デビュー5周年を迎える前日の5月22日に、平野、岸、神宮寺の脱退が発表されているKing&Prince。これまで多忙な合間を縫って幾度となく女性自身の取材に応じてくれた彼らが“奇跡の5年間”を振り返り、いまだからこそ話せる“本音”を赤裸々に明かしてくれた。

現在、初のベストアルバム『Mr.5』が発売中のKing&Prince。取材現場に現れ、和やかな雰囲気のまま突入した座談会。まずは、デビューしてからの約5年間で、とくに印象に残っている瞬間を聞いた。

髙橋海人(24):最近だと、『紅白』のときのパフォーマンスかな。みんな熱量が高くて、すごくいいものを見せられたと思う。

平野紫耀(26):あとやっぱり、今までのコンサートは全部、印象に残ってるよね。

神宮寺勇太(25):ファンの方と直接会える、唯一の機会だからね。

岸優太(27):俺がすごく覚えてるのは、デビューコンサートの幕が開いた瞬間だね。

神宮寺:たしかに、あのペンライトの景色は色濃く残ってる。

岸:ファンの方の歓声を聞いたとき、「俺がずっと求めてたものはこれだ!」って、本当に気持ちよかったんだよね。

永瀬廉(24):俺は、ドームコンサートも忘れられない。デビューしたからには、いつか絶対やりたいと思ってたし。

あんなにたくさんの方たちが集まってくれて、めちゃくちゃ感動的やった。

平野:振り返ると、一生覚えておきたい瞬間ばっかりだな。

「忘れられない思い出にあふれていた」と口をそろえて語る、彼らの5年間。

デビュー後すぐに、スターダムへと駆け上がった彼らには、プライベートな時間は、ほとんどなかっただろう。もしも今後、メンバーみんなで遊べる機会があるとしたら、どんなことをして過ごしたい?

髙橋:テーマパークに行きたい!

永瀬:そういえば、みんなで行ったことないな。

平野:行きたいけど、人混みが苦手だから貸し切りにさせて(笑)。

神宮寺:目立ちすぎて、迷惑がかかっても申し訳ないしね(笑)。

髙橋:そういえば、俺たち芸能人だった!

岸:テーマパークは夕方からにして、午前中は海に行こうよ。

永瀬:いいね! 誰が運転する?

神宮寺:岸くん!

平野:それ、目的地にたどり着けなさそう……。

岸:いや、大丈夫だから! 運転得意だし!

と、ここで「正直、オフの日は遊びだけじゃなくて、休息する時間も欲しい……(笑)」と平野。

岸:じゃあ、スパにも行こう!

髙橋:デビューしたころは、一日中全力で遊べたのにね……。

岸:しょうがないよ。

俺なんてもうアラサーだから!

永瀬:俺たちも、大人になったってことやな。

とはいえ、デビュー当時から変わらない、彼ら“らしさ”もある。

平野:やっぱり、King & Princeといえば、おバカなところが“らしさ”でしょ。

永瀬:みんな“ほどよく”アホやな(笑)。

岸:いい意味で鈍感っていうか、ありのままな感じが俺は好き。

平野:みんなでいると楽しくて、つい盛り上がりすぎちゃうのがネックだけど。

髙橋:何事も全力で楽しんでるからね。でもさ、決めるべきところでは、ちゃんと決めてると思う!

神宮寺:たしかに。新しいことにも果敢に挑戦してきたし、ふだんはおバカだけど、やるときはやるのが俺たち“らしさ”かもね。

■プレゼントをなくす永瀬に総ツッコミ!

そんな彼らをずっと追いかけ続けてきた本誌。

約2年前の座談会では、「いまだから言える話」で盛り上がったが、今回も同じテーマで話し合ってほしいと提案してみたところーー。

平野:あれ? 2年前は、どんな話したんだっけ?

髙橋:Jr.のころ、廉がいつも白い服着てた話とか?

神宮寺:ついこの間も、その話で盛り上がったよね!

永瀬:ちなみに今は、違う色の服も着てるからね!

岸:あと、紫耀がよくコンタクトを捜してる話。

永瀬:ドームコンサートのときも楽屋で騒いでなかった?

神宮寺:そう! 間違えて仕事で使ったカラコンを持ってきちゃったんだよね。

平野:あれはマジで焦った! いきなり青い目で出ていくわけにもいかないし……。

髙橋:言っとくけど、周りの俺たちも「ヤバい!」ってなってたからね(笑)。

岸:結局どうしたんだっけ?

平野:バッグの奥のほうに、“奇跡的”に入ってたんだよ! 非常用に忍ばせといたものを、すっかり忘れてて。

神宮寺:2年前も言ったと思うけど、紫耀がコンタクト見つけたときの“奇跡的”って言葉、もう聞き飽きた(笑)。

平野:ごめんって(笑)。

当時の座談会では、永瀬が岸からもらったプレゼントをなくしたという“疑惑”も。

平野:ブレスレットね!

永瀬:なくしてない! 俺がどこにあるかを把握してないだけ(笑)。

岸:それをなくしたっていうんだよ!

神宮寺:帰ったら捜すって言ってなかった?

永瀬:……うん。

岸:それは絶対捜してない顔だ!

髙橋:まあ、有言実行って難しいから(笑)。

平野:最近も、岸くんからもらったポーチなくしてなかった?

永瀬:なくしてないんだって! どこかにはある!

岸:これはあとで話し合わないといけないな(笑)。

神宮寺:結局、2年前と同じような話しかしてないじゃん!

髙橋:一瞬、大人になったかと思ったけど、やっぱり俺たち、そんなに変わってないんだね(笑)。

King&Prince“らしさ”と彼らの絆は、きっといつまで経っても変わることはないだろうーー。

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