《“かわいそう”の声も》中居正広とBBQ報道の鶴瓶はスシローHPから削除、ヒロミは12分釈明…波及する“とばっちり”に広がる同情

昨年12月、’23年6月に起きた女性トラブルで多額の示談金を支払っていたことが報じられた中居正広（52）。1月23日に電撃引退を発表して1週間が経つが、芸能界の“親友”に騒動の余波が飛び火している。きっかけは、1月25日に配信された『週刊文春 電子版』の報道だ。中居と女性の間でトラブルが起こる直前の’23年5月に、中居の自宅でBBQパーティーが開かれたことが報じられた。そこにはフジテレビ幹部社員や女性アナウンサーのほか、ヒロミ（59）と笑福亭鶴瓶（73）らが参加し、当事者女性はフジテレビ幹部社員から“仕事につながる”という理由で誘われたという。著名人かつ中居とも親交が深いだけに、疑惑の目を向けられてしまうこととなってしまったヒロミと鶴瓶。1月28日放送の『DayDay.』（日本テレビ系）に出演したヒロミは、鶴瓶とBBQパーティーに参加したことを認めた上で、当時の状況をこう説明していた。「BBQやりに行きました。普通のBBQです。申し訳ないけど。そこにはテレビ局のスタッフ、フジテレビのスタッフ、社員さん、他局のテレビ局のスタッフさんがいて。BBQの支度をしたりなんなり。僕は本当に火おこしをしたりとか」「僕寒いの苦手、本当に寒い、暗くなったので、部屋でみんなでBBQを続けようってなって。僕は帰ったんです。帰って、鶴瓶さんも帰りました」生放送のなかで、約12分にも及んだヒロミの釈明。前日27日には異例の長丁場となったフジテレビの“やり直し会見”が行われたこともあり、「自分が急になぜこの場に入っていくっていう、何か恐怖みたいな、怖さを感じた。何て言っていいのか。僕が説明したことが伝わるのか、それとも信じてもらえるのか」と不安を吐露。番組の生出演にあたって“本当に一睡もできなかった”とも明かしており、表情には疲労感がにじみ出ていた。■BBQ報道で鶴瓶は仕事にダメージ…「巻き込まれかわいそう」と広がる同情論そんななか同じタイミングで、報道の影響が思わぬ形で仕事に波及してしまったのは鶴瓶だ。’23年7月から広告起用されていた大手回転寿司チェーン「スシロー」の公式サイトから、鶴瓶の写真が“消滅”する事態が起きていたのだ。以前まで公式アプリを紹介するバナー部分に鶴瓶の写真が使われていたようだが、29日18時時点では別の写真に差し替わっていた。この件に関してスシローを運営する株式会社 FOOD ＆ LIFE COMPANIESの広報は、本誌取材に《お客さまから様々な声をいただいている現状を踏まえ、総合的に判断し順次対応しております》と説明。また、BBQパーティ報道による影響の有無についても、《今回の対応については、あくまでお客さまから様々なお声をいただいている現状を踏まえた対応です》と回答するに留まった。一連の報道との関連性は明言しなかったものの、スシローの対応はタレントを広告起用する企業としてのリスク回避をうかがわせるものだった。しかしながらBBQパーティー報道で名前が挙げられたヒロミと鶴瓶には、SNSやネットで《鶴瓶さんとヒロミさんは巻き込まれかわいそう》《中居くんの問題、ヒロミさんや鶴瓶さんまでに飛び火が？？ とばっちりすぎる……》と同情論も広がっている。芸能関係者は言う。「現時点で明らかになっている情報では、ヒロミさんも鶴瓶さんも“中居さん主催のBBQパーティーに同席しただけ”と認識できるでしょう。『週刊文春』の報道によればトラブルの当事者女性も居合わせていたようですが、’23年6月に起きたトラブルとの関連性があるとは断定できない状況です。ヒロミさんは『DayDay.』の中で“寒くなってきたから鶴瓶さんと中座した”と説明していますし、中居さんとBBQをしたのは『この1度だけ』とも明言。いっぽうの鶴瓶さんも’23年9月放送のトーク番組で、中居さん主催のBBQパーティーにヒロミさんと参加したエピソードを披露したことがありました。パーティーの途中でヒロミさんから帰宅を促されたことを明かしており、ヒロミさんの説明と一致しています。鶴瓶さんが話していたのは、今回報じられたBBQパーティーのことでほぼ間違いないでしょう。一連の報道をめぐって『週刊文春』は28日に、昨年12月26日発売号で中居さんとの間でトラブルが起きた当事者女性がフジ幹部社員・A氏に誘われたという記載を訂正しています。ただ、BBQパーティーに関しては“A氏が当事者女性を連れて行った”などと主張し、A氏のトラブル関与を強調しています。トラブルに関しては第三者委員会の調査結果が待たれますが、タレントたちも中居さんやフジ局員との会食に居合わせただけで疑惑の目を向けられてしまうのは不本意でしょう」9日に発表した謝罪コメントのなかで、《当事者以外の者の関与といった事実はございません》と強調していた中居。引退した今、突如として“親友”たちに火の粉が降りかかってしまった事態を、どう見ているだろうか――。