現在、クラウドファンディングで資金を募った「スタディ号」で日本一周をしているYouTuberで少年革命家のゆたぼん(13)。しかし和歌山県のホテルで、アルコール度数の高いブランデーをかけたアイスクリームを食べる様子を映した動画が炎上し、波紋を呼んでいる。

「ゆたぼん君が10月11日付で投稿したこの動画は、フィギュアコレクターのそうまんさんとコラボしたものでした。しかし、ゆたぼん君がブランデーをアイスにかけて食べる姿に、『未成年なのに』『周囲の大人何をやってんの』などと批判が相次いだのです。動画は12日までに削除され、『YouTube コミュニティ ガイドラインへの違反により削除されました』と表示されました」(スポーツ紙記者)

動画が炎上したことを受け、そうまんは12日にYouTubeチャンネルを更新。ゆたぼんがブランデーをかけたアイスクリームを食べた経緯について、「1人前4000円のアイスクリームで、動画映えもするし、経験って言ったらおかしいんですけれども。どんな味かってことを『経験として食べてみな』っていう風に、ちょっと安直に考えてしまって」と“大人である自分が勧めてしまった”と説明。

続けて、「もちろん(ゆたぼんが)未成年なので体にも合わず、もう、ちょっとスプーンで食べて『うわぁ~』って反応して、残りはゆたぼんのパパさんと僕で食べさせていただいた」と話した。また、そうまんは今回の出来事を警察署に相談し、「処罰の対象にはならない」との見解を得たという。

いっぽう同日には、ゆたぼんも「【ご報告】動画が消された件について」と題する動画をアップし、そうまんと電話で話し合う様子を公開。

ゆたぼんは動画が削除されたことについて、「コンテンツに問題があるとか書かれていて、俺、なんも問題があることとか、違反してないのに意味わからんっていうことで、ちょっとね、YouTubeに言ってるとこなんですけど」と前置きした上で、そうまんに電話をかけた。

冒頭、そうまんが「僕が大人としてちょっと指導不足だなっていう反省は、あれに関してはしてます」と反省の弁を述べると、ゆたぼんは「でも、あれは大丈夫って言ってたんで、大丈夫なハズなんですけどね」とコメント。

それでもそうまんは、「やっぱり視聴者さんのコメントを見て、反省の方が強く思っちゃって。やっぱり、未成年に対して、積極的に提供というか与えるものではなかったっていうように、僕も大人として指導者として、教育する立場として、反省してる」と、視聴者の意見を真摯に受け入れたことを伝えた。

■アンチに対して「足引っ張って邪魔してるだけ」「ほんま終わってる」

今回、“貰い事故”の形で自身に非はないものの炎上してしまったゆたぼんだが、“アンチ”に対する憤りは抑えきれないようだ。

そうまんが「なによりゆたぼんに迷惑をかけてたなと思って」と謝ると、ゆたぼんは「まぁアンチってすぐ、あの、ね。邪魔したりとか、足を引っ張ったりとかしてくるんで、ほんとに。そんな奴に愛情なんてないし、ほんとに。ねぇ、ほんとに。もう、足引っ張って邪魔してるだけなんで」と“アンチ”への不満を持ち出したのだ。

しかし、そうまんが「なるほどね。そういう反面、本当に勉強にもなること、正しいことも言ってくれてくれてるから……」と諭すと、遮るように「いや、まぁ、俺のアンチはね、あの、正しいこと言ってないんですよ」と断言したゆたぼん。

動画の最後でも、ゆたぼんは視聴者に向けて「本当にね、あの、警察の人も問題ないって言ってるし、ほんとに、まぁホテルの人も『問題ないと思いますよ』って言ってたんで。だから本当に大丈夫だと思いますね。(中略)やっぱり、アンチが足を引っ張ったりとか、邪魔したりばっかりしてて、ほんとアンチはほんとすごくウンチで、ほんま終わってると思いますね」と強調したのだ。

最近では1日に、9月下旬に発生した台風15号によって断水などが起きた静岡市清水区で飲み水などの物資を支援する様子を公開したゆたぼん。

しかし、その行為に賞賛の声が寄せられるいっぽうで、“支援する側が経済的に自立していない”“動画の収益化が目的なら賛同できない”などと批判の声も上がっていた。

これに対して、ゆたぼんの父で実業家の中村幸也氏は、7日にTwitterで怒りを滲ませたのだった。

《この国では経済的に自立していないと人助けもしてはならないのか?大体ゴチャゴチャ言ってる奴らのほとんどが何もしていない奴らだろうし、そもそも静岡への救援物資はゆたぼんが自分のお金を出して買った物で、実際にそれで救われた人もいるのだから何の問題もないだろうが!》

今回の“飲酒騒動”についても「本当に大丈夫だと思う」と主張し、“アンチ”対する不満を露わにしたゆたぼん。そうまんから“アンチのなかには正しいことを言ってくれる人もいる”と諭されても耳を傾けない姿に、ネット上では厳しい声が上がっている。

《ゆたぼんさんは自分の気に入らないことを言う人をアンチにしてしまっているから、まずそこから正さないといけないですね》
《そんなに批判されるのが嫌なら、有料制に移行すればいい。そもそも、批判が嫌なら、youtubeをやるのがおかしい》
《このやりとりを見ても、アンチは敵だ!と頑なに意見を受け入れない。柔軟な心は自分を守り、成長することにつながるのに》

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