「なに邪魔してんだお前」撮り鉄が注意した駅員に暴言…ネットでは「お前がいい加減にしろ」の声

8月29日、あるTwitterアカウントが投稿した“撮り鉄トラブル”の動画が話題になっている。動画の中では、地下鉄のホーム内で脚立を使って電車を撮影しようとした男性が駅員に注意され、逆ギレする様子が収められていた。拡散されている動画では、“撮り鉄”の男性が脚立を使ってホームに身を乗り出すような形で電車を撮影しようとするところを駅員が「下げてください。ダメです。辞めてください」と注意。すると男性は、お目当ての電車を撮影できず「なんだよ。辞めてくださいじゃねえよ。どうしてくれんだよ！」と激怒。続けて駅員が「脚立禁止ですよ」と注意しても、男性は「知らねえよそんなの。なに邪魔してんだよオマエ。いい加減にしろよ！ どんだけ待ったと思ってんだよ!! カスがよ！」と怒鳴り散らしていた。そんな男性に対して駅員は「禁止です」と冷静な口調で伝えると、「二度と金払わないからなマジ」と、捨て台詞を吐いて立ち去っていったのだ。この動画の内容について、東京メトロの広報部に問い合わせると「間違いありません」とし、「’22年4月23日（土）12時50分頃、副都心線明治神宮前〈原宿〉駅にて発生しました」と書面で回答。当時の様子を「ホームドア付近にて脚立を立て撮影をしようとしているお客様に対し、ホームドアから乗り出し転落や列車との接触する恐れがあったため、駅係員が制止を行いました」としていた。この動画はネットで拡散され、撮り鉄に対して以下のような厳しい声が上がっている。《お前がいい加減にしろ！ 最近、想像を絶する馬鹿な撮り鉄の動画沢山みるけどこんな奴らなん？》《毅然とした態度で撮り鉄の傍若無人な振る舞いを制した駅員さん立派です。膝から上が安全ドアより出てる状態で撮るのに夢中になって線路側に落ちてたら死の可能性あるし多額の損害賠償請求される事態。駅員さんは邪魔したんじゃなくて守ってくれたの！こっちが代わりにクソが！って言ってやりたい》《犯罪行為をしてる撮り鉄は容赦なく警察に突き出せばいいんじゃないか。好きなことのために、人の生活や安全を脅かしていいわけないだろ》今回のトラブルで遅延や損害賠償は発生しておらず、警察への連絡の有無を聞いたところ以下のような回答があった。「本件については、警察を呼ぶ等の対応はいたしませんでした。なお、お客様による危険行為や列車の安全運行の妨げになる行為、他のお客様への迷惑行為等、状況によっては警察等の対応を要請する場合がございます」また、撮り鉄が撮影しようとした車両については「当社の17000系です。人気か どうかは分かりかねますが、副都心線の最新車両となります」としていた。東京メトロの広報部は、駅構内の撮影行為についてこうマナーの向上を求めた。「駅構内でご撮影される場合は、すべてのお客様が安全、安心に東京メトロをご利用いただけるよう、ルールやマナーを守り、安全や他のお客様に十分配慮していただくようお願いいたします。駅構内における撮影時のルールについては東京メトロHPでご案内しておりますが、ルールやマナーについて駅員や警備員等からお声がけした際には、その指示に従っていただくようお願いいたします。万が一、従っていただけない場合には、厳正に対応させていただく場合もございます。皆さまのご理解とご協力をお願いいたします」相次ぐ“撮り鉄”トラブル。ルールを守っている人が損をするような、自分勝手な行動は改めてほしいものだがーー。