《“前例”ができた》女性トラブルの中居正広、日テレ『ザ！世界仰天ニュース』降板で次に“クビになる番組”

女性トラブル騒動に揺れるタレント・中居正広（52）をめぐり、日本テレビは『ザ！世界仰天ニュース』から中居が降板することを発表。事態が重大な局面を迎え、テレビ局関係者からは“次に降板させられる番組”の名前も挙がっている。日本テレビは番組公式サイトを更新し、《中居正広さんサイドと対話を続けてまいりましたが、様々なニュースを扱う番組の司会という役割などを鑑み、総合的に判断して、「ザ！世界仰天ニュース」を降板していただくことにいたしました》と掲載。同番組では7日の放送で中居の登場シーンを全カットしており、収録済みの21日放送分についても同様に対処して放送するという。7日の全カット放送時に日本テレビが発表したコメントには、《中居正広さんとの対話の中で、私たちの判断をお伝えしたところ、中居さんご本人からも同様の申し出を受けております》という文言がみられた。女性トラブルが大きく報じられたころから中居とコミュニケーションを取ってきたと思われるが、ついにテレビ局が“降板”という大鉈を振るったかたちだ。中居の出演番組は現状、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』、『THE MC3』（ともにTBS系）、『中居正広の土曜日な会』（テレビ朝日系）、『だれかtoなかい』（フジテレビ系）が放送休止となっている。『だれかtoなかい』についてはもともと番組改編期となる3月に終了予定だったが、その他の番組が今後どのような対応を取るのかは不明。一方、業界内では日本テレビの下した判断がポイントになると見る向きも……。「各テレビ局では、これまで中居さんをクビにする理由がなかなか見つかりませんでした。ですが、日テレが降板理由として《様々なニュースを扱う番組の司会という役割などを鑑み》と挙げたおかげで、テレビ朝日は切りやすくなったのではないでしょうか。『中居正広の土曜日な会』は情報番組であり、当然話題のニュースも取り上げることがあるので、次は同番組からの降板が発表される可能性が高いと思います」（テレビ局関係者）中居は『ザ！世界仰天ニュース』のMCを23年務めていただけに、番組降板のインパクトは限りなく大きい。ネット上でもさまざまな反響が巻き起こっており、《仰天ニュースだけじゃ絶対終わらないでしょ》《番組降板のドミノ倒しが一気に起きそう》《日テレが先陣を切ったか。他の局も後に続くだろうね》といった声も数多く寄せられている。今回の女性トラブル騒動では、フジテレビの動向も注視されている。一部でフジ幹部が中居と女性を2人きりにしたと報じられており、14日には株主の米投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」が調査を求める書簡をフジ・メディア・ホールディングスに通知。《私たちは激怒しています》と強い言葉を使い、第三者機関の設置などを要求した。フジテレビは幹部のトラブル関与を否定しているものの、当初からネット上には《第三者機関を入れてしっかり調査すべき》という声が多かった。大株主から“激怒の書簡”が届いたことが影響しているかは定かでないが、フジテレビは15日、昨年から外部の弁護士を入れて事実確認の調査を始めていることを明らかにした。『ザ！世界仰天ニュース』からの降板が決まり、中居に対する風当たりは激しさを増すばかり。女性トラブルの真相解明とともに、今後中居の出演番組が降板となるか打ち切りとなるかも注目されるのではないだろうか。