でしたが『のみ込みの早い人は、2日だけの研修です』と言われて(笑)。ゴルフ場の売店というのはお金をやり取りするのではなく、伝票で買い物をします。それぞれのお客様が何を買ったかを記録しておき、ゴルフ場を出るときにまとめて清算する。一人ずつ買い物をしてくださるならいいのですが、何人か立て続くと、どなたが何を買ったのか混乱してしまって……。あとから在庫を確認して、数の少ない商品を見て、何を売ったか確認したりしています」
長年の会員には、何も言わなくても、決まった飲み物を出すこともサービスのうち。衰えてきた記憶力は、おばちゃんならではの愛嬌でおぎなっているという。
「この年になると、正直、お顔とお名前を一致させるのはすごく難しくて……。なんとなくお名前やヒントを伺って“どれだっけ”と考えているうちに、『ボクらはお茶です(笑)』と答えを教えてもらうこともあります」
苦手なこともあるが、家庭を心地よく保つために、培ってきた“主婦力”はお客様にも好評だ。
「たとえば、何か買ってもらったときに『ありがとうございました』だけではなく『今日は暑いから、水分を十分に取ってくださいね』と一言加えると、お客様が喜んでくれるんです。そんな心配りができるのは、今までの主婦業のおかげかなと思います」
「女性自身」2021年5月25日号 掲載
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