夫婦のレスがテーマの作品に挑戦の岩田剛典「夫婦の一線ある」
ドラマ「あなたがしてくれなくても」に出演する岩田剛典（撮影：加治屋誠） 画像（1枚）

「タイトルからしてかなりセンセーショナルで、攻めた内容になっています。僕自身、“ぬれ場”的なラブシーンはまだ撮影していないのですが、監督から『体を鍛えておいてほしい』と言われています。

そのときが来ても全く抵抗はないですよ（笑）」

そう話すのは、4月13日スタートの新ドラマ『あなたがしてくれなくても』（フジテレビ系・ 22時～）で大人の恋愛ドラマに挑戦する岩田剛典（34）。

夫婦のセックスレスをテーマにした今作は、西谷弘監督をはじめ、『昼顔～平日午後3時の恋人たち～』の制作陣が9年ぶりに集結した意欲作だ。

「西谷さんの演出は心理描写が細かくて、微妙なさじ加減がとても難しい。何が正解かわからなくて自信を失っていく日々ですが、『いい芝居をしたね』って言われるとやっぱりうれしいんですよ。だから、自分は役者の仕事をやっているのかなあって」

夫婦の“あるある”がリアルに描かれ、「女性はかなり共感すると思います」と岩田。夫婦のコミュニケーションについて学ぶこともあった。

「僕が演じる建設会社の社員・新名誠は愛妻家で、妻にめちゃくちゃ気を使っているのに無視されっぱなし。寂しくて、いつも切ない顔をしているんです（笑）。僕はそこまで気を使えないけれど、夫婦の間でも踏み込んじゃいけない一線はあると思います。空気を読んで少し引いてみるとか、相手との距離感はそのつど変えていくことが大事なんでしょうね」

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