女優・二階堂ふみ(30)の才能は、演技だけにとどまらない。二階堂といえば写真家としても活動しており、ムック型写真集『月刊』シリーズではコムアイ(32)を撮影し、大きな話題を呼ぶなど、その才能は高く評価されている。

そんな二階堂が撮影し、今年2月に発売された女優でグラビアアイドルの大原優乃(25)の写真集は発売後即重版が決定。改めてカメラマン・二階堂ふみの腕が確かであることが世間に証明された。ネット上では、《撮影者の二階堂さんの感性が素晴らしい》《二階堂ふみだからこそ撮れた写真》などと絶賛する声が相次いでいる。

この写真集の最大のウリは、大原がこれまでに見せたことのない大胆なショットだという。

「今回の写真集には、胸のラインがかなり出るタイトなニットトップスや、透け感のある濡れたTシャツなど、大胆な衣装が登場します。これは現場で二階堂さんと大原さんが仲良くなって盛り上がり、その結果撮れたものだそうです。二階堂さんは素の大原さんを引き出すため、何度も打ち合わせをして食事にも行くなど、かなり親交を深めたようですね。二階堂さんの熱心な姿勢があったからこそ生まれたセクシーショットではないでしょうか」(スポーツ紙記者)

二階堂の写真は、この大原の写真集のようにモデルの大胆な部分に迫るカットが多い。彼女はWEBメディアのインタビューで、モデルの大胆な部分に迫るカットに男性的な視点を感じると指摘され、こう答えている。

《それは嬉しいお言葉です。女性を撮っているときは自分の中の男性的な部分が刺激されることがあって。(中略)女性を撮るときは、悪い意味ではなく欲情するような気持ちになる、というのが近いかな?それがすごく面白いんです。

自分の内面にあるものが出て、そのフィルターで被写体を見て、要求してしまったり。だから“男”を感じていただくようなショットが多いのかもしれません》(『ウォーカープラス』2019年12月2日配信)

2024年に眞栄田郷敦(25)の写真集を撮影した際には、《写真を撮っている時は、自分の性別を限定しなくていい》(『FRaUweb』 2024年5月22日配信。以下同)と語り、《そして写真を撮ることで、男性としての自分も女性としての自分も肯定されたような気持ちになれる》と明かしていた。

多面的な感性を持っている二階堂だからこそ、同性として見るモデルの魅力、異性として見るモデルの魅力の両方を引き出せるようだ。また、モデルとのコミュニケーションは特に大事にしているようで、《撮る側と被写体との間に信頼関係がないと撮れないな、というのは強く感じています》とも話している。

実際、二階堂の撮影でヌードを披露したコムアイは、写真集発売記念会見で「ふみちゃんじゃなければ、脱いでいない。ふみちゃんの前で隠すのは格好悪いから、さらけ出してしまいました」と語り、二階堂への信頼を示していた。

写真家として着々とキャリアを積んでいる二階堂。次は誰の大胆な一面を引き出すのだろうか。

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