6月26日に放送された大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合)の第25話で、大泉洋(49)演じる源頼朝の死期が迫っているような描写があった。非情な頼朝を演じ、回を重ねるたびに話題を集めてきた大泉。
同日放送回の終盤、頼朝が意識を失くし落馬するシーンが。そして小池栄子(41)演じる北条政子らの、頼朝の死を悟ったような表情が次々と画面に映し出されていた。
一説によると、落馬の後に亡くなっている頼朝。そんな頼朝は、『鎌倉殿の13人』でプライドが高いうえに冷淡な性格として描かれている。
「劇中の頼朝は自らのために『使い捨ての駒』といって、味方の上総広常(佐藤浩市)の命を奪いました。ほかにも同じ源氏の木曽義仲(青木崇高)や、自分の長女と婚約関係にあった義高(市川染五郎)の命まで奪っています。普段の大泉さんのキャラクターとは違う難役で、“俳優・大泉洋”の新たな一面として大好評です」(テレビ局関係者)
そんな大泉演じる頼朝の無情さに、視聴者も驚かされ続けてきた。その結果、Twitterでは“#全部大泉のせい”というハッシュタグが何度もトレンド入り。視聴者のなかで、流行語となっている。
「実は“全部大泉のせい”という言葉は、主人公・北条義時を演じる小栗旬さん(39)が考案したものなんです。小栗さんは役に没入するがあまり、『大泉さんさえいなければ、みんな死なないのに』と思ったそうです。
冷酷無比な役でありながらも、大泉洋の高い演技力によって屈指の人気キャラクターにもなった頼朝。そのため26日の放送終了後、ネットでは難役を演じてきた大泉に感謝の言葉が相次ぐことに。Twitterでは、こんな声が上がっている。
《これで退場かぁ…大泉さんの頼朝めちゃくちゃ腹たったけど、全部全部大泉のせいだったけど、大泉さんでよかったよーーーー! ありがとうございましたーーー!!!》
《なかなかに酷いヤツだったのに涙が止まらない こんな下衆なヤツなのに、結局最後まで頼朝が嫌いになれなかったのは、全部大泉のせい。大泉洋さん、魅力的な頼朝を見せてくれてありがとうございました!》
《全部大泉のせい!とか言われてた半年ですが、源頼朝が大泉さんで良かったなぁ。素晴らしい人選でした、楽しませていただきありがとうございました》
《この大河で、源頼朝に興味を持てた。ありがとう、大泉洋さん!!あなたのせいだー》

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