「さようなら…」中居正広　引退声明末尾の「三点リーダー」使いに「なんで」と疑問続出

《私、中居正広は本日をもって芸能活動を引退いたします。なお、会社であります【株のんびりなかい】につきましては、残りの様々な手続き、業務が終わり次第、廃業することと致します》1月23日、自身の有料ファンクラブサイトで、こう書き出した声明を発表したのは元SMAPの中居正広（52）。先月に報じられて以来、取り沙汰され続けてきた女性トラブル騒動の流れを受け、芸能界引退を決断した。12月19日発売の「女性セブン」で、’23年6月の会食後に女性との深刻なトラブルが発生し、多額の解決金を支払ったと報じられた中居。その後も続報が相次ぎ、1月9日には公式サイトで謝罪文を発表。トラブルがあったことは認め、謝罪しつつも《なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました》としていた。しかし、それから2週間。一転して、芸能界引退という幕切れとなったのだ。中居は、冒頭に続けて《ご報告にあたりましては、私がこれまでに携わらせて頂きましたテレビ各局、ラジオ、スポンサーの皆さまとの、打ち切り・降板・中止・契約解除等に関する会談がすべて終了し、本日となった次第でございます》と、経緯を説明。また、トラブルの発端となった会食に自社の幹部社員が関わっていたと一部週刊誌に報じられたことを皮切りに、フジテレビにもかつてない火種が。同社は先月27日に公式サイトで関与を全否定し、中居も9日の謝罪文で“当事者以外の関与はなかった”としているものの、「週刊文春」は8日、15日、22日発売号と3週連続で同社の関与について続報を打ち、17日にはフジテレビの港浩一社長が緊急で会見を行うことになった。しかし、かなりクローズドな形式で、「回答を控える」という答えが相次いだこともあって、かえって批判を高める結果に。そして、会見翌日から、フジテレビでのCM放送を見合わせるスポンサーが続出。現時点で75社が差し止めるという異常事態となっている。こうした状況を受けてか、中居は今回の声明で、《これで、あらゆる責任を果たしたとは全く思っておりません。今後も、様々な問題に対して真摯に向き合い、誠意をもって対応して参ります。全責任は私個人にあります。これだけたくさんの方々にご迷惑をおかけし、損失を被らせてしまったことに申し訳ない思いでなりません。そして、改めて、相手さまに対しても心より謝罪申し上げます。関係者各位の皆さま、ご迷惑をおかけしました。重ねて、お詫び申し上げます。大変、大変申し訳ございませんでした》と、当事者女性ならびに関係者に何度も謝罪の弁を綴っていた。そして、最後にこう締め括った。《ヅラ（編集部注：中居のファンクラブ会員のこと）の皆さん 一度でも、会いたかった 会えなかった 会わなきゃだめだった こんなお別れで、本当に、本当に、ごめんなさい。さようなら…。》会見で直接の説明をすることはなかったものの、自分の言葉で謝罪し、引退を発表した中居。ただ、“最後の一言”にX上ではこんな声があがっている。《なんで三点リーダーだったのか。そこになんらかの意思があるのか》《報告に三点リーダー使うな》《その三点リーダーは何だよ…と脱力してしまった》引退を発表する声明文の最後の最後に「三点リーダー」を使用したことに、疑問が寄せられているのだ。「メールやラインといった文書でのやり取りの末尾に、“三点リーダー”を使用することは、一部から『三点リーダー症候群』と呼ばれており、ネット上でたびたび議論になっています。というのも、お願いや謝罪をする側が、語尾を…とはっきり言わず、曖昧な形で締めくくることで、相手側に責任を委ねようとしていると捉えられる人が少なくないようです。そのため、今回の中居さんの文章も、騒動を謝罪し、引退を報告するという性質でありながら、最後に『さようなら…』としたことで、変なニュアンスがついてしまい、違和感を覚えた人が多くいるのではないでしょうか」（書籍編集者）ただ、中居の三点リーダー使いについては、そうした症候群と違う意図があるのではないかと、ある女性誌記者は指摘する。「実は中居さんは、こうしたコメントのなかで、三点リーダーをよく使うことで知られています。‘16年8月にSMAPが解散することを発表した文書の中でも、《このような結果に至ったことをお許しください。申し訳…ありませんでした…》と綴っており、いわば“クセ”的な側面があるのではないでしょうか。ファンにとっては、“中居くんらしい”となる部分ですが、今回はトラブルのこともあって、疑問を唱える人が多かったのかもしれませんね」どのような意図で中居がこう締め括ったのかは知るよしもないが、中居の「三点リーダー」を目にする日はもうこないのかもしれない。