「改めて、今回被害に遭われた方々、ご迷惑をかけてしまった方々、不快な思いにしてしまった方々、全ての方に謝罪をさせてください。大変申し訳ありませんでした」
3月4日に更新したYouTubeチャンネルで、こう謝罪したのは人気YouTuber「中町兄妹」の兄・中町JP(27)。
2月2日に公開した動画のなかで、埼玉県八潮市で1月末に発生した道路陥没事故に言及した中町兄妹。日頃から事故に遭わないように気を付けていると明かしていた綾だが、「秒で死んだらおもろいよね」と自虐。JPも「めっちゃ穴落ちて死んだんだけど」などと、笑いながら会話を弾ませていた。
直後にこのシーンを切り抜いた動画がSNSで拡散し、陥没事故で落下したトラック運転手の捜索が難航していることから、“事故を揶揄している”と批判が殺到することに。ふたりは同月9日にYouTubeチャンネルを更新し、不適切発言を謝罪。しかし批判の声は止むことなく、モデルとして活動する綾の仕事にも影響が出ていた。
今回アップした動画は2度目の謝罪となり、JPは「今回の件は、自分たちのモラルのなさが原因です。本当に全ての責任は自分たちにあり、とても反省してます」とコメント。綾も「ニュースの見出しだけで軽率な発言をしてしまって、何も知らずに動画で話してしまったことが本当に良くなかったと思っています」とし、「ただ、被害者の方を笑ったわけではありません。そこだけはお伝えさせてください」と釈明した。
またJPは「この動画を止めることができなかったのは、僕たちのチームの未熟さです」とし、「今後はチームの対策として外部から人間を入れ、動画チェックをすることに決めました」と改善策についても提示。
世間の大きな批判を受け、改めて不適切発言を真摯に謝罪した中町兄妹。コメント欄ではふたりの思いを受け止めるファンが多く、《まってたよ これからまたがんばっていこう!!》と温かいエールが目立っていた。また、一度目の謝罪動画とは違った“変化”を感じた視聴者もいたようで、こんな声も。
《服装、ピアス、喋り方、注意されてたところ全部直してるのいいね》
《身だしなみとか言葉遣いが前より改善しているのが良かったです。せっかくここまで来れたんですから、これからは中町兄妹の事を好きな人が胸を張って「好きなんだよね」と言えるような行動を心がけて欲しいです》
《発言内容、話し方、服装、姿勢など前の動画で様々な指摘されていたところが直されていて、中町兄妹さんを見直しました。私は応援します。これからも頑張ってください》
こうした声があがるのは、前回の謝罪動画が不評だったことが起因するという。
「前回動画でもふたりは不適切発言を謝罪しましたが、動画はわずか1分あまりと短く、『スパチャ』と言われる“投げ銭機能”が付けられていました。さらに綾さんの硬い表情や淡々とした話し方に“反省してなさそう”といった指摘が。また謝罪の場でありながら、JPさんがピアスをつけていたことに“非常識”と感じた人もいたようです。
ふたりは今回アップした動画で、“DMやいただいた指摘には全て目を通しています”と語っていました。
ただ、コメント欄には家族への殺害予告や誹謗中傷もあったといい、今後コメントの書き込みは承認制にする意向を示していました。その分、寄せられた意見には真摯に向き合っていくということです」(WEBメディア記者)
不適切発言によって大きな代償を背負ってしまったが、応援してくれるファンがいるのも事実。YouTube活動に注力することで、今度こそイメージ挽回できるだろうか。