9月6日、悠仁さまが16歳の誕生日を迎えられた。今年4月に筑波大学附属高校に進学され、級友とともに授業や高校の活動に意欲的に取り組み、いずれの教科も楽しく学ばれているという。
「入学された悠仁さまは、バドミントン部に入られ、上級生やコーチから指導を受けられながら、基礎体力作りのためのトレーニング、基本のステップなどに汗を流されています。初めての夏休みでは、2泊3日で信州・蓼科での校外学習に参加され、登山などのレクリエーションを、ご級友とともに楽しまれていたそうです。
またこの夏は、赤坂御用地内にある水田や菜園で、稲と夏野菜の栽培に取り組まれたほか、水田に集まるトンボ類などの生息環境を熱心に調査されておりました」(宮内庁関係者)
健やかにお過ごしになっている悠仁さま。今回宮内庁が公表した悠仁さまの映像には、“画期的なこと”があったという。
「天皇ご一家をはじめとする皇族方を撮影して宮内庁が公表する映像には、一切音声が入っていないものでした。なんと今回は“音が入っていた”のです。宮内庁には、映像の音声を消すことで皇室の格調を高め、権威性を保持する狙いがあったとも言われてきました。
それが今回公表された悠仁さまの近況映像には、音が入っていました。とはいっても、悠仁さまの肉声が録音されているわけではなく、セミの鳴き声が入っていただけだったのですが……。メディアが発信するものだけではなく、SNS上にも膨大な映像が氾濫する時代に、宮内庁の対応は旧態依然としたものと言わざるを得ません。
しかし、そうした中で変化があったことは、秋篠宮さまが昨年のお誕生日の会見で述べられた『時代の変化に即した皇室』というあり方に向けて、着実に前進していると感じられました」(皇室担当記者)
しかし、今回宮内庁が公表した“お誕生日文書”に眞子さんと佳子さまへの言及がなかったことには、波紋が広がっているようでーー。
「秋篠宮ご夫妻は、悠仁さまのお誕生日についての発表に対して、お2人の姉のことに触れさせるおつもりはなかったのでしょう。
悠仁さまが高校に進学されたということで単独での文書発表や近況映像の紹介ということになりましたが、弟である悠仁さまが、姉の結婚についてどのようにお感じになっていたのかということは、国民が知りたい情報のはずです。
やはり、悠仁さまには静かな環境で“将来の天皇”としての学びに取り組まれてほしいという、秋篠宮ご夫妻のお考えが強く反映されている発表文書だと感じました」(前出・皇室担当記者)
“悠仁さまファースト”を貫く秋篠宮ご夫妻。眞子さんと佳子さまは、このご姿勢にどのようにお感じになっているのだろうかーー。