1月26日、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏(51)が自身のYouTubeチャンネルを更新。京都アニメーション放火殺人事件について語った。

36人が犠牲になり、32人が重軽傷を負った同事件。1月25日には、青葉真司被告に死刑判決が言い渡された。

「責任能力、刑事責任能力の有無、心身耗弱状態にあったかどうかみたいなところが争われたわけですけれども、まあ当然のように死刑になってしまいました」と切り出した堀江氏。「まあ、日本の極刑は死刑なので、あの、1番重い刑は死刑なので、こうなるのは法治国家として当然のことだと思います」と判決については妥当だとの認識を示した。

一方で、今回の事件について思うところがあるという。青葉被告は犯行によって、全身の9割超にやけどを負っていた。当初の死亡率は95%超だったというが、医師の治療によって話せるまでに回復した。しかし、犯行の重大さや、治療への労力の大きさから一部で、“どうせ死刑になるのだから治療をする必要はなかったのでは?”と疑問を呈す意見も多かった。

このような意見について堀江氏は「放火で9割以上やけどを負って死にそうになってたみたいですけれども、“どうせ死刑になるんだからそれを治療したのは意味がねえんじゃねえか“みたいなこと言ってる馬鹿がいますけれども」と苦言。

日本は法治国家だとして、「死刑判決が出て、執行されるまではですね、未決なので、最低限の人権、基本的人権というのはありますので、当然、治療を受ける権利があると。これが法治国家というものなので、それを無視した暴論を吐くのはいかがなものかと」と述べた。

また、死刑は執行されることが刑のため死刑囚は未決囚と同じように拘置所に収容されるとも説明。

実際に、堀江氏が収容されていた東京拘置所にも死刑囚がいたといい、未決囚の人たちはテレビが見れないなか、死刑が確定している人たちはテレビが見れたのだと振り返っていた。

堀江氏のこの指摘に対しては、コメント欄で共感の声が相次いでいる。

《死なずに審理を受けたことで動機を初め犯人が何を考えてたのかが明らかになったということはものすごく価値があったと思うけどね。むしろ「何でこんなやつを弁護するんだ」という裁判の意味をミリしらのヤツも多かったなと思う》
《死刑制度や刑罰については、ホントにご指摘のとおりですね》
《某氏の医療処置に関するコメントは本当に呆れました。死なせず生きて法の判断を受けさせようと必死に対応した医療関係者の努力を馬鹿にしてる》
《これから専門家が犯人を研究してほしい。そして少しでも、この狂気な犯罪が少なくなるキッカケを作ってほしい。。。。》

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