「現在放送中の『あんぱん』では、松嶋さんが再婚するためにわが子を置いて、家を出ていく母親という難しい役どころを好演しています。鮮やかな着物を着こなす松嶋さんは『あんぱん』の作中でも“美人”と言われていました」(芸能関係者)
アンパンマンの生みの親である漫画家・やなせたかしさんとその妻をモデルに制作されているNHK連続テレビ小説『あんぱん』。
本誌は昨年10月に関東近郊の廃駅で行われた『あんぱん』のロケに臨む彼女を目撃していた。水色の生地に赤と青の模様が入った着物を着こなしていた。
撮影の合間、ほかの出演者らが控室に戻るなか、松嶋は現場にとどまり、スタッフと談笑。ゴルフについて話し込んでいたのか、着物を着ながらスイング動作を披露する一幕まで見られた。
着物を着ていながら余裕な様子であった松嶋。これには秘密があるようだ。前出の芸能関係者が明かす。
「’23年の大河ドラマ『どうする家康』の撮影中、松嶋さんは着物が原因で首と背中が痛くなってしまったことがあったそうです。それ以来、ジムで背中を鍛えているといいます。その成果でしょう」
■週2回行っているハードなトレーニング
パーソナルトレーナーの指導のもとでトレーニングしている松嶋。その内容は本格的だ。
「背筋などを使ってバーベルをゆっくり膝上まで持ち上げ、ゆっくり下ろすデッドリフトという種目を主に実施していると聞いています。ハードに鍛えているみたいで、105kgのバーベルを使って3回上下させることを週2回行っているそうです。
少しけだるく、ジムに行くのに気が進まないときは、夫の反町隆史さん(51)が『行けば気持ちいいよ。送ってあげようか?』と声をかけるといいます。
夫の協力もあってトレーニングを継続することができ、朝ドラでは着物でも問題なく撮影できたのでしょう」(前出・芸能関係者)
松嶋は“特訓”の効果をインタビューでこう語っていた。
《首下の筋肉を鍛えると首が上に引っ張られて下がらなくなり、着物を長時間纏っても姿勢がキープでき、かつラクに着こなせるようになりました。着物姿も褒められるようになりましたね。元々ストレートネックで首が痛くなりやすいのですが、首周りに安心感が持てるようになりました》(『美ST』’24年3月号)
ハードなトレーニングを経て、“筋肉ムキムキ着物姿”を手に入れていた松嶋。ほかの女優も研鑽を重ねているようだ。テレビ局関係者が明かす。
「以前、女優の釈由美子さん(46)がお尻を鍛えて、形を奇麗にするヒップスラストというトレーニングをする姿をインスタグラムにあげていました。バーベルの両サイドに重りを25kgずつつけていて、バーベルの重さも考えると、総重量は70kgです。
女優の桜井日奈子さん(28)も同じトレーニングをしていて、3月にテレビ出演した際には『お尻で100kg持ち上げられる』と話していました」
トレーニングが必要なのは大御所も変わらない。’24年8月に配信された「MAQUIA ONLINE」のインタビューで吉永小百合(80)が、背すじが伸びたよい姿勢の秘訣を語っていた。
《自宅では毎日スクワット60回、腹筋100回、ストレッチをするのが基本。一度にするのは大変なので、3回くらいにわけて》
人気女優たちも当然のように鍛えているようだ。
「中村アンさん(37)は過去に、25kgの重量のバーベルでスクワットをしている画像をインスタグラムに公開していました。
綾瀬はるかさん(40)も30kgの重さでベンチプレスを行っていました」(前出・テレビ局関係者)
105kgでトレーニングしている松嶋を超える女優も。
「榮倉奈々さん(37)が松嶋さんと同じデッドリフトを130kgのバーベルで行っているそうです。もともとはアクションシーンのためのトレーニングでしたが、いまでは生活の一部になっているといいます」(前出・テレビ局関係者)
榮倉に次ぐ女優マッスル番付2位に輝く松嶋。奇麗な着物姿はアンパンマンも驚くであろう立派な背筋に支えられていたーー。