新年恒例の宮中行事「歌会始の儀」が、1月18日に皇居・宮殿「松の間」で行われた。愛子さまは学業優先で出席は控えられたが、初めて和歌を寄せられた。今年のお題は「窓」。皇族方は、どんな情景を、思いを詠まれたのだろうか。本誌皇室担当・近重幸哉記者が解説ーー。

雅子さま

《新しき住まひとなれる吹上の窓から望む大樹のみどり》

昨年9月に赤坂御用地から皇居の御所に引っ越しされた天皇ご一家。

「昨秋からお住まいの御所の窓からは、上皇ご夫妻が大切にされてきた木々が望まれます。雅子さまは御所や周辺の林が、上皇ご夫妻によって美しく維持されていることに感謝し、そのお気持ちを詠まれたと感じました」(近重記者・以下同)

■愛子さま

《英国の学び舎に立つ時迎へ開かれそむる世界への窓》

高校2年生の夏休み、ロンドン郊外のイートン校への短期留学のためイギリスへ。愛子さまはイートン校敷地内の寮で3週間お過ごしに。帰国時の笑顔に、充実ぶりが表れていた。

「愛子さまは大学に通うことを控え、御所で勉学を中心とした生活をされています。こうした日々でもイートン校での思い出を大切にされ、コロナ禍の収束後には広く見聞を広めたいとの希望をお持ちなのだと思いました」

佳子さま

《窓開くれば金木犀の風が入り甘き香りに心がはづむ》

昨年10月、姉の眞子さんが結婚。佳子さまは眞子さんの結婚を応援されていた。

「金木犀には『初恋』という花言葉があります。昨年10月、初恋を実らせ結婚した姉の眞子さんの心情を思われ、佳子さまは秋の深まりを知らせる金木犀の香りにも、喜びをお感じになったのではとの印象を受けました」

歌会始の儀にグリーンのローブ・モンタントでご出席。今年は佳子さまのご婚約も注目される。