12月27日、人気アニメ『東京リベンジャーズ』(MBS毎日放送、他)の公式サイトで“ドラケン”こと龍宮寺堅役の交代が発表された声優の鈴木達央(38)。

さらに同日には、鈴木がボーカルを務める音楽ユニット・OLDCODEXの解散も発表された。

公式サイトによれば、’22年4月公開予定の『劇場版 Free!-the Final Stroke-』後編主題歌の担当をもって、同ユニットは約12年間にわたる活動に終止符を打つという。

今年7月、「週刊文春」によってスタジオ関係者の女性との不倫が報じられた鈴木。声優活動の休止発表と同じタイミングで、OLDCODEXも活動休止が発表されていた。

「鈴木さんは妻のLiSAさん(34)が不在の間、不倫相手の女性を自宅に連れ込んでいたといいます。さらに相手女性のツイートからは、公開前の音を聞かせていたことが判明したとも報じられました。不倫だけならまだしも情報漏洩の疑惑は、業界内でも震撼が走りました」(音楽関係者)

所属事務所は8月30日に、《今後は、徐々にではありますが、鈴木の回復具合を見極めながら、活動を再開させていただく予定です》と発表。しかし不倫の代償は大きく、相次ぐ“降板ドミノ”となる事態に陥ってしまったのだった。

「『Free!』では鈴木さん演じるキャラが重要な登場人物でもあり、製作委員会は彼の継続起用を発表しました。ですが配アニメ『ULTRAMAN』シーズン2の東光太郎役や、彼が主人公を演じる『魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ 』など相次いでキャスト交代が発表されたのです。『東京リベンジャーズ』の“ドラケン”は彼のハマり役とあって、多くのファンが降板を懸念していました。ですがその不安は的中してしまい、ネット上では落胆する声が広がっています」(製作会社関係者)

■声優活動に意欲も開店休業状態

12月12日に配信された「文春オンライン」の記事では、不倫現場となった自宅マンションを引き払い、新たな場所でLiSAと暮らしていると報じられた鈴木。さらに、同媒体が鈴木の所属事務所に送った質問状に対する回答も掲載された。

鈴木の今後について所属事務所は、「本人も『またマイク前に立たせていただけるのであれば』と話しておりましたので、今後また出演できる機会をいただけるのであれば、真摯に取り組みたいと思っております」と回答。

そして物議を醸した“情報漏洩”の疑惑については、「制作関係者にも確認を取り、該当ツイートがあったとされる時期は、公開前の音源自体が存在していないことを確認致しました」と否定している。

「鈴木さんは騒動以降、生活習慣を改めスタッフたちへの対応も丁寧になったといいます。ですが声優活動に意欲を示していても、実情は開店休業状態。今後、新たな起用もないままですと、声優生命も危ぶまれるでしょう。LiSAさんは彼の不倫を許したそうですし、鈴木さんの活躍を望んでいるファンも多いはずです。もう一度、声優として活躍できる場があるといいのですが……」(前出・製作会社関係者)

暗雲立ち込める鈴木の声優活動。果たして、再起のチャンスは訪れるのだろうか――。

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