日本中が祝福に沸いた小室圭さんのニューヨーク州司法試験の合格。“3度目の正直”を果たし、10月26日に迎えた眞子さんとの結婚1周年に花を添える形となった。

昨年5月にフォーダム大学のロースクールを卒業後、現地の法律事務所で法務助手として働きながら受験勉強に励んできた小室さん。昨年10月に眞子さんと結婚しニューヨークで新生活を始めたが、これまでに2度の司法試験に失敗していた。

待ちに待った3度目の合否が10月21日に明らかになり、同州の司法試験委員会の合格者リストにも「KOMURO,KEI」と名前が掲載。ネットニュースのコメント欄やTwitterでは祝福の声が相次ぎ、小室さんの名前がトレンド入りするなどした。

そんな祝福ムードのなか、SNSを中心に“ある一般人”の画像が拡散されていたーー。

さかのぼること17年5月16日。

一斉にマスコミが眞子さんと小室さんの婚約内定を報じるなか、『報道ステーション』(テレビ朝日系)の街頭インタビューで注目を集めた男性が。

午後9時すぎ、渋谷駅前で記者から婚約報道についてインタビューを受けると、「マジですか!」「僕ね、受験期のときに眞子さまを待ち受けにしていたんですよ。マジでショックです!」と驚嘆。だが直後に、はじける笑顔で「でも、幸せならOKです!」とカメラに向けてコメントしたのだった。

以降、「でも、幸せならOKです!」のキャプチャー画像は、Twitterを中心に様々なシーンで用いられることに。眞子さんと小室さんの結婚当日も祝福の声とともに拡散された。

昨年10月、『FLASH』のインタビューに応じたこの男性は、「僕は今でも、『幸せに暮らしてくれればOKです』という認識しかありません」と変わらぬ祝意を表していた。

■「英語を頑張るために眞子さまを待ち受けにさせてもらった」

今回、悲願を達成した小室さんの吉報を彼はどう受け止めただろうか? 本誌は男性にインタビューを申し込んだところ、快く応じてくれた。

男性の名前は野村光平さん(25)。昨年までは仙台に暮らしていたが、現在は札幌で会社員をしているという(以下、カッコ内は野村さん)。

「いまは社会人3年目です。主に、人と企業を幸せにする人材派遣の仕事をしています。

たまに、“あの言葉”を使うこともあります(笑)」

いまでもキャプチャー画像が拡散され続けているが、「率直に、ありがたいと思っています。オイシイというか(笑) たくさんの人が僕を覚えていて下さっている、ラッキーというか嬉しいですね」と喜んでいる様子だった。

街頭インタビューに応じた当時のシチュエーションについて問うと、こう振り返ってくれた。

「当時は大学2年生で、ちょうど誕生日を迎えた後で成人したばかりでした。お酒を飲めるようになったので、サークルの飲み会に参加した帰りだったんです。酔っ払った勢いで街頭インタビューに突っ込んでいったんですが、僕は大阪出身ということもあって、やっぱり『カメラがあったら出たい』という気持ちもありました(笑)」

いっぽう、“眞子さんファン”になったきっかけは、高校生時代までさかのぼるという。

「僕は高校1年生のときに数学が好きだったんですが、英語の偏差値はあまり良くなかったんです。ですが海外に短期留学をした結果、『やっぱり英語を勉強しなければいけないな』と感じました。ちょうど佳子さまがICUにご入学されたタイミングでした。

また、周囲には“佳子さま推し”が多くいたこともあって、なんとなく直感ですが『いや、俺は違う』と“眞子さま推し”になったんです。そもそも僕はAKB世代だったこともあり、携帯電話の待ち受け画面をアイドルにするといったことが流行っていました。そのようなこともあって、英語を頑張るために眞子さまを待ち受けにさせてもらっていました」

■「この先も力を合わせて様々なことを築き上げてほしい」

小室さんは眞子さんと結婚に至るまで、母親の佳代さんに元婚約者との金銭トラブルが報じられるなど世間から批判的な声も上がった。

しかし野村さんは、「大前提として、僕は小室さんを批判的な目では見ていません。お母さまの件などで世間からは厳しい目を向けられていたと思いますが、お二人が結婚できて本当に良かったと思っています」と話す。

そう前置きをした上で、小室さんが“3度目の正直”を果たした感想をこう話してくれた。

「自分だったら途中で諦めてしまうと思うんですよね。自分が稼がないといけないと考えるなかで、でも、自分の目標もあって……。とはいえ、世間から見られているとなれば、やっぱり自分のなかでの覚悟もあるでしょうし。

そういった状況で3回挑戦してやり切ったというか、まずは一つ、司法試験という自分の目標を達成させたことは凄いと感じます」

また野村さんは、「幸せならOK」の言葉の意味について考えることもあるという。

「当然ですが“悪いことをして幸せならOK”ではないと思います。お二人が日々の生活を送るなかで心から幸せなら、この先も力を合わせて様々なことを築き上げてほしいなと願っています。これだけフューチャーされたお二人なので、なおさらそう思いますね」

礼儀正しさや言葉遣いの丁寧さからも誠実な人柄が伝わってきた野村さん。最後は、小室夫妻に向けたエールとして「幸せならOKです!」と元気よく締めてくれた。